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近隣トラブルに発展することも!マンションでペットを飼うときの注意点

留守中の対策もしっかりと。

最近は賃貸マンションでもペットを飼う独身女性が増えているようです。自由気ままな行動をする猫たちと一緒にくつろぐことができる「猫カフェ」もまだまだ人気で、ペットに癒やしを求める女性が多いことがうかがえます。

そこで今回は、マンションでペットを飼う際に注意するべきことを紹介します。

まずはペットの飼育が可能なマンションか確認

マンション,ペット (写真=Oksana Shufrych/Shutterstock.com)

マンションでペットを飼うには、まず「ペット飼育可」「ペット相談可」など条件に合う物件であることが必要です。ペット飼育禁止のマンションでこっそり飼うことは、後々大きなトラブルにつながる可能性がありますので、注意しましょう。

・管理規約をチェック

マンションがペット飼育可能の場合でも、管理規約を必ず確認しましょう。飼育の際のルールを定めているケースもあるので、これに沿って飼育することになります。

・飼育できるペットの種類

ペットといえば、犬や猫に限らずさまざまな生き物が考えられます。哺乳類だけではなく爬虫類を飼っている人も少なくありません。また、飼育できる頭数が制限されていることもあります。どのようなルールがあるか、事前にしっかりチェックしておきましょう。

部屋の中で注意すべきこと

マンション,ペット (写真=Sergey Zaykov/Shutterstock.com)

ペット飼育が可能なマンションでも、お隣や下の階に住んでいる人に迷惑はかけられません。犬と猫に限定して、部屋でペットを飼うときに注意すべきポイントを見ていきます。

・ペットの鳴き声

マンション、戸建てを問わず、ペットの鳴き声やほえる声はもっとも注意すべきことかもしれません。無駄ぼえなどは、隣人に限らず、周辺住人にも迷惑をかけることになります。しつけをしっかりするなど、事前に対策を考えておきましょう。

・ペットの足音

ペットの足音は意外と階下に響くことがあります。特にフローリングの場合、ペットの爪が当たる「カチャカチャ」という音がして、大型のペットになればなるほど響く可能性があります。

また、ペットが高いところからジャンプし、床に着地して遊ぶようなこともあるでしょう。小型のペットなら影響はなさそうですが、やはり大型のペットになると、階下で着地音が気になる可能性があります。

ペットが遊ぶ場所には、コルクマットやじゅうたんを敷き、部屋の中では激しい遊びを控えるなどの対策を検討しましょう。

・ペットの臭い

ペットの臭いが外部にもれると迷惑がかかることがあります。例えば、ペットのトイレをベランダに置いている場合、臭いが近隣に漂ってしまう可能性があります。

また、部屋からペット特有の臭いが自然と出てしまうこともあります。ペットの排泄物の処理方法や消臭方法はしっかり検討すべき事項です。マンションの管理人に適切な方法を確認したり、ほかの住人にアドバイスをもらったりするなどして対策をとりましょう。

・ペットが原因の傷

ペットが爪を立てたり、引っかいたりして床や壁、ドアなどに傷がつく可能性があります。傷をつけてしまいそうな場所にはあらかじめ、カバーを付けるなど予防策をとる必要があるでしょう。

特に賃貸の場合は、ペット飼育可であっても、退去時の取り決めがどのようになっているか確認する必要があります。ペット飼育が可能なことと、部屋の修繕責任は別の問題です。退去時の修繕はどのように行うのか、事前に契約内容を確認しておきましょう。

共有部で注意すべきこと

マンション,ペット (写真= Boryana Manzurova/Shutterstock.com)

次に、マンションやアパートの共有部で注意すべきことを確認しましょう。ここでも、犬や猫を想定して紹介します。

・ペットの威嚇

ペット飼育可のマンションに住んでいるからといって、すべての住人がペットに好意的とは限りません。中には、生き物が苦手な人もいるでしょう。

例えば、ペットがほかの住人と出会ったときに、つい威嚇してほえてしまうことがあります。場合によっては、ご近所関係に影響を及ぼすことも考えられます。日ごろの散歩などでほかの犬や猫、通行人などに会うことも想定してしつけをするなどの配慮が求められます。

