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「オリエンタルランド株」を優待から株価動向、買い時まで徹底解説!

ハウステンボスからサンリオまで、テーマパーク銘柄もチェック!

株式投資を始めるきっかけが「ディズニーランドの株を買いたいだった」という方、けっこう多いそうです。

東京ディズニーランドを運営しているのはオリエンタルランド <4661> という事業持株会社です。今回は、このオリエンタルランド株の最低投資額や株主優待など、株主になるために知っておきたいのポイントから同業他社の情報まで、一気に解説します。

※この記事に書かれている株価などの情報は、編集時点(2017年11月27日)のものを反映させています

オリエンタルランドってどんな企業?ザッと解説

オリエンタルランド, 株, 株価, 株主, 優待, ディズニー (写真=Windyboy/Shutterstock.com)

オリエンタルランド <4661> は、東京ディズニーランド、東京ディズニーシー、ディズニーホテルなどを含めた東京ディズニーリゾートを運営している東証一部上場企業です。

・主力事業は東京ディズニーランドと東京ディズニーシー

事業セグメントは、東京ディズニーランドと東京ディズニーシー、この2つのディズニーテーマパークからなる「テーマパーク事業」を主力に、ディズニーアンバサダーホテルをはじめとする4つのディズニーホテルの「ホテル事業」と、複合型商業施設イクスピアリやリゾート内を走るディズニーリゾートライン(モノレール)をなどを統括する「その他の事業」の3つに分けられます。

ご存じの通り、ディズニーリゾートは世界でも有数のテーマパークであり、入園者数も世界トップクラスです。

・オリエンタルランドの歴史

そんなオリエンタルランドがどのように生まれたか、まずは歴史を簡単にご紹介しましょう。

1960(昭和35)年、千葉県浦安沖の海面を埋め立てて、商業地・住宅地の開発と大規模レジャー施設の建設を行うことを目的とした企業「オリエンタルランド」が設立されました。設立の中心となったのは京成電鉄 <9009> 三井不動産 <8801> で、両社は現在もオリエンタルランドの2大株主です。

1979年(昭和54)、米国法人ウォルト・ディズニー・プロダクションズ(現ディズニー・エンタプライゼズ・インク)との間に「東京ディズニーランド」のライセンス等に関する契約を締結します。ディズニーにとっては、アメリカ国外に初めてディズニーパークをつくるという大きな決断だったそうです。

その後、1983(昭和58)年に「夢と魔法の国」をコンセプトとした東京ディズニーランドが開業し、さらに2001(平成13)年には東京ディズニーシーが開業します。ファンタジー感あふれるランドと異なり、シーのコンセプトは「冒険とイマジネーションの海へ」。実在する風景を再現した異国情緒の世界は、大人をターゲットにしたものでした。

・世界のディズニーの中でも、東京は特殊

ディズニーのテーマパークは今や世界にいくつもありますが、どこも基本的にディズニーが直接運営しています。

しかし東京ディズニーリゾートだけは、オリエンタルランドがディズニーとライセンス契約を結んで運営しているのであり、ディズニーの資本は入っていません。いわゆるフランチャイズですね。

・東京ディズニーランドの入場者数

世界のテーマパーク入場者数を調査しているTEA(テーマエンターテインメント協会)/AECOM社の2016年度レポートから、世界各地にあるディズニーの入場者数ランキングを見てみると、東京ディズニーランドは本国アメリカに次ぐ第2位、そして第3位は東京ディズニーシーとなっています。2016年に両者を訪れたゲスト(お客)の数は4期連続で3000万人を超えたとか。

総務省統計局による日本人口は、2016年10月の時点でおよそ1億2700万人ですから、単純に考えると1年間で日本人のおよそ4人に1人が東京ディズニーリゾートへ行ったという計算になります(実際は外国人も多いのですが)。さすが、何回行ってもまた行きたくなる"夢の国"ですね。

気になるオリエンタルランドの株主優待は?

オリエンタルランド, 株, 株価, 株主, 優待, ディズニー (写真=ParrySuwanitch/Shutterstock.com)

・株主になると何がもらえる?

