メールレディやってみた。仕事内容や給料、メリットデメリットを解説！

安心・安全に稼ぎやすい在宅ワークとして人気なのがメールレディ。スマホさえあればどこでも始められるため、ライトな副業として始める女性が増えています。

そんなメールレディですが、本当に安全なのか、そして本当にメールをするだけでお金が振り込まれるのか心配ですよね。サイトを見るとアダルトな雰囲気が漂っていますし、不安に感じることかと思います。

というわけでこんにちは。メールレディを10年ほど続けているライターめるるです。

今回は長くメールレディの仕事を続けている筆者が、お仕事内容やリアルな収入について解説していきます。これから「メールレディやってみたいなあ」と思っている方は、参考にしていただけると嬉しいです。

メールレディとは

「メールレディ」とは、男性会員とメールでやりとりをする対価として報酬が得られる仕事です。「メールガール」という名称で募集されていることや、略して「メルレ」と呼ばれていることもあります。

サイトやアプリによっても異なりますが、一般的にメールレディは以下のようなアクションを取ることで報酬を得られます。

• メール送受信
• メールに画像・動画を添付
• 掲示板投稿・閲覧
• 音声通話
• ビデオ通話

メールレディの基本業務は「メール送受信」です。

メール受信やメール送信にそれぞれ報酬単価が設定されているため、男性会員とのメールのやり取りをひたすらくり返します。メッセージのみでも問題ありませんが、画像や動画を添付した場合は報酬単価が高くなります。

サイトによっては掲示板投稿や音声通話などの機能があり、上手に活用すれば高収入が狙えるお仕事です。

メールレディの仕事内容

メールレディの仕事内容は、根本的にはサイト上で男性会員とメールを送り合うだけです。

なぜメールレディとしてメールをするだけで稼げるのかというと、男性側が1通ごとにポイントを消費してメールを送るシステムになっているからです。

仮に男性側が1通50円でメールを送れる設定のサービスなら、そのうち30円ほどが女性の取り分になるような仕組みです。

また男性に動画や画像を送ると、それを見るために男性側の課金が必要になるサービスもあります。あるいは男性側が女性に画像や動画を送ることもあり、その際は通常のメールよりも沢山のポイント消費が必要になって、それもまた女性の取り分になります。

報酬目安	受信	送信
通常メール	約20〜40円	0円
動画	約40～60円	約20～60円×閲覧数
画像	約60～80円	約10～20円×閲覧数

つまりは男性が思わずメールを送りたくなるようなプロフィール、プロフィール写真、ブログ記事、写メ投稿などを用意してアピールしていくのが、大きく稼ぐコツです。

かならずしも顔出しをする必要はありませんが、やはり顔出しをしたり、露出の高い写メをアップしていたりする方が人気は高まりますので、その点で少しアダルトな要素が入ってくることはあります。

メールレディの収入目安

現在、筆者は副業でメールレディをしています。

1日2時間ほどログインしているのですが、直近のメールレディによる収入は以下の通りです。

月	月収
2023年1月	51,000円
2023年2月	39,000円
2023年3月	46,000円
2023年4月	47,000円

収入は月によって多少前後しますが、ここ4ヶ月間の平均収入は45,750円でした。筆者は1日2時間程度ログインする習慣になっているため、平均時給は約762.5円です。

……こうやって数値にすると、正直なところ「少なすぎる」と感じる方が多いかもしれません。

なお令和4年度の東京都の地域別最低賃金が1,072円なため、確かに最低賃金を大きく割っています。

• 参考：地域別最低賃金の全国一覧 ｜厚生労働省

しかし2時間ログインするといっても、2時間ずっとメールの送受信や掲示板投稿をしているわけではありません。受信メールがないときはネットサーフィンやテレビを観ているため、実質の時給はもう少し高くなるかと思います。

