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女性のプチ起業におすすめの業種4選。収入はどれくらいアップする?

副業にもおすすめ!プチ起業するならどんな仕事?

特技を生かして小さく事業を始めるプチ起業や、将来の資金計画に備えて副業として起業を検討している人もいるでしょう。今回は、プチ起業の現状やおすすめの業種、実際に得られる収入などについてお伝えします。

女性のプチ起業は緩やかに増加

2018年に帝国データバンクが行った、企業における女性社長比の調査によると、女性社長の比率は全体の7.8%という結果になりました。20年前の同じ調査では5.5%、10年前は6.3%と、緩やかな右肩上がりで増加していることがわかります。

年商規模別では、女性社長の比率が最も高くなるのが、年商5000万円未満で10.8%という結果となり、業種別では、不動産業が16.6%で最も多い結果となりました。投資を目的として不動産業を選択する女性起業家も今では珍しくありません。副業的に起業をする、本業として起業をするなど、いろいろな選択肢がありますね。

働き方改革がプチ起業を後押し

女性がプチ起業をしやすい環境として、国が進める働き方改革があります。あらゆる分野において女性が活躍するステップとして、起業に対する支援の強化を挙げているのです。

金融機関や産業・創業支援機関、女性に対するキャリア相談などができる「女性起業家支援ネットワーク」が、潜在的起業希望者や創業したての女性起業家に情報発信のサービスをするなど、近年、女性起業家の新規参入に積極的な傾向があります。

こういった支援事業は今後も継続的に行われていく見込みです。起業をするうえで、どこか相談するところがほしいという人は、サポートを受けることを検討してみるとよいでしょう。

また、国の「働き改革実行計画」では、「副業・兼業の促進に関するガイドライン」によりモデル就業規則を提案しています。たとえば、副業・兼業を認める「他の会社等の業務に従事することができる」などの文言が組み込まれており、今後も、副業・兼業を国がすすめる流れは拡大していくでしょう。

女性に向いているプチ起業は?

では次に、実際に女性が検討しやすいプチ起業には、どのようなものがあるか紹介していきましょう。

●不動産オーナー

マンションや戸建てなど、不動産を所有して賃貸する、不動産オーナーとしての起業が可能です。所有する物件は、1室の場合もあれば、複数の部屋がある建物を1棟ごと所有する場合もあります。物件購入の資金をどのように準備するかなど、ある程度の準備資金が必要なだけでなくリスクが伴うことを忘れずに、しっかりと計画して取り組みたいですね。

●ライター

ライターとは、記事を執筆する仕事です。雑誌などの紙媒体やWebに掲載される記事のほか、企業のパンフレット作成などといった仕事もあります。本業を持ちながらライターを副業としている人もいます。自分の都合の良い時間帯で執筆できること、得意な分野で執筆すれば良い記事を作成できて単価UPが期待できることなどがライター起業のメリットです。

●Webデザイナー

PC操作が得意で、プログラミングなどの専門的なスキルがあるならWebデザイナーという選択肢があります。今や企業でも個人でもWebサイトを運営するのは普通のこと。魅力的なサイトにするために、プロにデザインを依頼することも多く、デザインセンスと専門的知識を活かして、活躍できる可能性が広がります。

●漫画家

書籍としての漫画以外にも、Web漫画家という選択があります。スマホが普及してからは、漫画もデジタルで読む時代。アマチュアの漫画を掲載してくれるサイトもあり、ファンが増えてたくさん読まれれば、収入の期待が高まります。

プチ起業で稼げる収入は?

プチ, 起業, 女性 (写真=PIXTA)

起業した場合、実際にはどれくらいの収入が見込めるものなのかが気になるところ。ここからは、上記で紹介した業種を例に、収入について紹介します。

●不動産オーナー

大手不動産会社が2018年に実施した意識調査では、年間の不動産収入として3000万円以上と回答したひとが最も多く13.4%、次いで700万円から1000万円までが11.7%、100万円から200万円までの小規模オーナーは10.6%でした。小規模オーナーでも意外と収入があることがわかります。

成功すれば、本業の他に得られる収入としては満足できそうですが、不動産を所有することは投資的な意味合いもあるため、まずはきちんと事業のリスクを理解しておくことが重要です。

●ライター

ライター業の場合、本業か副業かにもよりますが、税理士、FP、行政書士、コンサルタントなど専門職の資格やキャリアがあると、高単価で仕事を受ける機会に恵まれることがあります。

業種に限らず、本業ライターなら平均的な年収は300万円台ともいわれます。副業の場合は、年収100万円にも満たないというケースもあるでしょう。執筆した分だけ収入になるため、良くも悪くも収入の上限は自分次第。無理のない範囲でどれくらいの収入が見込めるか、バランスを考える必要があるでしょう。

プチ起業のリスクと注意点

女性の起業支援が拡大しているとはいえ、起業には少なからずリスクが伴います。特に女性は、結婚、出産、子育てなどのライフイベントが仕事に影響しやすいため、事業とのバランスをいかにうまく保つかという点は事前に考えておかなくてはなりません。

起業するからには、事業を長く続けられることが理想的ですが、その途中で訪れる人生イベントで、いかに協力者を確保できるかがポイントになりそうです。「起業を検討しているけれど不安がある」という人は、同じ悩みを持つ女性起業家に相談できる支援ネットワークをまず利用してみるのもよいでしょう。

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