(写真=Kzenon/Shutterstock.com)

ホストクラブより安いから?元デブ女が痩せてもジムに課金し続ける本当の理由

税理士・田村のアラサー観察日誌「習い事」

こんにちは。33歳の税理士、田村だ。

私は税理士という仕事をしている一方で、アラサー世代のSNSをパトロールすることが日課だ。

日課の中でたまに「珍獣」を見掛け、お金や時間をムダにしているのではないか、と思わされることがあり、毎月テーマに沿った「珍獣」を紹介している。

もしよければ反面教師にしてほしい。私たちの限りある資産をもっと有効に使えるように。

今回のテーマは「習い事」。

習い事には2種類ある

春になると新しいことを始めたくなる人もいるだろう。

習い事は大きく2つにわけることができる。

・実益をかねるもの:料理教室など。普段の生活で役立つスキルが身につく
・実益をかねないもの:三味線など。普段の生活で出来なくても困らないが生活が豊かになる

習い事も無料ではない。

お金と時間は有限。

その習い事をすることで何を得られるのか、得たいのかを整理したうえで習い始める思う人も多いのではないだろうか。

パーソナルトレーナー付きジムに通い始めたある女性

実益を兼ねるものとして始めた習い事が、いつのまにか実益を兼ねないものに変化したある女性の話をお届けしよう。

その女性は、膝で自分の体重を支えられないほど体重が増えてしまった。いわゆるデブになってしまった。そこで、今、流行りの2カ月で結果にコミットするというパーソナルトレーナー付きのジムに通い始めた。

当初の目的は、痩せるためだった。

しかし、担当についたのはさわやかなイケメントレーナー。

2カ月という期限付きだったが、気づいた時には期間延長。

目的は達成していた。なぜ延長したのか。

「特別な関係」に課金

アラサー女性, 田村, 税理士 (写真=Bplanet/Shutterstock.com)

ポイントは担当制のジムであることだ。毎日食事のメールを送り、週2回、個室でプライベートセッションを行う。

毎日メールをし、週2回だけ会える特別な関係。

習い事であるからトレーナーが彼女に懇切丁寧に指導することは当たり前なのであるが、彼女はトレーナーにその恩返しをしたくなった。

本来であれば、目標達成した時点で終了していいのだが、彼女は、トレーナーの評価をあげるための力になりたいと考えが変わった。

「彼の評価があがるのであれば」

といった思いから、サプリなどの商品を買うこともあったそうだ。

彼女に言った。

「もう痩せたし、値段も安くないんだからもう辞めたら?」と。

彼女はこう答えた。

「本当のホストクラブに行かずにすんでいるのはこのジムのおかげ。高いけれど、実際、健康的になっているし。そう、健康的なホストクラブだと思えば高くないじゃない?」

欲望を自制できないと、お金もなくなる?

習い事は、実益を兼ねるもの、兼ねないものの2つにわけることができると冒頭で述べた。

もしかすると、自分の欲望を自制するための目的の習い事もあるのかもしれない。それもある種の幸せなのかもしれないし、そうではないかもしれない。

ちなみにこの膝が痛かった元デブで、健康的に貢いでいる女とは、私のことだ。

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