オリエンタルランドは株主優待に積極的です。3月末と9月末の年2回、持ち株数に応じて「東京ディズニーランド」「東京ディズニーシー」いずれかのパークで利用できる1デーパスポートがもらえます。

さらに、現行の優待制度に加えて長期保有株主向けの優待制度も導入されています。3年、5年の継続保有で、特別イベント目白押しの1年間となるアニバーサリーイヤーの株主パスポートがもらえるのです!

これから株主になるのでは、2018年4月から始まる「東京ディズニーリゾート35周年"Happiest Celebration!"」には間に合いませんが、40周年祭典が開催される2023年には、オリエンタルランド長期保有株主の恩恵もしっかり受けられますね。

・株主優待の内容

1デーパスポート(「東京ディズニーランド」「東京ディズニーシー」いずれかで利用可能)

・100株以上=1枚(3月のみ)
・400株以上=各1枚(年間2枚)
・800株以上=各2枚(年間4枚)
・1200株以上=各3枚(年間6枚)
・1600株以上=各4枚(年間8枚)
・2000株以上=各5枚(年間10枚)
・2400株以上=各6枚(年間12枚)

・長期保有特典(100株以上の連続保有が条件)

・2015年9月末~2018年9月末(3年間)=35周年用×2枚
・2018年9月末~2023年9月末(5年間)=40周年用×4枚

現行株主優待、長期保有特典のいずれも有効期限は1年間で、入園制限中および年越し営業などの特別営業時間は利用できません。

・いくらの投資で株主優待がもらえるの?

2017年11月27日の株価は9558円です。株主優待の対象は保有株数100株以上からですから、最低投資金額95万5800円で優待券が年間1枚もらえることになりますね。

優待券の1デーパスポートが7400円と考えると、優待利回りは約0.77%。1株配当が40円ですから配当金は100株で4000円、配当利回り約0.42%ということになります。合算しても1.19%程度となると、あまり高いわけではないでしょう……。

上昇トレンド継続中のオリエンタルランドですが、投資効率だけを考えたら、必ずしも魅力的とは言えなくなってきてしまいました。

・優待をもらうための条件は?

株主優待の対象条件は、権利確定日の3月末実、9月末日に100株以上を保有していること。2017年11月現時点で、次回の権利付最終日は2018年3月27日になります。

オリエンタルランド <4661> の株式情報】

  • 株価:9558円(2017年11月27日)
  • 単元株数:100株
  • 配当利回り:0.42%
  • 1株配当:40円
  • 優待利回り:0.77%~

オリエンタルランド株主優待の注意点

オリエンタルランド, 株, 株価, 株主, 優待, ディズニー (写真=SandraSWC/Shutterstock.com)

以前は、オリエンタルランドの株主優待券は、金券ショップやオークションに出すと高値売却できる人気優待券でした。しかし、近年は取り扱いが激減しています。

その理由は、ディズニーリゾートの入場ゲートが、2012年からパンチ式からバーコード方式に変更になったことです。方式の変更によってeチケットなどでも販売可能になったなどメリットもあるのですが、株主優待券が「使用済み」なのか「未使用」なのか、外見では見分けがつかなくなってしまいました。

まったく販売されていないわけではありませんが、転売優待券を購入しても、それが使えるかどうかは入場ゲートでバーコードを通してみないと分からないという、手を出すのがためらわれるものになったわけです。

結果、金券ショップなどでは売りにくい&買いにくい優待券となり、多くのお店がオリエンタルランド株主優待券の取り扱いをやめています。ネットオークションにも多少は出品がありますが、入札しにくい商品となっているのが実態のようです。

これらの事情を考慮すると、転売はあまりおすすめできません。株主優待はあくまでも自分や家族で利用するものと考えておいたほうがいいでしょう。万が一使いきれなかった場合は、ディズニー好きの友人や親戚にプレゼントして喜んでもらったほうがいいかもしれません。

オリエンタルランドの株価動向をチェック!

オリエンタルランド, 株, 株価, 株主, 優待, ディズニー (写真=SandraSWC/Shutterstock.com)

では、オリエンタルランドの株価がここ数年でどう動いてきたかを見てみましょう。

・オリエンタルランドの株価は4年で4倍以上に!

