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つみたてNISAを銀行で始める方法。おすすめの銀行はどこ?

持っている口座で手軽に始めるNISA

2018年1月から開始した「つみたてNISA」は、投資には興味があるけれど、何から手をつけていいのかわからないという投資初心者に利用しやすいサービスとなっています。

つみたてNISAを利用するには金融機関に専用の口座を開設する必要がありますが、これまで証券会社を利用したことのない人は、すでに口座を開設している馴染みの銀行で始めてみるのも一つの手です。

NISAをおさらい!

つみたてNISAは満20歳以上の日本在住者なら誰でも始められます。2014年から始まったNISAとの違いは、「つみたて式」であること。また、NISAの非課税投資枠は年間120万円ですが、つみたてNISAは年間40万円です。

通常は運用で得た利益(売却益、配当金、普通分配金)には20.315%の税金がかかります。しかし、つみたてNISAの非課税枠で購入すれば最長20年、合計800万円までが非課税です。なお、購入時手数料が無料で信託報酬は割安なのが特徴です。

投資対象商品は金融庁が厳選した長期分散投資に適した投資信託とETF(上場投資信託)に限られており、2018年10月31日現在のつみたてNISAの対象商品は投資信託159銘柄、ETF(上場投資信託)3銘柄の合計162銘柄です。

投資できる商品が限られている、投資で得た利益に税金がかからないなど、初めて投資をする人にとっては嬉しい制度となっています。

つみたてNISAを銀行で始めるメリットは?

つみたてNISA, 銀行, 初心者 (写真=Syda Productions/Shutterstock.com)

つみたてNISAの口座は証券会社や銀行で開設できます。証券会社は商品ラインアップが多いのが利点ですが、初心者にとってたくさんある投資信託の中から自分にあったものを選ぶのは大変です。

一方、銀行は1銘柄から20銘柄くらいまで(2018年12月1日現在、静岡銀行で22銘柄)の商品ラインアップの中から選べるので、商品選定が大変だという人は予め商品が絞られている銀行を選ぶのもよいでしょう。

どの銀行がおすすめ?つみたてNISAを比較しよう

つみたてNISAを銀行で始めるとしても、銀行も全国にはたくさんあります。どの銀行ではじめるのがよいのか、いくつかご紹介しましょう。

●ゆうちょ銀行

・取扱商品 8本
・諸経費  口座管理手数料、換金・解約手数料(信託財産留保額を除く)は無料
      信託報酬は年率0.1944%から0.5724%
・最低購入金額 1000円以上1000円単位で3万3000円まで
        年2回までは予め設定することで積立金額の増額が可能
・購入方法 店頭、ゆうちょダイレクトなど

なお、ゆうちょダイレクトとは、投資信託などの取引をインターネットや電話で行えるゆうちょ銀行独自のサービスです。仕事や家事で忙しくなかなか時間の取れない女性に嬉しいサービスです。

ゆうちょ銀行は全国どこでも営業所があります。わからないことや不安があれば、すぐに窓口で相談することができるのがメリットです。

●三菱UFJ銀行

・取扱商品 12本
・諸経費  信託報酬0.1944%〜1.62000%
・最低購入金額 1000円以上1000円単位
・購入方法 窓口、自動振替、インターネットバンキング

三菱UFJ銀行でつみたてNISAを始めるメリットは、お金に関して総合的なアドバイスを受けられる点です。投資初心者向けのセミナーが開催されているので、一から学ぶことができます。つみたてNISAだけではなく資産形成全体の相談ができますから、自分のライフプランを見直せます。

●イオン銀行

・取扱商品 20本
・諸経費  信託報酬0.18360%〜1.62000%
・最低購入金額 1000円以上1000円単位
・購入方法 窓口、自動振替、インターネットバンキング

イオン銀行でつみたてNISAを始めるメリットは、口座開設から買い付けまで全てインターネットで完結できることです。自宅にいながら手続きを行うことができるので、ほとんど手間がかかりません。選ぶ楽しさを体験したい人に向いています。

また、もし不安がある場合はイオンモールなどにあるイオン銀行の店舗でも手続きができます。さらに、今なら口座開設や投信自動積立の設定でWAONポイントがもらえるので、イオングループでの買い物をする時には投信自動積立でもらったポイントをWAONカードで使うことができますね。

つみたてNISAを銀行で始めるために必要な手続きは?

つみたてNISAを始めるには、銀行の普通預金口座に加えて、投資信託口座の開設が必要です。申し込みの際には、本人確認書類とマイナンバーを提出します。

口座開設の申請は銀行ごとに違いますが、主に店頭、インターネット、郵送のいずれかです。1人で手続きを行うのが不安なら店頭申し込みを受け付けている銀行で、できるだけ手間と時間を省略したい人はインターネット申し込みができる銀行を選びましょう。

開設の手続きを行った後は、銀行が所轄税務署につみたてNISA口座開設の申請を代行してくれるので、後は税務署の審査の結果(約1〜1ヵ月半)を待つだけです。審査を行っている間は、つみたてNISAの取引を始めることができません。開設を待つ間に金融商品についてじっくり検討するのも良いでしょう。

自分にとってのベストな銀行を選びましょう

上記で紹介した銀行の他にもつみたてNISAを扱っている銀行はたくさんあります。オリジナルサービスもさまざまあり、どこが最も優れているかは個人の判断によって異なります。各銀行の公式サイトでサービスを確認することができますので、よりメリットを感じる銀行を選びましょう。

自分にとって最も使いやすいと感じた銀行で始めることが、より長くつみたてNISAの運用を続ける秘訣といえるでしょう。

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