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バツイチ男性との結婚を考えるならココをチェック!彼は「元妻の話」をどう語る?

彼が元妻の話をしだしたら……チェックすべきポイントを解説

離婚歴のある男性との結婚を考えるとき、女性が迷う最大のポイントは「この人と先に進んでも大丈夫だろうか?」という点だと思います。

筆者が離婚した相手はバツイチで、現在の交際相手もバツ持ちの男性。それらの経験から言うと、離婚歴のある男性を見るうえで一番の判断材料となるのは、彼が語る「元妻の話」ではないかと思います。

なぜ元妻の話が大事か、そこから何が分かるのか。解説していきたいと思います。

「元妻の話は聞きたくない」、ではなくて積極的に傾聴すべし

バツイチ, 男性 (写真=WAYHOME studio/Shutterstock.com)

●元妻の話は情報の宝庫

お付き合いしている男性の元妻の話や過去の結婚生活の話。心穏やかに聞けませんし、複雑な思いを抱えてしまいそうですが、そこで「聞きたくない!」と拒絶するのはちょっと待ってください。

彼と自分の結婚生活は未知のゾーンです。彼との結婚を考えるなら、元妻の話は情報の宝庫。そこには「彼がどのように結婚生活を送り、どのようにつまずき、どのように終わらせたか」が表れます。聞き逃す手はありません。

●元妻の話を聞く目的は?

元妻の話を聞く目的は一つ。「自分が彼と結婚しても大丈夫か?」を見極めるためです。具体的につかみたいのは、次の2つのポイントです。

①彼の人となり、人間性。特に妻や家庭との向き合い方
②彼と結婚生活を送るにあたり、つまずきそうなポイントと回避の仕方、解決方法

元妻の話はこうやって聞く

バツイチ, 男性 (写真=Antonio Guillem/Shutterstock.com)

●彼が語り出したらこぼさずキャッチ

元妻の話は難しい話題です。唐突に切り出すのも変ですし、会議を開いて追及するようなことでもありません。

筆者のおすすめは「彼が語るに任せる」という方法です。離婚歴のある男性ならいずれは話すべきことですし、何かの折に「そう言えば前の結婚のときに……」など、ぽろっと話が出ることもありますよね。そのときにこぼさずキャッチすればいいと思います。

もし彼が何ひとつ話さないなら、それはそれで問題ですし不誠実な態度です。そのときは会議を開きましょう。

●止めずに黙って熱心に聞くべし

彼が語り出したら、黙って温かい態度で聞きましょう。特にコメントを挟む必要もないと思います。もし深く聞きたいポイントが出てきたら、上手にあいづちを打ってさらなる語りを促しましょう。

彼が元妻を悪く言い始めたら、同調しないこと。「あなたの方が悪いんじゃない?」などと反論して彼の心をいたずらに傷つける必要はありませんが(逆をやられると傷つくので)、彼と元妻の関係からは一定の距離を取っておいた方がいいと思います。「彼に理解を示しつつも中立」くらいの立場がちょうどよいのではないでしょうか。

聞くべきポイント①:出会いと別れの経緯

バツイチ, 男性 (写真=Tero Vesalainen/Shutterstock.com)

●ぜひつかみたい「別れた理由」

一番知りたいのが「なぜ離婚したか」ですよね。結婚についてのアドバイスでも、「彼の方に原因がある場合はよく考えたほうがいい」と言われることが多いでしょう。

とはいえ、暴力や浮気など自分のあからさまな非を正直に語る人はあまりいません。大体は隠しますし、暴力などの場合はその行使を正当化して「自分の非ではない」と捉えている人も多いです。また元妻側からヒアリングできるわけではないので、彼の話を検証することもできません。

ですので、彼の話からつかめるのは、「真の離婚理由」ではなく「彼が離婚に至った原因をどのように解釈しているか」です。

●絶対押さえるべきは「元妻のどこが好きだったか」

もう一点、押さえておきたいのは「元妻のどこが好きだったか」です。大抵の人は恋愛期間を経て自分の意思で結婚を決めるので、彼には必ず元妻に引かれたポイントがあり、相思相愛の時期があったはずです。