現在、株主優待をもらうために必要な最低投資額は100万円弱でしたね。ちょっと高いなと思った方もいるでしょう。でも、一昨年まではもっと高額だったのです。

オリエンタルランドは2011年から連続で最高益決算を更新し続けたこともあり、株価は4年で4倍以上になりました。株主優待をもらうために必要な最低投資額は300万円台にもなっていたのです。ここまで来ると、もはや庶民が新たに買おうとしても手が届かない高嶺の花です。

・2015年4月に「株式分割」 買いやすい株価に

そこで、2015年4月に1対4の「株式分割」が実施されました。株式分割とは、1株を何株かに分割することです。オリエンタルランドでは1株が4株に分割され、100株保有していた株主は400株の株主になりました。

株価も1/4になり、約3万円だった株価は約7500円まで下がりました。1単元は100株ですので、株主優待をもらうための最低投資金額は75万円ほどになったのです。300万円以上必要だったときと比べると、ずいぶん買いやすい株価といえます。これが株式分割のメリットです。

ちなみに、1株が4株に分割されたら株価も当然1/4になりますが、株の価値は変わりません。1つのカップに入っているコーヒーを4つのカップに分けてもコーヒーの質は変わりませんよね。同じ味のコーヒーカップ4つに1/4ずつ入れられただけで、1人で4杯飲むこともできれば、4人で1杯ずつ飲むこともできるようになったというだけです。

つまり、株式分割自体では、既存の株主が損することも得することもありません。

・長く保有する株主向けの優遇制度も創設

この株式分割で、オリエンタルランドは70万円台で投資できるようになりました。オリエンタルランドのうまいところは、株式分割で新規の株主を取り込むと同時に、長期保有株主向けの優遇制度を創設して、既存の株主がすぐに売却しないようなつなぎ止め策を講じたことです。

・ここ数年の株価の推移まとめ

ここ数年の株価の推移をまとめると、業績の拡大とともに人気が過熱し、2015年には3万7950円まで大きく上昇。株式分割後、2016年11月にはいったん5823円まで下げたのですが、ここを底に再度上昇し始め、現在も上がり続けています。

オリエンタルランド、買い時はいつ? どうやって見極める?

オリエンタルランド, 株, 株価, 株主, 優待, ディズニー (写真=Simon Kadula/Shutterstock.com)

今後、オリエンタルランドの株を買いたい人は、買い時をどうやって見極めたらよいでしょうか。

・オリエンタルランドは東京五輪で業績拡大?

まず、オリエンタルランドは「インバウンド(訪日外国人)」関連銘柄でもあります。折しも2020年には東京五輪も控えています。景気の影響をあまり受けることなく、観光客増加を背景に業績はさらに拡大していくだろうといわれています。

・株価は「割高」

一般的には、業績が拡大し続ければ株価の上昇し続けることが多いもの。ただ、株価が割安かどうかを判断する指標「PER(株価収益率)」を見ると、40倍を超えており(2017年11月27日現在)、さすがにやや割高になってきました。

このように、長く上昇を続けてきた株価が、ある時から急に横ばいまたは下落することがあります。これを株式市場では「(株価の)調整」と言いますが、オリエンタルランドにも、そろそろこの「調整」が入ってもおかしくないように思えます。

・ディズニーリゾート40周年株主パスを得たいなら…

とは言いながら、長期保有株主向け株主優待のディズニーリゾート40周年用株主パスポートをもらうには、2018年9月から5年間、最低100株の継続保有が条件になっています。

そこに向けて今後も買われていけば、株価はさらに上昇していく可能性もあります。

オリエンタルランド株は「買い」? チェックしたい2つの指標

オリエンタルランド, 株, 株価, 株主, 優待, ディズニー (写真=Hanna Kuprevich/Shutterstock.com)

実際のところでいえば、株価の予想は難しく、プロでもそうそう当たりません。そこで、当てに行くのではなく、売買する判断基準の目安に使える指標を2つご紹介しましょう。

1)「歴史的な安値」を知っておく

まずは長期的な目線で、株価の歴史を知っておくといいでしょう。といっても、株価の動きをグラフにした「チャート」を眺めてみるだけです。それも、10年以上、できれば20年以上の長期見ておくことをおすすめします。

