(写真=Lemon Tree Images/Shutterstock.com)

寄付だけじゃない!クラウドファンディング2つの「新しい形」

「お金を必要としている人」に「応援したい人」がインターネットを通じて直接お金を提供するクラウドファンディングが広がりを見せています。

お金を提供するだけではなく、その対価として金銭的なメリットを受け取ることができたり、ふるさと納税と融合したり……。今回は新しい形の2つのクラウドファンディングサービスを紹介します。

1. ふるさと納税と融合したクラウドファンディング

最近、ふるさと納税と融合したクラウドファンディングが注目されています。従来のふるさと納税とは異なり、寄付したお金の使い道がより具体的になっています。

例えば、石川県能登町は2018年4月30日まで、「イカ釣り船団を応援しよう」という趣旨のプロジェクトを立て、ふるさと納税で資金を募っています。募ったお金はイカ釣り船の食費などに使われ、寄付した人にはお礼の品として船凍イカセットが贈られます。

一定の条件はあるものの、トータルの寄付額から2,000円を引いた金額を所得税と住民税から控除することができます。税金の控除額に関する条件は、家族構成などによって異なるため、寄付前に必ず確認しましょう。

2. 投資型クラウドファンディング

クラウドファンディングと言えば、主に「寄付型」や「購入型」が広く知られており、お金を必要としている人や団体にお金を提供することで、見返りとして商品やサービスを受け取ります。

一方「投資型」のクラウドファンディングは、提供したお金の見返りとして、金銭を受け取るシステムです。投資型にも「株式型」「融資型」「ファンド型」があり、特に「融資型」はソーシャルレンディングとも呼ばれています。

投資型クラウドファンディングの見返りは、預金や債券よりも高い利回りが期待できるケースも。ただし、倒産リスクや元本割れのリスクもありがあるのには注意が必要です。

お金を提供する先の成長を一緒に楽しむ

より具体的に自分が応援したいプロジェクトに資金提供できるこれらのシステム。お金を提供する企業や団体の成長を楽しみながらメリットが享受できる新しいサービスとして、さらに認知度が高まっていくのではないでしょうか。

文・山根ゆずか(ライター、ヨガインストラクター)

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