(写真=森口新太郎撮影)

保険に大金をつぎ込み、何十年も動かせないお金に【パルベルク美沙子さんの失敗談】

デキる女の「投資の失敗談」シリーズ:パルベルク美沙子さん

各方面で輝く女性に投資の失敗談をお聞きする不定期インタビュー「デキる女の投資の失敗談」。今回は、投資情報サービスを提供するフィスコマーケットレポーター、パルベルク美沙子さんにお話を伺いました。

パルベルクさんは17歳からモデルとしてCMや雑誌で活躍。2015年からはモデル業も続けながら、仮想通貨リポーターとしてInstagramで写真とともに仮想通貨の情報を発信しています。

フィットネス大会で上位に入った経験もある「フィットネス女子」のパルベルクさんですが、過去には「初心者あるある」ともいえる「失敗」を犯してしまったのだとか。何があったのでしょうか?

百万円単位で保険に投資

女性, 投資, 失敗談, パルベルク美沙子 (写真=森口新太郎撮影)

くすい:今日は投資の失敗談ということで、どうぞよろしくお願いします!

パルベルク:はい。失敗談といえるかどうかわかりませんが……私、結構不安症なので、2012年ごろに外貨建ての生命保険に入ったんです。

くすい:生命保険ですか?

パルベルク:はい。購入したタイミングはよかったのですが、一括で結構な金額を入れてしまったことが失敗だったと思っています。

くすい:いくらぐらいですか?

パルベルク:えっと、それは……もう、何百万円と。

くすい:結構な金額ですね。

パルベルク:そうなんですよ!結構な金額が何十年も動かせないお金になってしまいました。悔しい。でも、その時はわからなかった。「守りに入った」っていう感じだったんですね。

くすい:30年ぐらい放っておかないといけない。

パルベルク:その後、フィスコのリポーターになって金融商品にはさまざまな種類があると知りました。もう少し動かせるお金を残して、その他のもので運用する余裕を残しておいた方がよかったのかなと思います。その後、チャレンジする機会を失ってしまったのは失敗だったかなと。

大金をつぎ込むのは「初心者あるある」

女性, 投資, 失敗談, パルベルク美沙子 (写真=森口新太郎撮影)

くすい:保険に加入したきっかけは何だったんですか?2011年の東日本大震災が関係してるとか?

パルベルク:震災は関係していないんですけど、円高になっていたので銀行に相談に行ったんですよ。そしたら、「こんな保険もありますよ」と紹介されて、「預金にしておくよりは、保険を購入した方が利率がいいな」と考えました。当時、私は元本割れしないことを一番願っていたので……。

くすい:なるほど。でも、そう考える人の方が多いと思います。

パルベルク:そうですよね。冒険しない、手堅いタイプ。でも、今考えると、やっぱりフィスコを通じて新しい情報を学んでいくと、そこまでの金額を(保険に)入れなくてもよかったんじゃないか、と思います。でも、結構あるあるですよね。投資初心者の方が「よし、もう自分はしっかりここに賭けよう」みたいな感じで、一気に資産を何かに投じてしまうことって。

くすい:投じてしまう?

パルベルク:はい。今までコツコツ貯めてきたものを。「預金だともったいないな」って考えるんですね。

くすい:それは聞いたことがあります。定年退職した人が退職金でいきなり何千万円を動かして大きく損をする、みたいな……。

パルベルク:小さい金額でいっぱい失敗しておくって大事だな、っていうことは改めて思いますね。

お金も筋肉も時間をかけて成長させよう

女性, 投資, 失敗談, パルベルク美沙子 (写真=森口新太郎撮影)

くすい:その経験から、何か学んだことはありますか?

パルベルク:そうですね。私は仕事でも、フィットネスや料理をやりたかったんですけれども、やっぱりそこも、長期にドンと入れたから、細かい勉強が結構あやふやになってしまった部分があって。

くすい:どういうことですか?

パルベルク:そうですね……たとえばヨガも「先生になる」とか、料理も「自分の店を持つ」とか、皆さんそういう夢があると思うんですけれども、私は趣味のままになってしまっている部分があるんです。

くすい:でも今、カフェで働きながらフィスコの仮想通貨リポーターをして、さらにフィットネスの大会にも出場していますよね。なんでもできてすごいと思います。

パルベルク:いや、何でもっていうか、どれか1つに絞らなきゃいけないのに、結構いろんなことがやりたくて、投資にしてもそうなんですけれども、目移りしちゃっていると思います。

くすい:最近は1つの能力だけじゃなくて、いろいろ持ってた方がいいともいわれます。

パルベルク:マルチスキルですね。でも、やっぱり共通するのは見た目もそうなんですけど、中身の美しさだと思います。フィットネスをすると、本当に中身が鍛えられるんですよ。1人で早く起きて、1人でジムに行って、結構ジムも男性が多いので、その中で誰とも目を合わせず、ひたすらコツコツやっています。

くすい:中身的な意味で、どういう部分が鍛えられますか?

パルベルク:「筋肉も精神も時間を掛けることによって成長するんだな」って思います。

くすい:投資ですね、まさに。

パルベルク:そうですね、共通していますね。上手く年齢を重ねることによって、ちょっとずつ学べてきているような気がしますね。

1回だけのフィットネスは意味がない

女性, 投資, 失敗談, パルベルク美沙子 (写真=森口新太郎撮影)

くすい:フィットネスの場合、1回だけだとあまり意味がないですか?

