(写真=Antonio Guillem/Shutterstock.com)

シンプルで安い「ネット生命保険」……本当に安さで選んで大丈夫?

FP Cafe「みんなのマネー相談」

今回、FP Cafe「みんなのマネー相談」に投稿された相談は、「子どもが生まれたので保険に入ろうと思うけど、どれを選べば良いの?」というもの。

ファイナンシャルプランナーの小野みゆきさんがアドバイスしています。一緒に相談内容を見ていきましょう。

※ FP Cafeとは、あなたの思いに共感し、理想とする人生を実現するまで、共に歩んでくれる「伴走者」が見つかるサービスです。数十名の女性ファイナンシャルプランナーが在籍しています。

▼相談者プロフィール

年齢:夫32歳、相談者30歳、子ども0歳
職業:夫 正社員、相談者 専業主婦
住居:賃貸(戸建て)
貯金:700万円
手取り月収:夫15万円

今回の相談内容(香川県30代さんからの投稿)

●子どもが生まれたので保険に入ろうと思うけど、どれを選べば良いの?

子どもが生まれたので、生命保険に入ろうと思っていますが、商品が多過ぎて迷っています。

今まで私は終身の医療保険のみ入っていました。主人は生命保険も医療保険もセットで入っており、10年定期のもので、今5年目くらいです。

掛け捨てで、見直しができる定期で、保証金額これくらいで、安く入れるネット保険で…と思って探していますが、そこまでが同じでも、保険会社さんによって全く金額が違いますよね。

私としてはとにかく安く抑えたいのですが、なんでこんなに金額が違うのか気になって…

ほかに、選ぶ際のポイントはあるのでしょうか。安さで選んで、損をするようなことはありますか?? もちろん、死ななきゃ払い損、というのは理解しておりますし、早死にするつもりもございません(^^;)

ファイナンシャルプランナー小野みゆきさんのアドバイス

●死亡保険はシンプルで安くが一番!各社保険料の違いは「予定事業費率」

生命保険料が、保険会社によって違うのはなぜかというご相談ですね。

現在、ご主人も相談者さんもベースとなる保障をお持ちで、子どもが生まれたという、子育て期間だけの上乗せなので、死亡保障をなるべく安い保険料でという考えは、とてもいいと思います。

生命保険料は3つの予想数字をもとに、各社決定しています。

・予定死亡率:亡くなる人の数の予想
・予定利率:保険料を運用することによる利益
・予定事業費率:保険会社の保険事業に必要な経費

その予想より実際の数字が良かった場合、それぞれ「死差益」、「利差益」、「費差益」となります。それが配当の原資となり契約者に還元されます。

この中で、予定死亡率・予定利率は各社それほど大差ないと考えられますが、予定事業費率は保険会社によって大きく異なります。

まず、保障額・保険期間・配当の有無・特約の有無と内容、が同じかを確認してください。たとえそれが同じでも、予定事業費率の関係で、各社保険料は異なります。

「子育て中の、万が一のときのためだ」としっかり目的を明確にしておられるのがとてもいいですね。死亡保険はシンプルで安くが一番です!

また、いつでも相談してくださいね。

小野 みゆき
中高年女性のお金のホームドクター
社会保険労務士・CFP®・1級DCプランナー
企業で労務、健康・厚生年金保険手続き業務を経験した後、司法書士事務所で不動産・法人・相続登記業務を経験。生命保険・損害保険の代理店と保険会社を経て2014年にレディゴ社会保険労務士・FP事務所を開業。セミナー講師、執筆などを中心に活躍中。FP Cafe登録パートナー

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