(写真=RossHelen/Shutterstock.com)

もしかして「保険」かけすぎ?老後のお財布3つのチェックポイント

退職後のために貯蓄や投資に励んでいる人も多いと思います。それ自体は素晴らしいことなのですが、不安のあまり、備えすぎていませんか?

準備しておきたい金額に対して、今、老後資金がどのくらい貯まっているか確認してみましょう。

チェックポイント1:退職金

退職金があれば、老後資金もかなりラクになるのではないでしょうか。

確認することは、主に次の3つです。

・退職金制度の有無
・退職金の計算方法
・受け取り方法:一時金か年金か

就業規則や退職金規定などの社内規定を閲覧するか、人事や総務などの担当者に遠慮せず聞いてみましょう。ただ、すぐに辞めるつもりなのかと誤解を招くような聞き方をしないよう注意しましょう。

チェックポイント2:公的年金

公的年金(国民年金、厚生年金)のおおよその受給金額は、毎年の誕生月に自宅に送られてくる「ねんきん定期便」か、インターネットの「ねんきんネット」で確認できます。ねんきんネットはスマートフォンでも見ることができ、年金加入記録の確認のほか、将来もらえる年金の見込み額の試算もできます。

チェックポイント3:確定拠出年金

確定拠出年金には掛金を個人が出す「個人型」と、勤め先が出す「企業型」があります。

もし勤め先が「企業型確定拠出年金」を導入しており、あなた自身が加入しているのであれば、定期的に評価額をチェックしておきましょう。運用状況はインターネットやコールセンターで確認できます。もし問い合わせ先がわからなければ、勤め先の担当部署に確認してみるとよいでしょう。

勤め先に企業型確定拠出年金の制度がない場合は個人型確定拠出年金(iDeCo)に加入することができます。現在の評価額は、加入者用のコールセンターやWebサイトでわかります。口座を作った金融機関にログイン方法などを確認して、例えば年に1~2回といったように定期的にチェックしておきましょう。

余計な保険に入っていそうな時は

1~3の合計で、どのくらいになりましたか?

老後に備える方法はいろいろありますが、ベースとなるのは「年金」と「退職金」、不足分に「確定拠出年金」を上乗せするのがお得な貯め方です。

実際の金額を確認してみると、そんなに不安にならなくてもよいことに気付いた人もいるのではないでしょうか。

悠々自適な老後も目指したいですが、備えることばかりに気を取られず、今を楽しむことも大切ですね。

文・深川美幸(ファイナンシャルプランナー、CFP)

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