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投資経験ゼロでもOK!メルカリの新規上場株を購入する方法

IPOってどうやったら買えるの?

フリマアプリ最大手の「メルカリ」の新規上場(IPO)が決まりました。今まで株式を買ったことがなくても、メルカリの上場をきっかけに株式投資を始めてみようと思った人もいるのではないでしょうか。

ここで気になるのは、メルカリのIPOはどうやって購入したらよいかということ。証券会社を通して買うというのはなんとなく分かるけど……という人のために、IPOの購入方法を詳しくお伝えします。

IPOとは  

IPO(アイピーオー)とはINITIAL PUBLIC OFFERING(新規株式公開)の略で、株式会社が自社の株式を証券取引所に新規上場(株式公開)することを言います。ちなみに、2018年4月30日現在、日本には約3600社が株式公開しています。

ここからはIPO株を購入する手順を見ていきましょう。

まず、上場前にはどれくらいの投資家がその銘柄を購入しそうかを見る「ブックビルディング」という期間が設けられています。ブックビルディング方式の場合、この期間に証券会社に申し込んだ人の中から、抽選で当選した人だけがIPO株を購入することができます。人気のある銘柄だと、抽選倍率が何百倍にもなることもあります。

上場して初めてつく株価を「初値(はつね)」、抽選に当たった人が新規公開株式を購入する価格を「公募価格」と言います。例えば、IPOの公募価格600円で購入して初値が900円だった場合、短期間で150%上昇したということになります。

公募価格から初値は上昇することが多いのですが、これは上場する企業を応援したい人だけでなく、短期で利益を得ることが目的の人もいるため。IPO株は抽選倍率が高くなることが多いのです。

では、メルカリのIPO株を購入するためにはどうすればいいでしょう。

メルカリのIPOスケジュール

メルカリ, IPO, 証券会社 (写真=Rawpixel.com/Shutterstock.com)

メルカリ <4385> 東証マザーズ
・ブックビルディング(抽選申込)期間:6月4日(月)~8日(金)
・売出価格決定日(当選発表):6月11日(月)
・購入申込期間:6月12日(火)~15日(金)
(当選したらこの期間に正式な申し込みをおこないます。キャンセルも可)
・上場日(株式市場で売買できるようになる日):6月19日(火)

メルカリのIPO株を取り扱う幹事証券会社はここ  

IPO株はその銘柄ごとに抽選の申し込みができる証券会社が異なります。一般的には、その企業の上場をサポートしている幹事証券会社であれば抽選に申し込むことができます。なかでも、主幹事の証券会社は仕切り役の幹事証券会社で、割り当て株数が多くなっています。

そのような理由もあり、IPO株の当選を狙うなら、主幹事証券会社に申し込むほうが当選確率が高くなると考える人もいるかもしれませんね。しかし、全国に店舗展開している大手証券会社には「裁量配分」という、いわば「お得意様優先配分」があるといいます。主幹事証券会社に申し込めばIPOの当選確率が高くなると、一概には言えないようです。

メルカリの引受証券会社はここ!

  • 主幹事:大和証券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券
  • 幹事:SMBC日興証券、みずほ証券、野村證券、マネックス証券、SBI証券、岩井コスモ証券、極東証券

証券会社に口座を開くときは5つのポイントをチェック!  

メルカリ, IPO, 証券会社 (写真=StunningArt/Shutterstock.com)

今回のIPOだけが目的なら、複数の幹事証券会社に口座開設して申し込む「数打ちゃ当たる」作戦という手もあります。

けれども、これをきっかけに株式投資を本格的に始めたいのであれば、自分に合った証券会社を選んでおきたいものです。ここで、証券会社の選び方のコツを考えてみましょう。今回は大きく分けて5つのポイントをお伝えします。

1.手数料を比較しよう
まずは「手数料の確認」を。手数料には主に2種類あります。

・ 口座管理費
証券会社によっては、証券口座を開設していると口座管理料がかかる場合があります。口座開設時に確認しておきましょう。

・取引手数料
株式等の売買にかかる手数料です。証券会社によって金額は違い、売買金額で手数料率も変わります。店舗型証券会社では売買の発注を証券会社の担当者がおこなうため、インターネット証券に比べて手数料が割高です。

2.Web画面の見やすさ・使いやすさを確認
インターネットで売買する場合、画面の見やすさ、操作の分かりやすさに加えて、取引状況や評価額がスマホからいつでもどこでも確認できるほうが使い勝手がよいでしょう。人それぞれ好みがあるものの、SBI証券、楽天証券、マネックス証券といったインターネット証券は売買発注が手軽におこなえます。

3.気軽に相談できるコールセンターや窓口があると安心
手数料をはじめ、コストを重視するならインターネット証券が有利ですが、インターネット売買の操作などで分からないことがあると不安を感じるかもしれません。そんなとき丁寧にフォローしてくれるコールセンターなど、サポート体制が整っていると安心ですね。

4.NISAの対象範囲も調べておこう
忘れてはいけないのが「NISA(ニーサ=少額投資非課税制度)」で購入できる対象範囲を見ておくことです。年間120万円の非課税枠内で購入した銘柄の売却益や配当金・分配金が非課税になるのが、NISAのメリットです。

NISA内で購入できる対象商品は各証券会社で異なります。IPOを始めてみたいと考えているなら、NISAでIPOが購入できるかどうかのチェックも忘れずにしておきましょう。

5.取扱商品の豊富さも見逃せない!
今後少しずつ投資を始めたいなら、仕組みがシンプルな金融商品の取り扱いが多い証券会社を選ぶのがよいでしょう。

例えば、「つみたてNISA」の対応商品数が100以上と多いのはSBI証券、楽天証券です。つみたてNISAで購入できるのは金融庁が認めた商品に限定されますが、安定的な成長を見込める銘柄で手数料も割安という点が特徴です。人によっては、つみたてNISAで購入できる商品の数もポイントになりそうですね。

もう少しリスクをとってもよいと思うのであれば、取扱商品が多い傾向にある大手の証券会社も検討の余地があります。確認してみるとよいでしょう。

6.自分に合ったお得なサービスもチェック
マネックス証券、大和証券、野村證券などはオンラインセミナーが充実していて、株式の情報収集や積極的に勉強したいと思っている人に好評です。

NISA内での国内売買手数料無料、キャッシュバックなどのキャンペーンをおこなっている証券会社もあります。お得なキャンペーンを適用できないか、チェックしてみるのもいいですね。

メルカリIPO前に、早めの口座開設が安心

メルカリ, IPO, 証券会社 (写真=Rawpixel.com/Shutterstock.com)

証券口座はその日のうちに開設できるとは限りません。さらに、申込書類に不備があると時間もいっそうかかり、口座開設までに何週間も必要となる可能性もあります。

もし、今回のメルカリIPOの申込期間中に口座開設が間に合わなくても、口座を開設しておけば、いつでもIPOの抽選に参加できるようになります。今のうちに早めに準備をして、株式デビューしてみませんか。

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