そのポイントを聞いておくことは、彼と元妻の間にどこで齟齬(そご)が起き、どういう経過を経て別れにつながったのかという流れをつかむのに役立ちます。これはある意味「元妻の立場」に立つことにもなるので、別れた理由の検証にもつながるポイントです。

●「別れた理由」から分かること

「別れた理由」から分かるのは、彼が自分の非も認められる人かどうかです。「100%元妻が悪い」話をする人なら、それは本当に元妻が悪いのではなく、「彼が100%他人のせいにする」タイプであるということでしょう。

元妻が有責であるケースももちろんありますが、その場合は「元妻のどこが好きだったか」の話である程度判断できます。「元妻が悪くて離婚に至り」かつ「元妻には何ひとついいところがない」ような語りをするケースなら、その話は彼の脳内で改ざんされている可能性が高いのではないでしょうか。

彼が元妻への復讐願望を語るような場合も、自己反省より相手を罰したい気持ちが勝るということですので、本当に彼を選ぶべきか考えたほうがよいでしょう。

彼が自分の非も認めているタイプの場合、元妻を好きになった理由や別れた理由を追っていくと、彼があなたを好きになった理由、選んだ理由も何となく見えてきます。あなたが彼と結婚生活をスタートさせたときに、どこでつまずきそうかという「彼の地雷」も見えてきます。

もし彼の中にあるあなたがリアルと離れた「彼の理想像」であると感じたら、徐々に修正していきましょう。理想像に合わせると疲れてしまいますから。

聞くべきポイント②:彼と元妻の現在の付き合い方

バツイチ, 男性 (写真=photobyphotoboy/Shutterstock.com)

●元妻とコンタクトを取るのはどんなときか

彼が元妻とコンタクトを取ることは、マイナスポイントというわけでもありません。「別れてもいい友達」タイプの元夫婦はそれほど多くないかもしれませんが、離婚しても連絡を取り合わなければならない場合は往々にしてあることです。

特に元妻との間に子供がいる場合は、適宜コンタクトを取る方が普通ですし、一切ない場合の方が大きな問題が隠れていることもあります。一方、彼と元妻のコンタクトが不必要に頻繁な場合は、あなたのストレスが大きくなるでしょう。

そのあたりの判断をつけるために、彼と元妻がコンタクトを取る「頻度」と「その用件」を把握しておきましょう。

●彼は養育費に関連して何を語り出すか

彼と元妻との間に子供がいる場合は、養育費に関することも重要なチェックポイントです。彼と元妻の間の問題はここに集約しているといっても過言ではありません。

筆者は「養育費を払わない子持ちシングル男性はやめておけ」の立場を取りますが、払っている男性でも、元妻に対する不満や葛藤、金銭的な価値観などは養育費に関係する語りに如実に出ます。子供との向き合い方も分かります。ここも、あなたの見解はいったん抑えて、彼の考え方を観察したいところです。

●「元妻との現在の関係」から分かること

これらから分かるのは端的に、「彼の誠実さと責任感」です。誰に対する誠実さと責任感かというと、新しいパートナーであるあなたと、彼が前の結婚で作った家族、元妻と子供です。どちらも尊重できる男性でないなら、再婚は難しいのではないかと思います。一方を大事にすると一方にしわ寄せがいくようでは、結局誰かが傷つきますよね。

また、元妻と連絡を取るべき理由があるのにかたくなに避ける男性や、元妻の方が一切のコンタクトを断っている場合などは、背後の事情に注意する必要があるでしょう。元妻が有責であっても彼が有責であっても、大きなトラブルが隠れている可能性が高いからです。

養育費の負担は「子供に対する親の義務と責任」ですので、養育費を払わない人は端的に言って「疎遠になると義務を怠る人」です。

この問題は人によってさまざまな主張があって感情的に紛糾しがちですが、ひとつだけ確実に言えることは「今養育費を払っていない男性は、万が一あなたとうまくいかなくなってまた離婚することになっても、養育費は払わない」ということではないでしょうか。彼との結婚に踏み切るのは、ちょっと危険な賭けかなと思います。

