(写真=PIXTA)

【連載】「美人投資流 この夢、どう叶える?」

#05 女性がマイホームを買う前に知っておきたい4つのこと

憧れの生活を手に入れるために、最低限知っておきたいこと

この連載は、30代女性の夢に対し「私だったらこうするのに」という視点で美人投資ファイナンシャル・プランナーの久富有里加さんがアドバイスをします。

36歳、既婚、子ども一人 亜由美さん(仮名)の夢

今年こそ憧れのマイホームを考えたい。
都心に近いけれど、静かで自然豊かな閑静な場所で。
日当たり良好、庭もあって……。
アイランドキッチンとか憧れるなぁ。

理想はたくさんあるけれど現実はどうなんだろう?
住宅ローンとか調べないと……。

+++++

いつかは憧れのマイホームが欲しい。私の周りにもそろそろ具体的に考えていきたいという友人が多くなってきたと感じています。また今年10月には消費税増税が予定されていて、増税前に購入を検討する人もいるかもしれません。

ただ、マイホーム購入は人生で1番大きな買い物とも言われるくらい高額な決断なので、失敗できないですよね。

そこで今回はそもそも住宅ローンってどういうものなのか?何を基準に借りられるお金が決まるの?など、憧れのマイホームライフのために最低限知っておきたい知識をシェアします。

1. 「理想のマイホーム」を書き出してみよう

家を買うことを考えたらまずしたいこと。それはセルフリサーチです。まずは自分自身が求める理想の家を書き出してみましょう。

▽理想のマイホームとは?書き出してみよう ・エリア ・広さ ・間取り ・付属のオプション ……などなど。 今は簡単にネットで調べることができるので、実際に住宅を購入した人のブログなども参考に見てみましょう。

2. マイホーム購入後の「理想の生活」をイメージしよう

「マイホーム購入が夢」という人も少なくないと思いますが、家を買うことはゴールではなく理想の生活のスタート。せっかくマイホームを買っても住宅ローンの返済で生活費が苦しくなり、理想の生活とは程遠いものになってしまっては悲しいですよね。家を買うときにはその後の理想の生活だってイメージしておく必要があります。

▽マイホームを買った後の生活をイメージしよう
・どのくらいの頻度で旅行したい?
・ペットを飼いたい?
・子供は何人欲しい?
・自分の趣味、どんなことをしたい?
・仕事はどれくらい頑張りたい?
・家族とどんな風に過ごしたい?

3. 理想のマイホームにかかる予算を考えてみよう

女性, マイホーム (写真=CHIRAPHAN/Shutterstock.com)

理想のマイホームと生活のイメージができたら具体的に予算について考えてみましょう。じつはここに一つ落とし穴が。

●不動産会社や金融機関に相談すると……

住宅購入を検討するとまず住宅展示場に行って不動産会社に相談したり、金融機関で住宅ローンの試算をしたりする人がいます。そして今、住宅業界で流行っている「注文住宅」では、好きな設備を自由にカスタマイズできます。床暖房、アイランドキッチン、ウッドデッキ……。

話を聞いていると、いろいろそろえたくなってしまうと思うけど、ちょっと待って。それは本当にあなたにとって必要で、欲しいものでしょうか?

●「借りられる金額」は「借りても大丈夫な金額」ではない

不動産会社や金融機関のシミュレーションで出てくる金額(返済比率と言います)はあくまでもあなたの年収に対して、どれくらいの金額の家を買うことができるか、というもの。つまりそこにはそれからかかる生活費などは含まれていないのです。

もし「理想の生活にかかるお金」を明確にしないままお金を借りてしまうと、住宅ローンでいっぱいいっぱいとなり、その後の生活が苦しくなってしまう可能性があります。住宅ローンについては、「借りられる金額」イコール「借りても大丈夫な金額」ではない、ということがポイントです。

住宅ローンのシミュレーションで出てきた金額から、「1. 『理想のマイホーム』を書き出してみよう」のワークをベースに、理想の生活を実現するために必要な金額や生活費を引いて予算を決めましょう。

●予算が決まったら金融機関をリサーチ

予算が決まったら住宅ローンをどこで申し込みするか考えていきます。今はさまざまな金融機関が住宅ローンを準備しているので迷ってしまうかもしれませんが、私だったらいくつかの金融機関をまわって金利やコストを比較します。またコストを抑えたいのなら断然ネットがおすすめ。しっかり比較して自分にぴったりな住宅ローンをセレクトしましょう。

「家は資産」と考えるのはギャンブル

「ずっと家賃を払い続けるならいずれ資産になる家を購入したほうがお得なんでしょう?」と質問をいただくことがありますが、必ずしも家が資産になるとは限らない時代になっています。

バブル時代と違い、国内の土地の価格は一部地域を除いて下がり続けています。タイミングによっては自宅を売却できず、毎月税金や管理費だけが差し引かれ、資産どころか負債になってしまうケースも……。不動産が資産になるかどうかは物件とタイミング次第です。まずは自分自身の生活のためにマイホームが必要かを考えましょう。

憧れのマイホームのためにできることはまずセルフリサーチから。ずっと長く付き合っていく住宅ローンも満足できるお買い物にしたいですよね。

この記事をシェアする

個性的な連載で「投資」を身近に

一つのテーマを深掘り、おすすめ特集