稼働時間を増やし、メールに画像・動画を添付したり音声通話をしたりすれば、月収10万円以上も十分に可能と思います。

メールレディの時給目安

私のメールレディによる平均時給は約762.5円ですが、一般的な時給目安についても計算してみました。

メール単価を約20～40円として計算すると、メールレディの時給は約500～800円ほどになるのが一般的です。

もちろん常にメールが来るわけでもありませんから、あくまで目安程度です。多くの男性からメールが届く人気のメルレになるほど稼ぎは良くなってきます。

メールレディの月収目安

時給500～800円をもとに計算すると、メールレディの月収は約2～5万円ほどです。私も5万円前後ですので、ちょうど平均くらい稼いでいることがわかりました。

副業として稼働するなら、毎日夜に2時間ほどログインしたとして、週に14時間くらい。1ヶ月コンスタントに稼働して60時間ほどです。

週末に稼働すればもっと稼げますし、人気が出れば出るほど稼げるようになってきます。

メールレディをやってみて感じたメリット

私がなぜメールレディを10年も続けられているのかというと、下記のようなメリットを感じているからです。

• すきま時間で仕事ができる
• メイクやヘアセットをする必要がない
• 身バレの心配がほぼない
• 危険性を感じない

筆者はメールレディと似た仕事である「チャットレディ」をしていたこともありますので、そのチャットレディの仕事と比較しながら解説していきます。

すきま時間で仕事ができる

メールレディをやってみて最大の魅力に感じているのは、すきま時間を活用して仕事ができる点です。

これがチャットレディの場合、ずっとカメラを繋ぎっぱなしにする関係上、ある程度まとまった時間がないと仕事ができません。しかしメールレディであれば「通勤・通学時」「ランチタイム」「夜寝る前」などのすきま時間を有効活用できます。

また、「テレビを観ながら」「音楽を聴きながら」などの”ながら作業”も可能ですので、在宅副業としてかなりおすすめです。

メイクやヘアセットをする必要がない

メールレディは顔出しが必須ではないため、メイクやヘアセットをする必要がありません。

チャットレディの場合、ログイン前にメイクやヘアセットをする必要があります。一生懸命メイクをしても、チャットにつながらず待機地獄だったら泣けてきます…。あとは服装にも気を遣わなくてはいけないため、正直けっこう面倒でした。

その一方、メールレディでメッセージメールのみのやり取りをするなら、すっぴん＋部屋着でも何ら問題はありません。そういった気軽さも、やってみて気に入ったポイントです。

身バレの心配がほぼない

メールレディは顔出し・声出しが必須ではないため、身バレの心配がほぼありません。顔出し・声出しなし＋メッセージメールのみであれば、自分で個人情報を話さない限り身バレするリスクはゼロです。

もちろん音声通話やビデオ通話をすれば身バレリスクは多少高まりますが、やったとしても1:1ですしマスクをしていてもアリですので、工夫すれば問題ないかと思います。

ストーカーや嫌がらせなどの危険性がない

ストーカーや嫌がらせなどの危険性がない点も、メールレディをやるメリットの1つです。

チャットレディも直接怖い思いをすることはありませんが、顔や体を大勢に見られますので、画面上で嫌なことを言われたり、ネットストーカーに遭ったりする可能性がゼロではありません。

またナイトワークは面と向かって男性を接客するため、どうしてもストーカーや嫌がらせなどのリスクが高まります。夜職の体入などを経験して「暴言を吐かれた」「恫喝された」などの怖い体験を持っている女性もいるかもしれません。

メールレディは原則として画面上でメッセージをやり取りするだけなので、男性と会う必要もなければ執着されるリスクもなく、危険性を全然感じないのも良いところです。

メールレディをやってみて感じたデメリット

メールレディの仕事は、とはいえメリットばかりでもありません。正直にデメリットに感じているところをまとめると、下記の3点です。

• チャットレディと比べると報酬単価が低い
• 罪悪感を感じる
• ペナルティを科せられるケースがある

またチャットレディの仕事と比較しながら解説していきます。

チャットレディと比べると報酬単価が低い

メールレディは、チャットレディと比べると報酬単価が低い点がデメリットに感じます。

メールレディの報酬単価は、メール1往復につき10～40円程度。一方でチャットレディの報酬は、1分あたり約60～120円程度となります。

もちろん1分間に何通返信できるかにもよりますが、最低でも1分で2～3通程度は返信しないとチャットレディ並みの収入は得られません。コンスタントにメールが来るとは限りませんし、もしメールが来たとしても休まずにメールを打ち続けるのは難しいお仕事です。

