(写真=YAKOBCHUK VIACHESLAV/Shutterstock.com)

パートナー選びには「決算書」が使えます

税理士・田村のアラサー観察日誌「決算書」

こんにちは。33歳の税理士、田村だ。

私は税理士という仕事をしている一方で、アラサー世代のSNSをパトロールすることが日課だ。

日課の中でたまに「珍獣」を見掛け、お金や時間をムダにしているのではないか、と思わされることがあり、毎月テーマに沿った「珍獣」を紹介している。

もしよければ反面教師にしてほしい。私たちの限りある資産をもっと有効に使えるように。

今回のテーマは「決算書」。

女性は決算書を有効活用するべし

たいていの女性はパートナーとなる男性の勤め先を知名度や年収で見極めていると思う。

しかし、それだけでは甘いし、「知名度のある企業」に絞ってしまうと選択肢も一気に減ってしまう。競争率も高い。

そこで注目してほしいのが、企業が年に一回作成する決算書だ。

今、税理士たちは確定申告シーズンで大忙し。確定申告というと「個人」を思い浮かべがちだが、「法人」も年に一回確定申告をしている。

法人の確定申告とは法人税、消費税など税金を計算するための申告で、申告するために一年の業績をまとめた決算書というものを作る。これを是非、見ていただきたい。

決算書で見ておきたい4つの項目

確定申告, 決算書 (写真= Andrey_Popov/Shutterstock.com)

筆者自身の昔話である。

筆者の夫は上場企業勤務ではあるが、有名な会社ではない。そのため結婚を両親に伝えた時、「大丈夫なのか?」と心配された。

そこで夫が勤務している会社のホームページから決算数値を拾い、いくつかの項目を数年間分、分析して両親にプレゼンをした。それが次の項目だ。

・取引先/売上先の知名度

交際相手の企業が無名であれば、取引先の企業名をだす。安定感をアピール。

・自己資本比率の高さ

企業が、どれだけ返済不要の資本を元手に事業を行っているか判断する指標。

・流動比率の高さ

企業の短期的な支払能力を簡易的に判断する指標。

・ROA(総資産利益率)

企業が総資産をいかにうまく使って利益を生み出しているかが分かる指標。

上記のような内容をプレゼンしたところ、筆者の両親は安心した表情をしていた。

決算書を入手するのはカンタン

決算書は上場企業であれば、自社のホームページでも公開していることがほとんどだ。金融庁が運営している有価証券報告書のデータベースEDINETや日本経済新聞サイトで閲覧することもできる。

決算数値は過去の数値であるため、過去の数字がいくらよくても将来どうなるかわからないという考えもあるが、企業を見極める「目」は多いに越したことはない。

パートナーの勤め先だけではなく転職先や自分自身の勤め先を見極めるためにも活用してみてはいかがだろう。

インスタ映えする写真を撮っている時間よりも、はるかに自分自身の価値を高めることになると思うのだが。(続く)

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