元妻の話から分かるのは「元妻」ではなく「彼」のこと

バツイチ, 男性 (写真=fizkes/Shutterstock.com)

●「元妻話」とは、じつは彼の「自分語り」

結局のところ、彼の語る元妻像は「彼が元妻をどう思っているか」でしかありません。違う人が語れば違う人物造形になるでしょうし、あなたが直接元妻に会えばまた違った印象を持つ可能性もあります。

ですから、彼の語る話から元妻の人柄を推測することはできますが、イコール元妻の真実ではありません。分かるのはむしろ、「その語りに表れる彼の内面」です。

●元妻にもやもやを感じるなら、彼の語りを再検討する

筆者は、元妻の悪口を言う人よりは元妻を褒める人の方が安心できると思っています。とはいえ、彼が元妻を語るときにもやもやしたり、劣等感や嫉妬を感じたりする人も多いでしょう。

それでも押さえておきたいのは、それは彼の語りであってリアル元妻ではないということ。心中穏やかでないときは、それがどこに由来するものか考えてみましょう。

例えば、彼はあなたを暗に責める形で元妻の長所を挙げていないでしょうか。または、あなたの気持ちを試したり、嫉妬させたりするために元妻の話題を持ち出していませんか。あなたは常日頃、彼からきちんと評価されていないと不安を感じてはいないでしょうか。「元妻はこんなところがダメだったから、君が同じことをしたら絶対許さない」のような語りも同様です。

語りの中の元妻は直接的にあなたを攻撃しません。「元妻」に気を取られずに、その後ろにいる「彼」を見ましょう。

●彼のうそを見抜きたいときはここに注目

「うそをつく彼」も悩ましい問題で、彼が元妻のストーリーにうそを混ぜている可能性もあり得ます。

筆者は、うそを見抜くポイントは「細部の矛盾」だと考えています。同じ物事を繰り返して語ったときにディティールのぶれやつじつまが合わないことがあるとき、何らかのうそが含まれていると思うのです。

これは筆者の経験から導いた結論ですが、元イスラエル軍のスパイとして活躍した男性が書いた『スパイのためのハンドブック』(ウォルフガング・ロッツ、早川書房、1982年)という本にも、スパイの要は「第二の皮膚」と述べられています。

どうやってスパイになるか、という指南書スタイルの本なのですが、スパイは細部の矛盾から見破られるので、第二の皮膚を被ったように違和感のない偽装と「ニセ経歴」を注意深く作ることが重要、とレクチャーしているのです。

スパイではない普通の人は、うそをつくときそこまで細かく練られた設定を作りませんから、うそをつくたびに細部がちょっとずつ変化します。

彼の話の矛盾に「あれ?」と違和感を覚えたら、いちいち指摘する必要はありませんから、その細部のずれを覚えておきましょう。それを重ねていくと、彼のうそがだんだん見えてくるはずです。

「元妻の話」を聞いても安心していられる人と

バツイチ, 男性 (写真=Tatevosian Yana/Shutterstock.com)

ここまでお話したことは、どちらかというと「筆者が最初の結婚で無頓着だったために失敗したポイント」のようなものです。交際1年未満でスピード婚してしまったのですが、結婚後に彼の「元妻話」を聞くことになり、離婚してから振り返ると「あそこに見過ごせないポイントがあったよなあ」と感じることが多々ありました。その振り返りは、現在のお付き合いに生かしています。

元妻の話は、あなたにとっても相手にとっても楽しい話題とは言えません。ですが、タブーにするともっと良くない話題でもあります。そして離婚歴のある男性と付き合うなら、元妻の存在に向き合うのは避けて通れないこと。

「元妻話」をNGにするよりも、その話を聞いても安心していられる相手、不安を覚えても打ち消せる相手と先に進んでいきたいものだと思います。結局のところ、判断ポイントとは相手とそれだけの信頼関係を築いていけるかどうかなのかもしれません。

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