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30代から「資産運用」始めないと損!その理由とは?

資産運用を始めるなら若いうち!?

これから資産運用を始めようか迷っている方へ。迷っているなら、いっそのこと始めてしまいましょう!…というのも、資産運用を行うなら長期投資がおすすめだからです。そんな今回は、資産運用はなぜ若いうちに始めると良いのか?を解説いたします。

なぜ“若いうち”なの?

資産運用,30代,長期投資 (写真=Sodan)

資産運用を考える上で頭を悩ますのが、どこまでリスクを取るのか?という点ですよね。ある程度リスクを取って積極投資を行うのか?リスクを控えるためにローリスク・ローリターンにするのか?みなさんなら、どちらを選びますか?

たとえば、まだ30代など若い方が老後に向けて資産運用をする場合、積極投資を考えると良いでしょう。若いうちは積極投資がおすすめですからね。

では、なぜ若いうちなのか?というと、答えは簡単です。若いうちから老後の準備をするということは、投資期間が長くなるということだからです。投資期間が長くなるほど、資産運用はより効率的になりますし、リスクも低くすることができるのです。次でくわしくみていきましょう。

長期投資をするうえで重要な2つのポイント

資産運用,30代,長期投資 (写真=Sodan)

長期投資をするにあたって、「損益分岐点」と「単利・複利」という2つの重要なポイントがあります。

[1.損益分岐点]

今回は、外貨預金を例に考えてみたいと思います。まず、外貨預金の大まかな流れは以下の通りです。

①日本円を外貨に換えます(=両替)
②外貨のまま保有することで、日本よりも高い金利メリットを享受
③再び外貨を日本円に戻します(=両替)

上記を踏まえて、みなさんが100万円をお持ちの場合を考えてみましょう。この100万円を元本とし、2%の金利がつく外貨(仮にドルとします)に換えて投資したとします。この時の為替が1ドル=100円だったとすると、10,000ドルを保有することになります。※計算の便宜上、為替手数料(両替手数料)や税金は除外します。

さて、1年後に2%の金利がつくと10,000ドル→10,200ドルになります。この時、為替に変化がなく1ドル=100円のままだったとすると、10,200ドル×100円=102万円となり、102万円-100万円=2万円の利益がでることになります。

一方、1ドル=90円だった場合、10,200ドル×90円=91万8,000円となり、91万8,000円-100万円=-8万2,000円の損失がでることになります。このように、ドルから円に(両替)する際の為替によっては、差損が発生する可能性があります。為替がいくらを下回ると差損が発生するかを知るための指標を損益分岐点といいます。今回の場合は、1ドル=約98.04円(1,000,000/1,020,000×100)となります。

では、よりわかりやすくするために、1ドル=98.04円の時と1ドル=98.03円の時の手元に残る日本円の総額で比較してみたいと思います。

・98.04円の場合⇒10,200ドル×98.04円=100万8円
・98.03円の場合⇒10,200ドル×98.03円=99万9,906円

このように、損益分岐点を下回ると元本(今回の例でいうと100万円ですね)を割ってしまい、損をしてしまうということがわかります。ということは、損益分岐点が低ければ低いほど、下回る可能性が低くなるためリスクを抑えられていると言い換えることもできますね。

[2.単利と複利]

単利とは、預けている金額そのもの(=元本)にだけ利息がつくことをいいます。一方、複利とは、預けている金額(=元本)に利息を繰り入れた合計額に対して、利息がつくことをいいます。先ほどの例でみていくと、

単利の場合……
1年目:10,000ドル×2%→200ドル
2年目:10,000ドル×2%→200ドル
3年目:10,000ドル×2%→200ドル

3年間で600ドルの利息がつくことになります。

複利の場合……
1年目:10,000ドル×2%→200ドル
2年目:(10,000ドル+200ドル)×2%→204ドル
3年目:(10,200ドル+204ドル)×2%→208.08ドル

3年間で612.08ドルの利息がつくことになります。このように、複利効果によって、単利よりも複利のほうが効率的に利息を殖やすことができることがわかりますね。

長期投資でリスクを抑えながら効率的な資産運用を!

資産運用,30代,長期投資 (写真=Sodan)

それでは、なぜ長期投資だと効率的かつリスクを抑えることができるのでしょうか?先ほどの例と同じ条件で、長期にわたり複利で運用した場合を考えてみましょう。

10年運用した場合、保有しているドルは約12,190ドルになります。また、損益分岐点は1ドル=約82.03円となります。先ほどよりも損益分岐点が下がりました。それでは、30年間預けていた場合どうなるのでしょうか?

30年後に保有しているドルは、なんと約18,100ドルになります。また、損益分岐点は1ドル=約55.2円となります。さらに損益分岐点が下がりましたね。

このように長期投資したほうが、リスクを減らしながらより効率的に資産運用をすることができるのです。運用期間が長ければ長いほどリスクを抑えることができ、かつ資産を効率的に殖やすことができるのであれば、若いうちに資産運用を始めるよりほかないですよね!ぜひ、長期投資を意識して積極的にチャレンジしてみてくださいね。

ブロードマインド株式会社
執筆者:お金の専門家 平原 直樹
第一種証券外務員を保有するお金のプロ!難しいお金の話を分かりやすく解説します。

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