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80%が「自分は幸せ」ストレスオフ・リッチな女性は1.5%の狭き門

「ストレスオフ・リッチ」になりたい(1)

世帯年収が800万円を超え、なおかつ低ストレスな女性は、80%が「自分は幸福だ」と感じているー。

全国7万人の女性への調査から、そんな事実が浮かび上がってきました。しかし、「低ストレス✕高年収」な女性は、7万人のうちわずか1.58%と実に狭き門ということも判明しました。

彼女たちは日ごろ、どのようなライフスタイルを送っているのでしょうか。そして、私たちはどのようにしたら「ストレスオフ・リッチ」な日々を過ごせるのでしょうか。

調査の概要について

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今回、「ストレスオフ・リッチ」な女性の生態を明らかにしたのは、メディプラス研究所による「オフラボ」というプロジェクト。

2018年3月に全国14万人(男女各7万人)に対して実施したインターネット調査「ココロの体力測定2018」の中から、「世帯年収800万円以上で低ストレスな女性」のデータを抽出しました。

同調査では、厚生労働省の「ストレスチェック制度」の点数化マニュアルに沿ってストレスレベルを判定。合計点が77点以上だった人を「高ストレス」、39点以下だった人を「低ストレス」としています。

女性の「低ストレス者」は男性より少ない

まずは男女別に、「高ストレス」と「低ストレス」の人の割合を見ていきましょう。

●全国14万人(男女各7万人)の「ストレスレベル」割合

▽女性
低ストレス者…9.3%
高ストレス者…15.5%

▽男性
低ストレス者…12.8%
高ストレス者…15.2%

男女を比べてみると、女性は低ストレス者が9.3%しかおらず、男性の12.8%より少ない結果に。現代女性がさまざまなストレスを抱えている状況が伺えます。

では、憧れの「低ストレス×世帯年収800万円以上」な女性はどのくらいいるでしょうか。

●女性全体(7万人)のうちの高年収女性の数

・年収800万円以上×低ストレス…1105人(全体の1.58%)
・年収800万円以上×高ストレス…1135人(全体の1.62%)

その数はわずか1105人。女性全体の1.58%と実に狭き門であることがわかりました。

「低ストレス✕高収入」女性の幸福度は80.1%!

imageTitle (写真=ESB Professional/Shutterstock.com)

年収800万円以上の女性に「自分は幸福だと感じているか?」というシンプルな質問をしてみた結果、低ストレス者の幸福度はなんと80.1%!高ストレス者の3倍以上となりました。

●ストレスレベル別「自分への幸福感がある」回答割合(女性)

・年収800万円以上×低ストレス者…80.1%
・年収800万円以上×高ストレス者…24.0%
・年収799万円以下…38.5%

興味深いのは、「年収800万円×高ストレス」な女性の幸福度が「799万円以下(全体)」の層よりも低い傾向にあることです。高ストレスだと年収が高くても、幸せが感じられていない可能性があります。

1200万円以上には低ストレス女性が多い

世帯年収800万円以上の女性の生態をより詳しく知るために、世帯年収800万円以上の低ストレス者、高ストレス者の割合を、年収帯ごとに調べてみました。

●世帯年収800万円以上の女性の「低ストレス者」「高ストレス者」に占める各年収帯の割合

▽低ストレスな高年収女性
・800~1000万未満…47.0%
・1000~1200万未満…22.2%
・1200~1500万未満…15.3%
・1500~2000万未満… 9.5%
・2000万円以上…6.0%

▽高ストレスな高年収女性
・800~1000万未満…52.8%
・1000~1200万未満…25.1%
・1200~1500万未満…12.4%
・1500~2000万未満… 7.5%
・2000万円以上…2.3%

高ストレス者のうち約8割(77.9%)を年収800万〜1200万円の人が占めているのに対し、低ストレス者のグループは年収800万〜1200万円の人は約7割(69.2%)にとどまっています。

一方、低ストレス者のグループでは年収1200万円以上の人が占める割合が多いことがわかります。年収2000万円以上になると、その割合は、高ストレス者のグループの約3倍となります。

オフラボのこれまでの調査で、お金はストレス要因になりがちであることがわかっています。高収入になると、お金のストレスが減ることが、低ストレスの理由の一つであると推測されます。

ストレスと共存していく「ストレスオフ」

ストレスがあることは決して悪いことばかりではありません。適度な緊張感はやる気を喚起し、活力にもなります。しかし、キャパシティを上回る過度なストレスは、心身の不調を招く要因になります。

このため、オフラボでは一時的な”ストレス発散”やストレスを回避する”ストレスフリー”だけではなく、ストレスと共存していくことを目指し、予防・マネジメントする術として「ストレスオフ」を提唱しています。

心にもお財布にも余裕を持ち、豊かな人生を歩んでいきたいものですね。

次回は「ストレスオフ・リッチ」な女性の「旅行」に関するライフスタイルを紹介します!(続く)

***

健康やお金など、心配の尽きない人生100年時代の今だからこそ、高ストレスに耐えながらお金を稼ぐのではなく、ストレスと上手に付き合いながらお金をたくさん稼ぐ「ストレスオフ・リッチ」な人生を目指しませんか?シリーズ『「ストレスオフ・リッチ」になりたい』では、「年収800万円以上✕低ストレス」な女性を「ストレスオフ・リッチな女性」と呼び、毎月1回のペースで彼女たちのライフスタイルを紹介していきます。

調査概要について

「ココロの体力測定2018」
方法:インターネット調査
期間:スクリーニング(※)調査 2018年3月7日~3月17日

※編注:スクリーニング調査は調査対象者の条件を抽出するために行う事前調査です。特定の条件に該当する対象者を絞り込みます。

・スクリーニング調査の概要

対象:全国20~69歳14万人(男女各7万人)
項目:15問
分析データについて:厚生労働省の「ストレスチェック制度の健康状態項目」を基に独自加工して、点数化
集計データについて:集計したデータを、県・年齢を実際の人口でウエイト修正を行い活用

・本調査(※)の概要

調査期間:2018年4月7日~20日
サンプル数:1800人

※編注:「本調査」ではスクリーニング調査で条件を満たした対象者に対して、目的の調査を行います。

・本レポート抽出対象者(本調査より)

抽出対象:女性
「世帯年収800万円以上」×「低ストレス」:1105人
「世帯年収800万円以上」×「高ストレス」:1135人
「世帯年収799万円以下」:3万4985人

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データ提供:オフラボ
化粧品会社メディプラスの調査・研究機関である、メディプラス研究所のソーシャルプロジェクト。人間関係、地域環境、自然環境などにより引き起こされるストレスをマネジメントし、賢く付き合うための方法「ストレスオフ」を発信している。2016年からは、全国14万人(男女各7万人)にインターネット調査「ココロの体力測定」を実施し、心身のストレスを可視化。毎年「ストレスオフ県ランキング」も発表している。 https://mediplus-lab.jp/

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