パルベルク:そうですね、1回だけの筋肉は大会が終わったらすぐにプニプニしてきちゃいます。自分の最高の筋肉を見てみたいとは思うんですけど、やっぱり急な上昇の後で、いきなり下降するのが怖くて。自分の最高を見た後に、大きく下がるのが怖いから、ある程度の筋肉量をキープしたいと思います。

くすい:なるほど。では、ある程度まで筋肉量を増やしたら、しばらく保ってからまた増やす、みたいな方がいいんですか?

パルベルク:そうですね。あと女性だと、筋肉量というよりも、脂肪も関係してきます。女の子は脂肪を落とさないと筋肉が見えないので、大会のための減量ってすさまじいんですよ。糖質や脂質を抑えるために、鶏胸肉とブロッコリーばっかり食べています、みんな。インスタにアップする料理も、もやしにカレー粉をかける、とか。塩分もむくんじゃうんで。「味に飽きてきたから、本当にどうしよう」みたいな、そういう情報交換をよくしています。

くすい:糖分、油分、塩分がだめとなると、本当につらいですね。

パルベルク:はい。そこで、調理師免許の勉強で得た知識が役立っています。おすすめは重曹です。鶏胸肉を切って重曹と塩麹をまぶして、10分ほど置いてから、フライパンで焼くと、とってもおいしくて飽きません。

くすい:へえ、おいしそう。それで皆さん脂肪を落としているんですね。

パルベルク:そうですね。ただ、急激に脂肪が落ちると、人間って脂肪を蓄えようとするんですよ。なので適度な脂肪は残しつつ、健康的な体を維持するのがいいですね。

フィットネスも投資も「日々を楽しむためのもの」

くすい:なるほど。ダイエットもコツコツがいい、ということですね。

パルベルク:そうですね、続けられる程度で。あと、やっぱり、フィットネスが目標になって日常生活が楽しめなくなってしまうと、本末転倒です。友達とおしゃべりをする時も、おいしいものを食べながらの方がいいですよね。そこを間違えないようにしないと。

くすい:資産運用も同じですね。儲けることばかりを意識しちゃうと「あれ?何のためにやっているんだっけ?」ってなります。

パルベルク:そうなんですよね。投資が目的になると、ギャンブルみたいになっちゃいそうです。やっぱり、投資をする時には、なぜお金が欲しいのか、安心が欲しいとか、日々を楽しみたいからとか、そのことを忘れちゃいけないなと思います。

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くすい:今後の目標は何ですか?

パルベルク:やはり、周りの人に投資の魅力を伝えていきたいという思いがあります。同世代の女性は美容や健康に興味があると思うので、フィットネス関連の株を紹介していきたいですね。あとは、資産運用と健康をつなげていくことです。健康だと、年を取ったときにお金が掛からないじゃないですか。

くすい:確かに!

パルベルク:なので、いかに健康を維持できるか、ということもお金との関係性は深いと思います。ただ、痩せ過ぎだとそれはそれで健康ではありません。毎日充実して、楽しくプライベートを送って欲しいからこそ、健康維持をするためにフィットネスを続けて欲しいですね。

どんどん冒険していこう

女性, 投資, 失敗談, パルベルク美沙子 (写真=森口新太郎撮影)

くすい:同世代の女性たちに何かアドバイスはありますか?

パルベルク:なんとなく……ですが、私は世の中の流れが、ある意味「保守的」な流れになっているように感じています。選択肢は増えているはずなのに、誰かにだめと言われたのではなく、自分で自分の選択肢を狭めている、という人がいると思うんです。例えば、「女性は結婚や出産を人生の視野に入れていかないといけないからこっちは諦めよう」とか、「結婚したら投資はちょっと……」とか。気持ちはわかるのですが、そのままでは、守りに入っている感じがします。

くすい:自分で自分の選択肢を狭めている、というのはなんとなくわかる気がします。そういう人にはどのようなことを伝えたいですか?

パルベルク:「自分の興味のあることをきっかけに、社会や経済までつなげて見てみたら意外と楽しいよ」ってお伝えしたいですね。

くすい:パルベルクさんご自身、「興味関心から面白いことにつながった経験」はありますか?

パルベルク:私、もともとフィスコのオフィスの1階にあるカフェでアルバイトとして働いていたんです。たまたまフィスコの方が私のInstagramを見ていたようで、「発信するのが好きだったらリポーターになってみない?」と声を掛けてくださったんです。そこから経済や金融について情報を得ることができて、「経済ってこういう流れなんだ」ということを学ぶことができました。

くすい:アルバイトとして入った時は、フィスコのことは全然知らなかったんですか?

パルベルク:はい、全然知りませんでした。チャンスっていうのは意外なところから降ってくるものなんだなと思いました。だから、どんどん冒険していった方がいいよ、と伝えたいです。

くすい:ありがとうございました!

今回、取材に協力してくれたのは…

女性, 投資, 失敗談, パルベルク美沙子 (写真=森口新太郎撮影)

パルベルク美沙子さん
東京都出身。17歳から、雑誌・広告・CM・ショー・スチールのモデルの他、レースクイーン・キャンペーンガールなどのイベント業界に携わる。内側からと外側からの「美と健康」を追求し、栄養学を学ぶ。調理師免許、ヨガインストラクターの資格を取得後、FISCOグループ会社であるWALLに在籍しながら経済を学び、フィスコマーケットレポーターとして活躍中。

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