このように、メールレディは報酬面でチャットレディには勝てませんので、その点は理解しておく必要があります。

罪悪感を感じることがある

メールレディを続けていると、男性会員に対して罪悪感を感じることもあります。とくに最初の頃、慣れないうちは騙しているようで気が引けました。

メールレディをしていると、ほぼ毎日といってよいほど「会いたい」と誘われます。多くの男性会員は、女性と直接会うために課金してメールをしています。その一方で、メールレディは「仕事として」メールをしているため、申し訳ない気持ちになるかもしれません。

筆者は徐々に慣れましたが、中には本当に良い方もいて、そのような男性に当たると少し罪悪感を感じました。

ペナルティを科せられるケースがある

メールレディはサイトによって細かいルールが設けられていて、ルールに違反するとペナルティを科せられるケースがあります。

参考までに筆者が利用しているメールレディサイトは、以下のような行為を行うとペナルティ対象になります。

• 空約束
• 会えそうなことを匂わせる
• メールを無理に引き延ばす
• 禁止されている画像・動画を投稿する

悪質な場合は、支払い保留や退会処分などの重いペナルティを科せられる可能性もあります。

筆者が利用していたサイトは割と報酬額が良い反面メール内容の審査が厳しく、違反しているつもりはなくても厳重注意となることがあり、ヒヤヒヤすることがあります。

細かいルールを守るのが苦手な方にとっては、少し難しいお仕事とも言えるかもしれません。

メールレディを始める流れ

せっかくですので、メールレディの仕事を始めて報酬を得るまでの流れも解説しておきます。

1. メールレディサイト（アプリ）に登録する
2. ログインしてプロフィールを設定する
3. 男性会員を探す
4. メールのやり取りをする
5. 振込申請をする

1. メールレディサイト（アプリ）に登録する

メールレディとして活動するために、まずはメールレディサイト（アプリ）に登録します。

メールレディに登録する際は、運転免許証やマイナンバーカードなどの本人確認書類の提出が必須です。

法律によってメールレディは18歳以上でないとできない決まりとなっているため、本人確認をしないサイトには登録しないようにしましょう。

2. ログインしてプロフィールを設定する

会員登録が済んだら、サイトにログインしてプロフィールを設定します。

マッチングアプリを利用した経験がある方ならすぐに設定ができると思いますが、正直に自分のプロフィールを設定する必要はありません。

稼働するキャラクターになりきってプロフィールを設定しましょう。

3. 男性会員を探す

プロフィールを設定したら、プロフィール検索や掲示板で男性会員を探します。

メールを自動受信できるサイトもありますが、通常はメールレディ側からアタックメール（営業メール）を送ります。

ログイン順にアタックメールを送信すると効率的です。

4. メールのやり取りをする

男性から返信がきたら、あとはメールのやり取りをくり返していきます。

1人の男性とメールをしていても効率的に稼げないため、数名～数十名と同時進行でメールをしていきましょう。

5. 振込申請をする

報酬が一定額以上貯まったら、サイト内にある清算ボタンから振込申請をします。

最低支払金額はサイトによって異なりますが、3,000円や5,000円に設定されているケースがほとんどです。振込申請をすれば、事前に登録しておいた口座に報酬が振り込まれます。

振込申請の翌々日に振り込まれるケースが多いものの、月2回程度の振込日が決まっているサイトもあります。

メールレディおすすめサイト3選

実際にメールレディとして登録できるおすすめのサイトを3つ紹介します。

それぞれの報酬やボーナスを比較し、自分がもっとも稼ぎやすそうなサービスをみつけてください。

サイト名	報酬	最低振込額
VI-VO	メール：32円/通 動画：20円/閲覧 画像：12円/閲覧 チップ：40円/回～	3,000円
ガールズチャット	メール：35円/通 動画：20円/閲覧 画像：10円/閲覧	5,000円
ファム	メール：24円/通 動画：24円/閲覧 画像：12円/閲覧 ブログ：60円/閲覧	6,050円

