(写真=KPG_Payless/Shutterstock.com)

松下幸之助もやっていた「おかげさま」の習慣とは?

なんか知らないけど、強運が舞いこむすごい習慣(2)

この記事は本田 晃一 氏の著書『なんか知らないけど、強運が舞いこむすごい習慣』(主婦の友社)の内容を抜粋したものになります。

【『なんか知らないけど、強運が舞いこむすごい習慣』シリーズ】
(1)宝くじ売り場の人に聞いた「高額当選者」の共通点
(2)松下幸之助もやっていた「おかげさま」の習慣とは?

強運な人の「◯◯さんのおかげ」を思い出す習慣

僕たちはすごく忘れっぽいので「今起きているいいことは、誰のおかげなのか?」も、すぐ忘れてしまいます。

僕自身もそうなのですが、誰かからいただいたご恩って、苦労している時はジーンと染みるけれど、大変な時期がすぎると、きれいサッパリ忘れてしまうものなんですよね。

相手への感謝を忘れてしまうと、相手への不満がやってきます。すると、不満フィルターで世界を切り取った私たちは、不満に思うことばかり経験するようになります。

だからこそ、豊かで感謝の気持ちに満ちた生活をしたいと思ったら、記念日を作ったり、先ほどお話しした夫婦のようにいい頃の写真を貼ったりして、定期的に感謝する相手を思い出すのがいいと思います。

これが、「運のスタート地点」をさかのぼって感謝する習慣が、強運を引き寄せる理由です。

僕が知っているうまくいっている人は、意図的に「感謝記念日」を作っています。

これは「◯◯さんのおかげで、今のラッキーがある」ということを、定期的に思い出しているんですね。こうして、「運の川」のスケールをでかくしているのだと思います。

仕事でうまくいっている人にも、意図的に「感謝するべき人や出来事を思い出す習慣」を取り入れている人がたくさんいらっしゃいます。

有名な経営者や実業家の方の多くがこうした習慣を取り入れているのです。

たとえば、松下電器創業者で「経営の神様」とも言われる、松下幸之助さんがそうです。

皆さん、浅草寺の入口のところにあるでっかい赤ちょうちんはご存知だと思います。

門自体よりむしろ、門に装着されているでかいちょうちんがシンボルになっていますよね。

でも、このちょうちんの下のところに松下電器のロゴが入っていることを知っている方は少ないのではないでしょうか。

これは、松下電器創業者の松下幸之助さんが病気になられた時、1960 年に浅草寺を参拝した日を境に、回復したことに対するお礼として、寄贈されたものだそうです。

1865 年に起きた火災以降、実は雷門は100年近く建物としては姿を消していました。松下幸之助さんは、門とちょうちんの修復に寄付したんですね。それが現在も残っている浅草の雷門だそうです。

パナソニックに社名が変更されてからも、当時のままの社名でロゴが刻まれているのは、浅草寺の方たちの「感謝返し」のような感じがして、心が温かくなりませんか。

そのほかの例では、アサヒビールには「先人の碑」という、会社の先輩を祀る供養塔があります。これは、アサヒスーパードライがすごく売れ始めた頃に作られたものだそうです。

建設のきっかけは、アサヒビールの名誉会長である樋口廣太郎さんが、ある時キリンビールの会長と話している折に、「うちは高野山に会社の先輩を祀る供養塔を建てたら、 この後業績は上がる一方で、いいことばかりなんですよ。 これからお参りに行くところです」という、キリンビールの会長の言葉に衝撃を受けたことだそうです。

松下幸之助さん、樋口廣太郎さんなどといった超有名な実業家の方々も、「運に選ばれる人」ってもれなく、「今の豊かさ」に気づいたり、「感謝すべき人」を思い出したりするための習慣を持っています。

僕は、「不安」って、単に感謝を忘れている時だと思っています。

将来に対する不安や、今現在の不安に自分の心が振り回されていると、運がやってきにくくなってしまいます。

でも、先人たちの素晴らしさとか、今の豊かさに気づくと、不安な気持ちが不思議と消えていきます。

僕たちって、感謝を感じながら不安を感じることはできないものなんですね。

【ポイント】
・運の川の長さは、「運の原点」をさかのぼって考えることで、長くなる。
・運の原点をさかのぼると、今ある豊かさに気づくことができる。
・今の豊かさに対して僕たちは鈍感。だからこそ、意識的に「今の豊かさは〇〇のおかげ」ということを思い出す習慣をつけることが大切。

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本田晃一(ほんだ・こういち)
1973年1月生まれ。1996年にオーストラリア大陸を自転車で横断。お客様のアドバイスをベースにホームページを立ち上げ、年商は10億円超を記録。2007年、日本一の個人投資家・竹田和平氏から後継者としての打診を受け、多くの帝王学を学ぶ。「世界一ゆる~い幸せの帝王学」としてブログなどで配信中。主著に『はしゃぎながら夢をかなえる世界一簡単な法』(SBクリエイティブ)などがある。

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