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MBA留学にかかる費用は?海外有名校へのMBA留学で実際にかかる費用

海外MBAの取得費用を知ろう

MBA留学にお金がかかるというのは誰もが知るところ。でもそのメリットの大きさから、MBA留学を志し成功させる人がいるのも事実です。MBA留学に興味がある場合は実際にいくらかかるのかを知ったうえで、その費用を支払うだけの価値があるのかをあらかじめしっかり見極めたい人もいるでしょう。今回は海外有名校へのMBA留学をはじめ、オンラインMBAや国内MBAで実際にかかる費用を紹介します。

会社負担それとも自分で工面する?MBA留学にかかる費用

●学費だけじゃない!MBA取得に必要な費用の内訳

MBAを取得できるビジネススクールに入学するにはGMATのスコアを提出しなければなりません。GMATは年に5回までしか受験することができないため、ビジネススクール合格までの時間を無駄にしないためにGMAT準備コースを受講する人も多く、その費用は100万円以上かかる場合があります。

またGMATのほかにも、エッセイやインタビュー対策にも費用がかかります。さらに英語圏の大学を卒業していない学生はTOEFLやIELTSなど英語の能力を証明する試験のスコアも提出しなければなりません。

無事入学した後は、学費、学生保険、授業で使うテキスト代などのほか、現地での住居費や生活費がかかります。

●会社負担や奨学金も!MBA留学する費用を工面する方法

MBA取得のために留学する場合、学費だけでなく住居費や生活費も事前に用意しなければなりません。留学期間はそれまでのように働くことができないため、資金計画は綿密に立てておく必要があります。入学を希望する数年前から貯金をしておく方法のほか、勤務先にMBA留学向けの奨学金がある場合は利用を検討してみましょう。MBA留学制度がある企業を検索できる転職サイトもあります。

また多くのビジネススクールでは奨学金制度を用意しています。各スクールのWebサイトにある「Financial aid」というカテゴリーに詳細な情報があるので確認してみましょう。

有名校へのMBA留学で実際にかかる費用と国内MBAにかかる費用の比較

●アメリカ:スタンフォード大学の場合

スタンフォード大学に留学してMBAを取得する場合、学費や保険、生活費などすべて含めた1学年分(2019年9月13日から2020年6月12日まで)のコストの概算は、独身の場合で11万5917ドル、日本円にすると約1200万円です。

スタンフォード大学のMBAは2年間のプログラムですので、この金額の約2倍必要になります。

●フランス:INSEADの場合

INSEADはフランス、シンガポール、アブダビにキャンパスがあり、どのキャンパスを選択するかによって生活費が異なります。以下の試算はフランス校に通う場合の金額です。

学費が約8万5500ユーロ、生活費の概算が2万3833ユーロなので合計10万9333ユーロかかることになります。日本円にすると約1300万円です。

INSEADの場合、MBA取得にかかる期間は10カ月なので、スタンフォード大学など米国のMBAを取得するよりも費用を抑えることができます。

とはいえ期間が短い分、基本的なビジネスの知識はすでに習得済みであるという前提で授業が進むため、自分のバックグラウンドと合わせて検討してみてください。

●日本のMBA取得にかかる費用

日本でMBAを取得するメリットは、アルバイトをしたり、本業を続けながら夜間にビジネススクールに通ったりすることで収入源を確保できることです。

日本におけるビジネススクールの学費は、国立と私立で大きく異なりますが、例えば早稲田大学のビジネススクールに全日制の学生として通う場合、卒業までの2年間で合計372万6000円かかります(2019年度入学)。学費だけで見ても、海外でMBAを取得する場合と比較して割安と言えます。

世界のMBAランキング上位5校と各スクールの特徴

MBA留学,費用 (写真=PIXTA)

ファイナンシャル・タイムズによる世界のMBAランキングをご紹介します。

1位 Stanford Graduate School of Business(アメリカ)

シリコンバレーの近くに位置するスタンフォード大学。その立地の良さを生かし、ビジネスの最先端に身を置くゲストスピーカーを頻繁に招き、授業を行っています。新しい価値を創造することが大好きな学生にぴったりなビジネススクールです。

2位 Harvard Business School(アメリカ)

「世界を変えるリーダーを育てる」をモットーに、質の高いMBA教育を行うハーバードビジネススクール。2年目はスクール側が就職活動を積極的にサポートすることでも有名で、キャリアコーチと呼ばれる専門家が学生の就職をサポートしてくれます。

3位 INSEAD(フランス/シンガポール/アブダビ)

フランス、シンガポール、アブダビにキャンパスがあるビジネススクールです。163もの異なる国籍を持つ学生が集まり、グローバルな人材を育むMBA教育を行っています。

3位 CEIBS(中国)

唯一アジア発祥のビジネススクールとしてランクインした中欧国際工商学院、通称CEIBS。上海に学校があり、授業だけでなく、今後経済的にさらに発展していくと予想される中国における人脈作りやビジネスの作法を学ぶことできるでしょう。

3位 London Business School(イギリス)

ロンドンの中心部にメインキャンパスがあり、大都会の中でビジネスについて学ぶことができるスクール。学生のニーズに合わせ、フレキシブルにコースをカスタマイズすることが可能です。MBA取得までの期間も、15、18、21カ月の中から選択することができます。

日本にいながらアメリカのMBAを取得する!オンラインMBA取得の費用

●アメリカのオンラインMBAトップ3

アメリカのU.S.Newsが定期的に行っているリサーチによれば、2019年度におけるアメリカのオンラインMBAランキングトップ3は以下の通りです。

1位 インディアナ大学 (1位タイ)
1位 ノースカロライナ大学 (1位タイ)
3位 カーネギーメロン大学

●米国のオンラインMBA取得にかかる費用

上記ランキング1位のインディアナ大学は公立の大学であり、オンラインMBAへの申し込みは年中いつでも可能です。2019年度には934人の学生が入学し、その全員が仕事をしながらMBA取得を目指しているそうです。

学費に関しては、1クレジット(取得できるクレジット数は課目により異なる)ごとに1380ドルかかり、卒業するには54クレジット必要ですので合計7万4520ドル、日本円にして785万円が必要になります。オンラインとはいえ決して安くはありませんが、フルタイムで通うよりは安く、成績優秀者には奨学金も用意されています。

自分に合ったMBA取得までの道のりを計画しよう

MBAを取得するにはさまざまな方法があります。有名校に留学するだけではなく、日本で働きながらビジネススクールに通うこともできますし、オンラインで取得することだって可能です。どのようにMBAと自分のキャリアと結びつけるのかを考え、目的に合ったMBAの取得方法を模索してみてください。

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