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離婚した元ダメ夫の成長記録「男子、三日会わざれば刮目して見よ」

男の人だって、本気になれば変わるんです

こんにちは、婚活FP(ファイナンシャル・プランナー)山本です。

現代は女性の社会進出が進んだ結果、一人でも子供を育てられるからと、簡単に離婚を選択する女性も増えたように思います。

もちろん、その選択肢を選ぶかどうかはあなた次第です。ただ……数々の夫婦を見てきた筆者からすると、多少は猶予を与えるのもアリかもしれません。

今回は「離婚後に元夫が成長したので再婚した女性」の実話をお伝えします。

あなたの夫婦生活、そして人生にお役立て下さいませ。

授かり婚。出産後に遊び歩く夫に呆れて離婚

離婚, 元夫, 再婚 (写真=ZephyrMedia/Shutterstock.com)

真弓さん(仮名)は20代後半の時、同い年の信之さん(仮名)と授かり婚をしました。お付き合い当時の信之さんは普通に優しかったので、真弓さんは結婚や出産を運命のように感じており、何の心配もなく幸せだったそうです。

そしてそれは、結婚してしばらくは変わらなかったのですが……残念なことに長男となる信義くん(仮名)を出産後、信之さんは変わってしまいました。

信之さんは子供が生まれる前から、自分のことを子供好きだと信じており、本当に出産を待ち望んでいました。しかし、イメージと現実は違うものです。どうやっても泣き止まない信義くんの世話や、よく分からない真弓さんの説明に混乱し、次第に家に寄り付かなくなりました。

そうなると、次に困ったのは真弓さんです。信之さんの男性心理は分からなくもないものの、真弓さんだって育休が明けたら働きながらの育児になります。にも関わらず、育児を一方的に押し付けられ、遊び歩く信之さんに段々と怒りの感情が沸き起こってしまいました。

最終的には真弓さんは呆れ果て、離婚を宣告。そして幸いにも実家が近くだったので、離婚後に引っ越しをし、信之さんに代わって両親に子育てを助けてもらうことにしたのです。

結婚してわずか1年少々のスピード離婚でした。

離婚して3年、元夫が突然の来訪!

離婚, 元夫, 再婚 (写真=takayuki/Shutterstock.com)

こうして、真弓さんと信義くんとのシングルマザー生活が始まりました。真弓さんは中堅企業に勤めており400万円の年収がありましたし、シングルマザーとなった事で、比較的簡単に保活問題はクリアできたそうですが、それでもけっしてラクではなかったといいます。

また、成長するにつれて信之さんに似てくる信義くんを見ていると、たまに信之さんの事を思い出すこともありました。

そんなシングルマザー生活を続けて早3年が経った頃、突然、信之さんが自宅を訪ねてきました。追い返そうかとも思ったそうですが、何となく以前と雰囲気が違っています。

信義くんを寝かしつけてから外で会い、互いに近況報告をしたところ、信之さんはしきりに信義くんの現状ばかりを気にしている様子。当時はあれほど無関心だったのに……。

真弓さんは若干の呆れを感じつつも、一応は実の父親ということもあるので、正直に色々と現状を伝えました。

すると、なんと信之さんは過去を精一杯謝り、もう一度チャンスが欲しいと言い出しました。

「はぁ?」。真弓さんは心の底から、そう感じたといいます。

同棲を経て再婚!今では離婚がウソのよう

離婚, 元夫, 再婚 (写真=Soloviova Liudmyla/Shutterstock.com)

そんな事を突然言われても、真弓さんには呆れることしかできませんでした。しかしそれからというもの、信之さんは頻繁に真弓さんにお願いを続けてきたのです。

一般的に、育児は乳児期が一番大変ですが、4歳児の男の子の相手も十分に大変といえます。

それで根負けする形な一方、どうせまたすぐに投げ出すだろうと考えた真弓さんは、手始めに外で、3人で食事する事にしました。

すると、同じ男性同士だから……の言葉では言い表せない、完全な親子の姿がそこにはありました。3年のブランクがあったとは思えない程です。さすがの真弓さんは少し悔しくも感じたといいます。

その後、真弓さんと信之さんは同棲することになり、約半年後に二人は再婚することになりました。現在は信義くんも小学生になり、真弓さんと信之さんも30代後半です。信之さんも積極的に信義くんの相手をしています。

雨降って地固まるなどという言葉もありますが、本当にそれを体現したような夫婦で、今では離婚がウソであったかのようにすら感じられます。

「男子、三日会わざれば刮目して見よ」

離婚, 元夫, 再婚 (写真=Sergei Domashenko/Shutterstock.com)

信之さんは、こんな事を言いました。

「当時は、本当にダメ人間でした。イメージと全然違う子育てを投げ出し、本当に真弓には申し訳なく思っています。ただ、だからこそこれからは2人を大事にして、そして3人で幸せな家庭を築いて、信義を立派に育てるつもりです」

信之さんは離婚後、母親や同僚女性など方々の女性から猛攻撃を食らったらしいのです。小さな子供のいる友人などにも相談を重ねた結果、自分がやったことのヒドさを痛感し、心底申し訳ない気持ちでいっぱいになったといいます。

それから信之さんは子育てに関する記事や本を読み漁り、時には友人の子供の面倒を強引に引き受けさせてもらい、そのうえで真弓さんに会いに行ったらしいのです。

ハッキリいって、平均的に早熟な女性と違って、男性が大人になる瞬間は本当に人それぞれです。中には一生子供のような方もいますが、変わる時は一瞬で変わる男性もいるのです。「男子、三日会わざれば刮目して見よ」なんて言葉もありますね。

子供は親を成長させる

離婚, 元夫, 再婚 (写真=Kiselev Andrey Valerevich/Shutterstock.com)

筆者は他にも様々な夫婦を見聞きしてきましたが、「子供のおかげで再婚」は本当に多いケースです。

参考:なぜバツイチ子持ちのシンママは上質な男性をゲットできたのか?

子供は相手と引き合わせてくれるばかりでなく、「親を成長させてくれる存在」でもあります。離婚の引き金となったのも育児なのですが、その点も含めて信之さんを成長させてくれた大きな存在であったことに変わりはないでしょう。

人生100年時代。結婚は通過点

離婚, 元夫, 再婚 (写真=oatawa/Shutterstock.com)

ところで最近の婚活市場には、相手に少しでも欠点を感じると見限ってしまうような、文句だらけの婚活をしている方が沢山います。

もちろん気持ちは分かるつもりです。女性も30歳を過ぎた頃には中々良いと思える男性が寄ってこず、寄ってくるのはどう控えめにみても「生理的にムリ」と感じる男性ばかりでしょう。良い男性は、もっと若い女性を狙いがちだったりして……。男性側にも同じようなケースがたくさん見られます。

ただ、人間の将来は本当に不明瞭であり、婚活時の印象やスペックからどのように変化するか、本当に分かりません。

以前、年収600万円の男性が結婚後にDV夫に変わった女性も紹介しましたし、婚活中は低年収だったのに最終的に夫が年収1,500万円、世帯年収2000万円に成長した例もありました。

参考:「憧れの専業主婦」の先に待っていた、思わぬリスク
   婚活時は低年収でも「青田買い婚」で世帯年収2000万円を突破したストーリー

人生100年時代。これから私たちの人生にはまだまだたくさんの未来が待ち受けているのです。何があるか本当にわかりません。そう思うと、婚活も一過性のものだと思えてきて、少しは気がラクになりませんか?

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