オリエンタルランドのように、誰からも評価されているような優良企業の株は資産価値が高いため、それなりに高い値がついていきます。それでも、株価というものは必ず上昇と下落を繰り返します。過去の株価の推移を見ていくと、たとえ大事が起きても大抵このぐらいの株価で下げ止まる「水準」があることに気づくでしょう。

オリエンタルランドの場合、過去10年間きれいに右肩上がりで上昇を続けています。そんななかでも、金融危機や災害といった外部的な要因で大きく下げることがありました。

分かりやすい例の一つが、2011年の東日本大震災です。この時は多くの銘柄と同様に、オリエンタルランドも下落しました。そして6000円付近(株式分割前の株価)で底打ちしたのです。

実は、これは過去に何度も安値をつけている水準です。まさに重要な節目の株価といえるでしょう。これを株式分割後の修正された株価で見ると1500円になります。

それでは、今後も必ず1500円で下げ止まるのかと言われれば、そうとは言い切れませんが、このような歴史的な安値や高値は、多くの投資家が「重要な節目」として意識している水準です。知っておくと、将来的に何か起こったときに役立つかもしれません。

2)「PER(株価収益率)」で判断する

やや中級編となりますが、株式投資には「PER(Price Earnings Ratio)」という指標があります。日本語では「株価収益率」と訳され、1株あたりの値段が妥当かどうかの判断材料になる数値です。

PERがどれぐらいかで、その株が今お買い得(割安)なのかを図ることができるため、投資を行うときには必ず見ておきたい指標とされています。

細かい理屈はさておき、このPERの標準的水準は15~20倍といわれます。もちろん、業種や企業ごとに成長性などが異なるため、この水準もまた異なるのですが、とりあえず目安の一つとして、

  • PER=15~20倍……標準
  • PER=15倍以下……割安

と覚えておいてもよいでしょう。

オリエンタルランドの場合、現在株価9558円(2017年11月27日)のPERは44.48倍と、やや割高になってきました。とにかく人気も実力も将来性もある企業なので、現状ならPER30倍以下で買えたらラッキーと言っていいかもしれません。

PREは以下の計算式で算出します。

PER=株価÷1株あたり純利益(EPS)

  • 現在株価=9558円
  • PER(会社予想)=44.48倍
  • EPS(会社予想)=214.87

仮にPER20倍なら株価は4289円、PER30倍なら株価は6445円となりますね。

オリエンタルランドの株主優待目的で買う時の2つのポイント

オリエンタルランド, 株, 株価, 株主, 優待, ディズニー (写真=Jirapong Manustrong/Shutterstock.com)

1)権利確定日と権利付き最終日を確認する

それから、オリエンタルランドの株を優待目的で買いたい場合は、購入日に注意しましょう。

同社の2018年の権利確定日は3月31日(土)と9月30日(日)ですので、それぞれの3営業日前(権利付最終日)となる3月28日(水)、9月26日(水)までに購入しておく必要があります。そして、その翌日(権利落ち日)以降であれば、たとえ株を売却したとしても優待券は送られてきます。

2)優待利回りをもっとも上げる買い方は?

ここで、優待利回りを上げるちょっとした裏ワザを一つお教えしましょう。

オリエンタルランド株の場合、優待利回りが最も良いのは100株購入したときなのです。4人家族だから400株を買って年間2枚の1デーパスをもらうより、4人がそれぞれ証券口座を開設して100株ずつ分けて買ったほうが、年間で4枚もらえるのでおトクになるのです。

証券口座は未成年の子供の名義でも作ることができます。未成年口座のほか、2016年4月からはジュニアNISA口座も開設できるようになりました。それぞれの特徴や制限を踏まえたうえで、資金や運用目的に合う制度を利用する必要がありますが、家族旅行で株主優待を利用したいと考えている方は検討してみてもいいですね。

オリエンタルランドと同業他社を比較

オリエンタルランド, 株, 株価, 株主, 優待, ディズニー (写真=roroto12p/Shutterstock.com)

綜合ユニコムが発表した「全国の主要レジャー・集客施設入場者ランキング2017」によると、日本のテーマパークの2016年度入場者ベスト5は以下のような結果でした。東京ディズニーリゾート2パークとユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)は、言わずと知れた不動の2トップです。