VI-VO（ビーボ）

VI-VOはチップ制（投げ銭）が導入されており、太いファンを数人だけでも見つけられれば大きく稼げる可能性があるのがメリットです。

チップの金額は40～4,000円で男性が指定できるようになっているため、とにかく自分を推してくれる男性を見つけるのがポイント。

また最低の振込金額が3,000円と、ほかのサービスより低めに設定されているのも魅力の一つです。基本的にはライブチャットサービスですが、公式で「メールのみでもOK」と明言されていますので、ぜひ候補に入れてみてください。

ガールズチャット

ガールズチャットは男性ユーザー数20万人以上、メールレディ4万人以上と、全国トップクラスのライブチャットサービスです。男性ユーザーが多いだけあり、ファンの男性会員を集めやすいのがメリット。

またメール単価も1通あたり35円と、ほかのサイトより高めに設定されているのも見逃せません。電話やメールでのサポート体制が充実しているため、初心者でも困ったときにすぐ質問できる体制が整っているのも魅力です。

メルレを始めるなら、まずはガールズチャットに登録してみてはいかがでしょうか。

FAMU（ファム）

ファムは、主に30～50代の女性が求められている「人妻・熟女系」のライブチャットサービスです。

いまだにガラケーに対応していることもあり、男性の年齢層も高め。つまりまだまだ「メールのやり取り」に魅力を感じる男性会員層が多いのが特徴です。

もちろんアダルトな内容を求められることも0ではありませんが、「クラブのママ」的な立ち位置を確立すれば、人生相談や仕事の悩みなどを相談されることもあり、安全かつコンスタントに稼げる傾向にあります。

人生経験豊富な女性は、ファムでメルレを初めてみてはいかがでしょうか。

メールレディ求人を騙った詐欺には注意

メールレディは、スマホ1台で稼働できるうえに身バレの心配がなく、基本的に安全な職業といえます。

しかし中には、メールレディ募集と偽った詐欺が存在するのも事実です。たとえば「登録料としてお金を取られたが、まったく稼げなかった」「登録したらメールレディ案件とはまったく別のビジネスを薦められた」など。

とはいえ自分で大手のライブチャットサービスに登録してメールレディを始めれば、上記のようなことが起こる隙がありません。

一方でプロダクションなどに雇われてメールレディを始めようとする際には注意が必要です。とくにSNSなどで謎の個人が募集しているような案件は詐欺であることが多いため、注意してください。

メールレディについてよくある質問

アダルト・ノンアダルトは選べる？

選べます。サービス自体が区切られていますので、絶対にアダルトが無理な方でも問題ありません。

ノンアダルトの方が報酬額の設定は低くなりますが、より安全に稼ぎたい女性はノンアダルトでメルレを始めてみてください。

メールレディになるために面接はある？

メールレディの登録にあたり面接はありません。女性であること、年齢条件を満たしていること（18歳以上）さえクリアすれば登録できることがほとんどです。

メールレディで効率よく稼ぐコツは？

こまめに返信することが、メールレディとして稼ぐには必要不可欠です。また相手は男性ですから、できるだけ好みの女性とやり取りをしたいと考えています。よって顔出しはしないにせよ、体の部位がわかる写真を用意するなど、男性の欲求を掻き立てる工夫は必要です。

メールレディ、やってみたら？

筆者は長くメールレディをやっていますが、すきま時間を活用して手軽に稼げる仕事であると感じています。男性とのメールをひたすらくり返していく地味な仕事ですが、身バレやトラブルに巻き込まれるリスクがほぼなく、安心感もあります。

筆者は副業として月に4万円前後の収入を得ていますが、本腰を入れれば月収10万円、20万円……と収入を伸ばしていける可能性も感じています。

もしメルレのお仕事に興味があれば、一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか。