(写真=Sodan)

家の購入前に押えるべき3つのポイント~後編~

後編となる今回は、「資金面」について解説します。

住宅購入を検討されているみなさま。家を買うにあたってチェックするべきポイントについてご存知でしょうか?「家の購入前に押えるべき3つのポイント~前編~」では、3つのポイントのうち「建物」と「立地面」について解説いたしました。後編となる今回は、「資金面」について解説いたします。

住宅購入にあたって・・・資金面はどう考える?

住宅購入, ポイント, 資金面 (写真=Sodan)

非常に高価な買い物だからこそ、一番大事になる「資金面」。住宅購入前に、ご家庭が無理なく買える金額というのを把握しておく必要があります。そうは言っても、現金で住宅を購入することは稀なので、多くの場合は住宅ローンを組むことになります。つまり、ご家庭にとって無理のない住宅ローンの金額を知る必要があるということですね。

では、無理のない住宅ローンを組むにあたって、どのようなことを考える必要があるのでしょうか?

【世帯収入】

まず重要になるのは、世帯収入です。世帯収入が400万円の世帯と、1000万円の世帯とでは、借りられるローン額が異なることはご理解いただけるかと思いま。それを踏まえて、一般的には世帯収入の4倍~5倍が住宅購入資金の目安と言われています。しかしながら、住宅ローンの場合は金利次第で毎月の返済額が大きく異なります。よって、基本的には、手取りの世帯収入の30%程度で収まるようにできると良いかと思います。

【住宅ローンの借入れ期間】

また、世帯収入だけで考えてしまうのは注意が必要です。たとえば、世帯収入が1,000万円ある40代のご家庭と、世帯収入が500万円ある20代のご家庭を考えてみましょう。両者は、世帯収入では倍違いますよね。

では、仮に前者の手取り収入が700万円だったとします。ローンの返済割合を30%にした場合、月の返済目安額は700万円×30%=210万円/年、210万円÷12ヵ月=17.5万円/月です。住宅ローンの借入れ条件が35年借入れ、金利1.2%、元利均等返済(ボーナス返済なし)とした場合、借りられる住宅ローンは約5,800万円となります。

一方、後者の手取り収入が400万円だったとします。同条件で計算すると、月の返済目安額は400万円×30%=120万円/年、120万円÷12ヵ月=10万円/月となります。住宅ローンも同条件にて計算すると、借りられる住宅ローンは約3,400万円となります。

一見すると、前者のほうが多額のローンを組めるように思えますが、FPからみると両者はそれほど変わりがありません。と言うのも、20代のご家庭の場合、定年までの期間を考えると35年でローンを組むことができます。また、今後も給与アップによる世帯収入の上昇が見込めます。

さて、40代のご家庭はいかがでしょうか?35年のローンを組んだ場合、当然定年を過ぎてしまいます。仮に、年齢が45歳だったとすると、定年までは20年程度です。同条件にて20年のローンを組んだ場合、約3,600万円の住宅ローンとなります。また、収入に関しても、役職定年で減少するリスクを考慮する必要があるので、この金額でも少し不安が残ります。

このようなことを考えると、現在の収入は倍変わる両者ですが、住宅ローンの目安額は大差がないということがおわかりいただけるかと思います。

【その他の費用】

なお、住宅ローンの返済以外にも、駐車場代や管理費、修繕費など必要となるお金はさまざまあります。住宅ローンの返済だけでギリギリの設定にならないように注意しましょうね。

いかがでしたでしょうか?人生で最も高い買い物である住宅購入。資金面で失敗しないためにも、住宅購入前に一度FPに相談してみてはいかがでしょうか?Sodan[ソダン]では、住宅購入に強いFPに無料で相談することができますので、ぜひお気軽にご利用くださいね!

ブロードマインド株式会社
執筆者:お金の専門家 平原 直樹
第一種証券外務員を保有するお金のプロ!難しいお金の話を分かりやすく解説します。

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