(画像=Yuganov Konstantin/shutterstock.com)

投資は「3原則」を守れば怖くない

iDeCoとつみたてNISAにダブル投資入門3

この記事は井戸美枝氏・中野晴啓氏の著書『iDeCoとつみたてNISAにダブル投資入門』(扶桑社)の内容を抜粋したものになります。

・『iDeCoとつみたてNISAにダブル投資入門』シリーズ
(1)節税効果がスゴイ!iDeCo「3つのメリット」は?
(2)40歳からの資産運用は「いつ始めるか」が決め手になる
(3)投資は「3原則」を守れば怖くない

※以下、書籍より抜粋

初心者でも安心してできる投資の方法を教えて!

投資をして将来の資産を準備したいけれども、「失敗して損をしたらどうしよう……」という不安を感じている人は多いのではないでしょうか。

初心者でも安心できる投資の方法をお伝えしましょう。

● 「長期・積立・国際分散」投資なら失敗しない

「投資は必要だとは思うけれども、なかなか初めの一歩を踏み出せない」という人は多いようです。

投資を「怖い」と考える人の多くは、「投資」と「投機」を混同しています。

「はじめに」でも触れましたが、投資は、お金に世の中へ働きに出てもらうこと。

そのお金が経済を成長させ、より良い社会を築く支えになった結果、お金自体も成長して戻ってきます。

つまり、参加者みんなが幸せになるのが投資です。

一方、投機は、短期的な値動きを追って、売ったり買ったりすること。

自分が儲けるには、誰かに損をさせなければならない戦いであり、投資とはまったく別物です。

● 3原則を守れば失敗しにくい

投資は、「長期投資・積立投資・国際分散投資」という3つの原則を守り、それに適した投資信託を選べば、投資したお金が元本割れする可能性を軽減できます。

「それなら安心してできそう」と思った方も多いのではないでしょうか。

「長期投資」とは、時間をかけて資産を育てること。

しかも、運用する期間が長くなるほど、より着実に資産を増やすことができます。

理由は2つあります。

1つ目は、運用できる期間が長ければ、無茶なリスクを取って運用する必要がないからです。

投資リスクを低く抑えながら“安全運転”で無理のない運用ができます。

2つ目は複利効果です。

運用期間が長ければ長いほど、利息が利息を生んで膨らむ複利効果が高まります。

「積立投資」は、毎月決まった金額で継続して投資すること。

定期的に買い続けるので、価格が高いときにまとめて買ったり、安いときに買わないことを避けられます。

また、積立投資は月々5000円などからできるので、まとまったお金がなくても気軽に始めることができます。

そして、「分散投資」は、投資する国や地域、資産クラスなどを分けることです。

株だけ、債券だけなど、一つの資産(商品)だけに投資するよりも、それぞれが違った値動きをする複数の資産を組み合わせたほうが、全体として価格の変動が小さくなり、リスクを軽減することが期待できます。

また、日本だけにこだわらず、投資する国や地域を分散して世界中に投資すれば、一つの地域のマーケット変動に翻弄されることなく、世界全体の長期的に安定した経済成長の恩恵を享受することが期待できます。

これを国際分散投資と呼びます。

安心して投資したいなら、「長期・積立・国際分散」の3原則をしっかり実行してください。

ポイント
「長期・積立・国際分散」投資は安心してできる投資の基本

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井戸美枝(いど・みえ)
CFPR、社会保険労務士など。神戸市生まれ。講演や執筆、テレビ、ラジオ出演などを通じ、生活に身近な経済問題をはじめ、年金・社会保障問題を専門とする。社会保障審議会企業年金部会委員。経済エッセイストとして活動。『100歳までお金に苦労しない 定年夫婦になる!』(集英社)、『大図解 届け出だけでもらえるお金』(プレジデント社)、また自身の介護体験を元に執筆した『身近な人が元気なうちに話しておきたい お金のこと 介護のこと』(東洋経済新報社)など著書多数

中野晴啓(なかの・はるひろ)
セゾン投信株式会社代表取締役社長。東京都生まれ。1987年、現在の株式会社クレディセゾン入社。セゾングループでの投資顧問事業の立ち上げ、クレディセゾン インベストメント事業部長を経て、2006年にセゾン投信設立、2007年4月より現職。販売会社を介さず資産形成世代を中心に直接販売を行っている。近著に『お金のウソ』(ダイヤモンド社)、『はじめての人が投資信託で成功するたった1つの方法』(アスコム)など多数

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