特に、エレベーターのように距離が近い密室の場所では、緊張してしまう住人がいるかもしれません。同乗するときには、ひと声かけるなどの気遣いを忘れないようにしましょう。

・ペットの排泄物

ペットが部屋から出ると、どこで排泄するか予測がつきません。公園や散歩している道路なら処理をすれば良いですが、マンションの共有部で排泄をしてしまうと、住人から苦情が出る可能性があります。

外出前や外出先の公園などで排泄を済ませるなど、あらかじめタイミングをずらせるように工夫することをおすすめします。

・ペットの毛や足跡

ペットの毛や足跡が共有部に残らないように注意しましょう。特に、毛の生え変わりが頻繁な犬や猫の場合、歩いただけでもふわっと舞ってしまう時期があります。グルーミングやシャンプーをこまめにするなどの対策をしましょう。

また、散歩から帰ってきたときは、エントランスやエレベーターにペットの足跡が付いていないかを確認しましょう。特に、雨のときなどはペットの足元が濡れていて、泥がついている可能性があります。

建物に入る前に足洗場があればお手入れをしていく、または、タオルを持参してペットの足をよく拭いてから入るなどの対処をしておくとよいでしょう。

留守中のペット対策を考えておく

マンション,ペット (写真=Gladskikh Tatiana/Shutterstock.com)

シングルライフの場合、日中は仕事で留守にする機会が多くなります。ペットを飼いたいのならば、留守中はどのように過ごさせるか、事前に想定しなければなりません。

・日常の留守

日ごろ仕事で留守にする時間帯があるときには、ペットが留守番をできるようにしつけておく必要があるでしょう。さみしくて鳴いてしまったり、玄関を引っかいてしまったりすると、ほかの住人に迷惑がかかります。部屋から逃げ出さないように、玄関や窓など開口部の施錠をしっかり行うことも必要です。

特に、夏場はペットの環境に十分な注意が必要です。最近は猛暑日も多く、締め切った部屋でペットが熱中症になることも少なくないようです。留守中もエアコンを稼働させるなどの対策が必要です。この際、電気代がかかることは覚悟しておきましょう。

また、留守中のペットの様子が心配な人は、部屋の映像をスマホにリアルタイムで送ることができるペット用見守りカメラを設置する方法があります。スマホから呼び掛けができるものや、自動で餌を補給してくれるものなど多機能型もあるので、目的に合わせて選ぶのもよいでしょう。

・長期の留守

長期休暇に帰省したり、泊まりで外出したりするなどの予定があるときには、部屋で留守番をさせるよりもペットホテルなどに預けた方が安心です。最初は慣れない環境にペットもストレスを感じるかもしれませんが、何度か利用することで順応できるようです。

ペットホテルのほか、ペットショップや動物病院でも宿泊サービスを提供しているところもあります。空港近くでペットを預けられる施設もありますので、行先に合わせて預ける場所を検討しましょう。

他人に預けられるか不安な場合は、半日だけ試しに預けてみる方法などもあります。どのような対応をしてくれるのか、ペットの反応はどうかなど、前もって知ることで安心できるでしょう。

「少しの時間なら……」と部屋に置くよりも、きちんと対応してくれる場所に預けることが、留守中のトラブル回避につながります。ぜひ検討してみてください。

マンションの近くに動物病院があると便利

マンション,ペット (写真=4 PM production/Shutterstock.com)

マンションの近くに動物病院があるか確認しておくことも重要です。ペットを飼うと、定期的な予防接種や健康診断などが必要になります。また、突然の嘔吐など、ペットの体調が急変することも珍しくありません。

急に容体が変わったり、けがをしたりして、病院にお世話になることを想定して、かかりつけ医を選んでおくと安心です。

一生面倒を見る覚悟を持って決める

マンション,ペット (写真=Africa Studio/Shutterstock.com)

今回は、マンションでペットを飼うときに注意するべきことをお伝えしました。

室内で飼えることから、小型犬や猫と一緒に暮らしたいと考える方は多いようです。しかし、ペットは生き物。一度飼うことを決めたら、一生面倒をみる覚悟が必要です。きちんと世話ができるのか、留守のときにはどうするのかなどをしっかり検討して、ペットと暮らすための最適な選択をしたいものです。

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