(最新)特集:投資信託ってなんだ?

第9回 はじめて投資信託を購入する人のための3つのステップ

あんず×みらいの投信講座〜第9回「投資信託の購入方法」

この特集では、投資の知識がゼロでも分かるように、「投資信託」についてイチからじっくり解説していきます。

☆登場人物紹介
あんずちゃん……DAILY ANDSのゆるキャラ。株とお酒が好物。
>あんずちゃんとは?
みらい……あんずちゃんの友人。ファイナンシャル・プランナー(FP)の資格を持ち、投資信託に詳しい。

***

みらい「投資信託選びは順調?」

あんず「本当にたくさん商品があって迷うけど、前回教えてもらった3つのポイントを考えて探しているよ!」

みらい「そうなんだ!早速、活用してくれて嬉しいな」

あんず「今回はいよいよ投資信託デビューの手順を教えてくれるんだよね?」

みらい「そうだよ。あんずちゃん慌てないでね(笑)これから投資信託を購入するための3つのステップを説明するね!」

※前回の記事はこちら→第8回 私たちにぴったりの投資信託の選び方

投資信託を購入するための3つのステップ

はじめて投資信託を購入する人のための3つのステップ (写真=nhungboon/Shutterstock.com)

<みらいちゃんは「投資信託」を購入するための3つのステップについて解説してくれました>

1. 口座を開く金融機関を決める

投資信託は、証券会社の他、銀行や郵便局など身近にある金融機関で購入することができます。ただし、金融機関によって取り扱う投資信託の本数(ラインナップ)、購入できる場所、手数料などが違います。

<金融機関選びのポイント>
・投資信託(ファンド)の品ぞろえ
銀行や信金などで取り扱っている投資信託は20本〜200本程度ですが、大手証券では500〜900本など、さらにネット証券では2000本を超えているケースもあります。取り扱いが多ければ良いというわけではなく、自分が運用したいファンドがあるかが肝心です。

※編注:数字は2017年11月現在

・購入できる場所
ネット証券やネット銀行であればパソコンやスマホなどから24時間いつでも注文ができます。一方、実店舗がある証券会社や銀行では、WEB注文の他にも窓口や電話で購入できる場合が多いです。窓口や電話で相談しながら買いたい場合は実店舗がある方がよいですね。

・手数料
投資信託を購入する際にかかる購入時手数料ですが、金融機関によって同じような資産を投資対象としたファンドであっても、購入時に手数料がかかる場合と無料(ノーロード)の場合があります。購入したいファンドがある程度決まっているようなら、手数料がかかるかどうかも確認しましょう。

あんず「金融機関によって、取扱うファンドの数が違うんだ!」

みらい「そうなの。ネット証券などは取り扱うファンドの全体数が多いから、購入する時にかかる手数料が無料(ノーロード)のファンドの本数も多いの」

あんず「株の投資と同じく、手数料が安くて種類も多いネット証券にしようかなぁ」

みらい「あとはコールセンターやWEBの使いやすさ、窓口で相談したり購入する方が自分にとって安心かどうか、も考えるといいかもね」

あんず「そっか。安心感を求めるならそっちの方がいいね」

みらい「そうなの。どこに重点を置くかは人によって違うからね!」

はじめて投資信託を購入する人のための3つのステップ2 (写真=takayuki/Shutterstock.com)

2.証券口座を開設する

金融機関が決まったら、次は証券口座の開設です。いつも使っている金融機関に決めた場合でも、預金口座とは別に「投資信託口座」を開設する必要があります。実店舗がある証券会社や銀行で口座を開く場合は、印鑑や身分証明書など、あらかじめ必要なものを確認してから手続きに行くとスムーズです。また金融機関によってはWEBから口座開設できますので、ホームページをチェックしてみると良いですよ。

WEBから口座開設する一般的な手順は以下となります。

<手順>
・金融機関のウェブサイトにアクセスし「口座開設」をクリック
・申し込みフォームに住所や氏名、年収、投資経験など個人情報を入力する
・本人確認書類提出(マイナンバー含む)を提出する
 A.WEBへのアップロードで提出する場合……WEB上で口座開設完了!
 B.郵送で提出する場合……書類到着を待つ
・金融機関から書類が郵送で届く
A.「口座開設手続き完了のご案内」……取引が可能になる
B.「申込内容確認書」または「口座開設通知書」……③Bを選んだ人は本人確認書類を添付して返送
※書類の名称は金融機関により異なります。
・スタートキットが郵送で届く
B.取引が可能になる

あんず「店頭にいかなくても良いんだね!銀行口座をネット上で開くときと似てる気がする」

みらい「そうなの。でも、急いでいるときは店舗がある金融機関なら直接店舗に行った方が早い場合もあるよ。WEB申込みだと提出書類を間違えたりしたら時間がかかるからね」

あんず「あ、それすごくよくわかる!」

はじめて投資信託を購入する人のための3つのステップ3 (写真=William Potter/Shutterstock.com)

3.口座に入金し、投資信託を購入する

口座開設できたら、まずはお金を入れないと何も買えません。

入金方法は金融機関によって異なるのでご確認を。買いたい時にその都度購入する「スポット購入」と、ある一定の期間ごとに購入する「積み立て投資」の2つの購入方法のどちらの方法で購入するかを決めて、いよいよ購入です。

みらい「あんずちゃんは、スポット購入と積み立て投資と、どっちにするつもり?」

あんず「今のところ、積み立て投資かな!あんまりドキドキしたくないから、コツコツ長く投資していきたい」

みらい「そうなのね。じゃあ、ファンド選びの際も積み立て投資できるファンドを選ばないとね!」

あんず「そっかー!全てのファンドが積み立て投資に対応してるわけではないんだ」

みらい「それと積み立て投資なら、毎月いくらずつ購入していくのか予算も決めておいた方がいいよ。毎月いくらから購入可能かなのかは金融機関によっても違うからね」

あんず「えー!そうなの?」

みらい「ネット証券のように毎月100円から購入できるってとこもあるけど、毎月1万円からっていう金融機関もあるの」

あんず「ある程度自分の条件を決めてから、金融機関や商品選びをした方がいいってことね」

みらい「そういうこと。スタートが肝心だから、しっかり考えてね!」

次回は目録見書の読み方について

あんず「今日教えてもらったことを参考に、どこで投資信託を買うか、早速リサーチしなくっちゃ」

みらい「がんばって!購入窓口となる金融機関が決まり、購入するファンドが決まったら……あとは目論見書だね」

あんず「もくろみしょ?……ってなに?」

みらい「目論見書は、購入しようとしているファンドについて、重要事項を説明した書類のこと。いわゆる家電製品の『説明書』みたいなものね。これを読めるのと読めないのとでは、大違いなんだよ」

あんず「説明書があるんだ……初めて聞いた」

みらい「目論見書については、次回説明するね!」

あんず「よろしくお願いします!!」

(続く)

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執筆=内村しづ子/みらい女性倶楽部

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