(写真=Tobyanna/Shutterstock.com)

【連載】「美人投資流 この夢、どう叶える?」

#03 やっぱり猫が好き!ペットとの暮らしを叶えるための投資方法とは?

憧れのペットライフを手に入れるために

30歳、独身 千春さん(仮名)の夢

ずっと猫が好き。 でも一人暮らしだし、本当に飼っても大丈夫かな。

いま、私の生活だけでもそんなに余裕があるわけでもない。 ペットを飼うのはお金がかかるし簡単には決められない。

でも気がつけばインスタで猫の写真ばかり見ちゃう。

仕事から帰ってきて可愛い猫が家にいてくれたらそれだけで毎日の生活が変わりそうなんだけど……。

一人暮らしだってペットと暮らしていい

わかります、この気持ち。私は以前実家で犬を飼っていたこともあり犬派!と思っていたんだけど最近、友達が飼っている猫ちゃんが可愛すぎて猫好きになりました。本当に癒されますよね。

ただ、もちろんペットは生き物。簡単にホイホイお買い物するものではありません。じゃあ一人暮らしの場合、ペットはあきらめなくてはいけないの?

いいえ、そんなことはありません。海外では猫や犬と一緒に過ごすことで癒やし効果があるとのことでセラピーにも用いられているほどです。また、日本の大学でも動物が人間の心身に与える効果や役割を研究する学部も誕生しています。

もし可愛いペットがお家にいたら、その子のことを考えるだけで毎日もう少し頑張れそうだよね。

そんな理想の生活を叶えるために私だったらこうするかな。

1. 猫ちゃんの一生にかかるお金はいくら?

理想,投資,ペット,費用 (写真=Impact Photography/Shutterstock.com)

まずは大切なお金のこと。可愛いだけではなく共に暮らしていくためにはもちろんお金がかかります。例えば、猫の平均寿命である15年で仮定した場合の生涯費用は100万円以上と言われています。でもこれはあくまでも目安。ひとつずつ見ていきましょう。

まず猫ちゃんをお迎えしたら最初にすること。それは子猫の場合、生後半年、もしくは1年以内にワクチンの接種、それから妊娠しないために避妊、もしくは去勢の手術が必要。マストではないけれども子どもができたときにその子どもも育てられるかを考えて行わなければいけません。これが病院にもよりますが3万円程度かかります。

それから毎日の生活費。食費は毎月平均して約3000円から5000円と言われているけれど、これも育て方によってまちまち。というのも、いまペット用品業界も進化していて、ペットフードにもオーガニックな高級ラインが出ていたりします。事前にどの商品を定期的に購入していくのか、ネットで検索して計算してみるといいと思います。

そのほかに初期費用としてはトイレとシャンプーやブラシ、食器、などなど。必要に応じて寝る場所も確保しないといけないよね。

また、意外とかかるのが冷暖房代。これまでは外出しているときに、冷暖房をオフにしていたとしても、ペットがいると真夏や真冬はそういうわけにもいきません。一度シミュレーションをしてみましょう。

2. 保険は人間よりペット優先が賢い選択?

基本的な費用以上に考えておきたいのは、長生きした場合や、病気やけがの出費です。これが意外と大きいのです。ペットには健康保険は適用されないので、病院にかかった場合、実費診療になります。

ここでまず知っておきたいのが人間の保険について。私たち日本人は健康保険という国の保険制度に加入していて、ここには病院の窓口での自己負担額が3割になるサービスなどが含まれています。

さらに健康保険には、大掛かりな手術などで月々の医療費が高額になったときに、ある程度の金額を超えると保険でまかなってくれる「高額療養費制度」もあります。

保険でまかなってくれる金額は年齢(70歳未満か70歳以上か)や年収によって異なりますが、例えば70歳未満で年収約370万円~約770万円の人だと自己負担の上限は1カ月あたり約9万円となっています。そのため、私たちは心配しすぎて慌てて民間保険に入らなくても、ある程度貯金があれば耐えられるというのが事実です。

ただし、この高額療養費制度、残念ながらペットは適用外……。なので、もし猫ちゃんとの暮らしを考えるのであれば案外、自分よりも猫ちゃんに保険をかけておいた方が賢明かも?

手術をしたり、特殊な治療をしたりした場合は何十万円とかかる可能性もあります。今はペット保険の種類も充実していて、月々決まった金額を支払っておけば万が一の医療費に対応することができます。ただ、あまり安い金額のものだと保険の範囲が充分ではないため検討が必要。だいたい平均で1カ月4000円程度を目安と考えてみてください。

3. 里親になるという選択肢

可愛いからといって思いつきで飼ってしまい、その後無理が生じてペットを手放している人も多いのが現状。環境省の統計データによると、年々減少してはいるものの、2017年度でも年間約4万3000のペット(犬・猫のみ)が殺処分されています。

そこで、最初に考えてほしいのはペットを飼う中には、〝里親になる〟ということや誰かから譲りうけるという選択肢あるということです。

可愛い子猫もたくさんいるし、まずはペットショップを覗く前に一度見学にいってみるといいかもしれません。私の友人たちも、知り合いから子猫を譲ってもらったという人がたくさんいます。

お金のことや環境が整ったら〝猫ちゃんを迎え入れたい〟と宣言しておくといいかもしれないよね。もしかしたら素敵なご縁がつながるかもしれません。

「ずっと一緒にいる」と“プロポーズ”できるか?

ペットを迎え入れる時、何より大切なのは〝家族になる〟という覚悟です。ペットには生涯、飼い主のサポートが必要です。お金の面はもちろんのこと、健康面、それから精神面だって。つまり「一生大切にします」と誓えるかということだよね。

それから、こんなことは考えたくないかもしれないけれど、最期のお別れのときにもお金がかかります。また、それ以上に精神的に大きなダメージを受ける場合も。私も以前、飼っていた犬が病気で死んでしまったときには大切なパートナーを失った悲しみがなかなか癒えず、しばらく何も手につきませんでした。

「理想の生活」から考えよう

わが家に猫ちゃんがいる生活……。

どんな場合も、夢を叶えるには、「今」ではなく「理想」から考えるようにしてみて。もし今、手元に夢を叶えるための資金がなくても、保険などの「金融サービス」(=お金を融通する仕組み)を上手に使えば、きっと理想のライフスタイルを叶えられるはず。

もっともっとあなたの夢、大きく膨らませてみてもいいんじゃないかな?

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