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キホンの株投資方法は「2種類」しかない

10万円から始める!誰でもラクラク株投資生活4

この記事は横山利香氏の著書『10万円から始める!誰でもラクラク株投資生活』(タツミムック)の内容を抜粋したものになります。

・『10万円から始める!誰でもラクラク株投資生活』シリーズ
(1)「株で利益を得るしくみ」をきちんと理解しよう
(2)誰でもラクラク株投資 「チャート」と「出来高」で売買タイミングをチェックする
(3)基本のチャートパターンで「株価の方向性」はこう分析できる
(4)キホンの株投資方法は「2種類」しかない

トレードに合わせてスクリーニングを使いこなそう

●売り時を逃さないことも大切

株式投資を始める時、「どの銘柄を」「いつ買うか」を考えていても、「いつ売るか」を考えていない人が意外と多くいます。

利益を確定させるために「どのくらいの期間株を保有するのか」「どの程度利益が発生したら売るのか」をあらかじめ決めておかなければ、売り時を逃してしまいがちです。

トレードスタイルは保有期間の観点で考えましょう。

1日で売買を完結させる「デイトレード」や、数日、数週間程度で売買を完結させる「スイングトレード」は、株価の値動きによるキャピタルゲイン狙いの短期売買になります。

一方、企業の成長を見守るという視点で株価の上昇を期待し、配当金などインカムゲインを得る長期投資もあります。

どれが自分に合うトレードスタイルなのかは、取引の回数を重ねることで把握できるようになるでしょう。

●ネットのスクリーニングを活用

取引手法が決まったら銘柄を選別します。

銘柄を機械的に選別してくれる方法が「スクリーニング」です。

スクリーニングでは、たくさんある銘柄の中から条件に合った銘柄を機械的に選んでくれる検索方法です。

移動平均線などのテクニカル指標や、PERなどのファンダメンタルズ指標の条件を指定できます。

スクリーニングを活用することで、例えばテクニカル指標で売買シグナルが出そうな銘柄を検索したり、ファンダメンタルズ指標で割安な銘柄や業績が好調な銘柄を検索することができます。

多くの証券会社がWEBサイト上でスクリーニングサービスを提供しています。

中長期での投資を検討している場合はファンダメンタルズ指標で好業績が続きそうな銘柄を、短期売買を検討している場合には株価がすぐに上昇しそうな銘柄をテクニカル指標で探してみましょう。

条件を入力する時は、投資金額の上限を必ず設定しましょう。

条件は若干甘めに設定するのがコツです。

例えば、PER15倍以下で設定した場合、15倍を少しでも超えると検索結果に表示されません。

魅力ある銘柄を逃すことにならないよう注意しましょう。

トレードスタイルは保有期間の観点で考えましょう。

1日で売買を完結させる「デイトレード」や、数日、数週間程度で売買を完結させる「スイングトレード」は、株価の値動きによるキャピタルゲイン狙いの短期売買になります。

一方、企業の成長を見守るという視点で株価の上昇を期待し、配当金などインカムゲインを得る長期投資もあります。

どれが自分に合うトレードスタイルなのかは、取引の回数を重ねることで把握できるようになるでしょう。

株価の方向性に合わせて取引手法を使い分けよう

●株価上昇予想のときは「順張り」

株を取引する方法には、「順張り」と「逆張り」の2つがあります。

自分のトレードスタイルに合った方法を選んで取引すればよいですが、その時の株価のトレンドに合わせて、投資する手法を臨機応変に変えることが大切です。

株価が上がると予測する場合に行う取引方法が「順張り」です。

株価が上昇トレンドにある場合、株価のトレンドに沿って株を買う取引のことです。

上昇トレンドの場合、株価は安値を切り上げて値上がりしますので、一時的に下落してきたタイミングで株を買う方法です。

上昇トレンドの株を順張りで買う取引方法が「押し目買い」です。

基本的に株価が高くなることを予測して株を買う取引方法です。

順張りは一般的に、天井付近で高値掴みさえしなければ儲けやすい取引方法です。

ただ、株価が高値圏にある場合、押し目買いだと思って購入したらすぐに天井をつける場合もあります。

慎重かつ臨機応変に取引することが大切です。

●株価下落予想のときは「逆張り」

一方、「逆張り」は、株価が値下がりしている時に発生する短期的な上昇(リバウンドと言います)を狙って株を買い、思惑通りに株価が上昇したらさっさと株を売る取引です。

一般的に株価はゆっくりと上昇し、値下がりする時は早いスピードになります。

下落のスピードが早く、下落幅が大きければ大きいほど、短期的に株価が上昇するリバウンドも大きくなります。

時には、逆張りは順張りよりも短期間で利益を得ることが可能です。

ただし、逆張りでは株価が下落トレンドであることを前提にしていますから、長期的に上昇することは想定していません。

株価は一時的にしか上昇しませんので、売り時を逃してしまった場合には、損失を被る恐れが高くなります。

順張りに比べると取引タイミングが難しく、損失が発生する可能性が高い取引方法です。

取引方法は基本的にこの2種類しかありません。株価の動きに応じて使い分けましょう。

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横山利香(よこやま・りか)
ファイナンシャルプランナー、国際テクニカルアナリスト連盟認定テクニカルアナリスト(CFTe)、相続士。株式投資や不動産投資等、資産運用や投資をテーマに執筆、講演活動を行う。おもな著書に『「株」で着実に資産を10倍にふやした私の方法』(ダイヤモンド社)、『月2000円から!誰でもカンタン投資生活』(辰巳出版)等がある。会社四季報オンライン(東洋経済新報社)で『横山利香のスイングトレード日記』を連載中。

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