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初心者が安心して株を楽しめる「投資額」と「銘柄数」はいくら?

ど素人がはじめる資産運用(5)

株投資は10万円あれば有名な企業の株を買うことができます。NISA(少額投資非課税制度)を利用すれば非課税にもなります。また1000円から1万円と少額から株式を購入できるサービスのメリット・デメリットなどをご紹介しましょう。

この記事は書籍『超ど素人がはじめる資産運用』(風呂内亜矢著/翔泳社)の内容を抜粋したものになります。

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初心者が安心して株を楽しめる「投資額」と「銘柄数」はいくら?

※以下、書籍より抜粋

株式投資、まずは20万円以内で

●10万円前後で買える銘柄も

株式投資なら、10万円前後あれば、聞いたことがある会社の銘柄を、購入することができます。

私自身も、初めて購入した株式は当時6万円程度だったスターバックスコーヒージャパン(現在は上場廃止)でした。2018年1月5日現在の終値だと、みずほフィナンシャルグループ(8411)が2万1210円、サマンサタバサジャパンリミテッド(7829)が4万9500円、ヤフー(4689)が5万2600円で、株式の単位である1単元の購入が可能です。よく知った会社が、意外と手頃だと感じていただけると思います。

●まず20万円を貯めて繰り返し売買

10万円未満でも1つの銘柄を購入できるので、株式を買う体験は可能です。20万円くらい貯めて、それを株式運用専用の資金と決めれば、2~3銘柄の売買を試すことができます。

20万円で1銘柄を買うのではなく、2~3銘柄に分けて買えば、買った途端に価格が下落した銘柄があっても、他の銘柄を売買できるため、価格が戻って来るのを待つことができます。利益が出たら売却して、利益を確定(利確・りかく)してみるのも楽しいです。

非課税で運用が可能なNISA(少額投資非課税制度)口座では、年間120万円までの投資を行うことができます。

20万円を元手にした株式の売買を6回繰り返すと、1年間のNISA口座の枠をしっかり使い切ることができます。

1000円から株式投資できるサービスも

●株式の単位・単元

株式は通常、100株や1000株など、会社(銘柄)ごとに定められた数量で購入します。この単位を“単元(たんげん)”といいます。

みずほフィナンシャルグループ(8411)の1月5日終値の株価は212.1円ですが、1単元が100株のため、取得するために必要な金額は2万1210円以上となります。

1単元取得することで、その会社のサービスをお得に利用できたり、株主限定アイテムを入手できるなどの“株主優待”の特典が得られます。株主総会などで会社の経営に対して意見を述べることができるのも、1単元以上保有している株主ならではです。

一方で、月々1万円など積み立てながら株式を購入できる“るいとう”や、1000円から株式が購入できるサービスも登場しています。

●少額とはいえ銘柄数はほどほどに

るいとうや、1000円から株式が購入できるサービスを利用すると、手持ちのお金が少なくても、少額ずつ分散投資できるメリットがあります。また、1単元が数百万円と値がはる銘柄の一部だけ購入できるといった魅力もあります。通常、配当金も持ち分に応じて得られます。

しかし、株式を分割して購入することになる分、手数料が多くかかります。また、複数の銘柄の価格を自分でチェックするのも大変です。

まずは、よく吟味した数銘柄の株式を買ってみるのがよいでしょう。NISA口座であれば売買手数料がかからない証券会社もあります。

【『超ど素人がはじめる資産運用』はこちらから】
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風呂内亜矢
1級ファイナンシャル・プランニング技能士。CFP認定者。26歳の時、貯金80万円しか持っていないにもかかわらず、マンションを衝動買いしたことをきっかけに貯蓄、資産運用をスタートする。株式、外貨預金、投資信託などを行い、夫婦で4部屋のマンションを保有して賃料収入も得ている。テレビ、新聞、雑誌、書籍を通して、お金に関する情報を発信している。

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