1位:東京ディズニーランド/ディズニーシー(千葉県)=3000万4000人
2位:ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(大阪府)  =1460万人
3位:ハウステンボス(長崎県)           =289万4000人
4位:サンリオピューロランド(東京都)       =180万7000人
5位:志摩スペイン村 パルケエスパーニャ(三重県) =127万7000人

USJは以前、経営不振のため上場廃止になりましたが、近々再上場する可能性もあり、入場者数の調査結果を見ても見事な復活劇といえます。まだ情報が少なく、再上場の詳細は明らかになっていませんが、株主優待がどうなるかなど、期待がふくらみますね。

3位の「ハウステンボス」と4位の「サンリオピューロランド」は、それぞれ運営会社が上場しています。東京ディズニーリゾートのオリエンタルランドと比較してみても面白いでしょう。

エイチ・アイ・エス <9603> 】東証一部

ハウステンボスを運営しているのは、格安航空券の先駆け企業であるH.I.Sです。個人の自由旅行に強く、海外旅行取扱高はJTBに次いで国内2位。

ハウステンボスは過去に営業不振で経営破綻しましたが、再建のため2010年からH.I.Sの傘下に入り、現在は快進撃を続けています。ハウステンボスを躍進させた立役者である澤田秀雄会長の手腕は当時話題になりました。

  • エイチ・アイ・エス <9603>
  • 株価:4955円(2017年11月27日)
  • 単元株数:100株
  • 配当利回り(会社予想):0.69%
  • 1株配当(会社予想):28円
  • 優待利回り:1.72%
  • 権利確定日:4月末日・10月末日
  • 株主優待:①株主優待券 ②ハウステンボス・ラグーナテンボス入場割引券

①株主優待券
・100株以上=2000円相当
・500株以上=4000円相当
・1000株以上=6000円相当
(※旅行商品1万2000円以上で1人1000円分、2万4000円以上で2000円分利用可)
②一律「ハウステンボス」500円入場割引券1枚
③一律「ラグーナテンボス」500円入場割引券1枚
(※②③いずれも1枚で5人まで利用可)

サンリオ <8136> 】東証一部

オリエンタルランド, 株, 株価, 株主, 優待, ディズニー (写真=enchanted_fairy/Shutterstock.com)

サンリオはキャラクター商品の企画と販売、テーマパーク運営などをしている企業です。ハローキティをはじめ、マイメロディ、キキララなど、世代を超えた世界的人気を誇るキャラクターを抱えており、海外向けのライセンスビジネスでも多くの利益を得ています。

2017年度の株主優待では、年2回、サンリオピューロランド、ハーモニーランドのパスポート券として使える共通優待券とサンリオショップ商品券が、保有株数に応じた枚数分もらえます。サンリオピューロランドの休日パスポート料金は3800円、ハーモニーランドは2900円なので、なかなかお得な内容といえますね。

この商品券ですが、2016年まではサンリオキャラクターのオリジナル商品でした。レア度はなくなりましたが、サンリオショップで好きな商品が買える商品券によろこぶ方は多いかもしれません。

このサンリオファンならたまらない株主優待に加えて高配当。優待と配当を合わせた利回りは約16.5%です! 親子でうれしさ満点の銘柄ですね。

  • サンリオ <8136>
  • 株価:1841円(2017年11月27日)
  • 単元株数:100株
  • 配当利回り(会社予想):2.99%
  • 1株配当(会社予想):55円
  • 優待利回り:13.47%~
  • 権利確定日:3月末日・9月末日
  • 株主優待:①テーマパーク共通優待券 ②株主優待券(商品券)
  • ①共通優待券/②商品券1000円券
    ・100株以上 =3枚(年間6枚)/1枚(年間2枚)
    ・500株以上 =6枚(年間12枚)/同上
    ・1000株以上=8枚(年間16枚)/2枚(年間4枚)
    ・4000枚以上=10枚(年間20枚)/同上
    ・1万株以上 =12枚(年間24枚)/同上
    ・5万株以上 =15枚(年間30枚)/同上
    ・10万株以上 =20枚(年間40枚)/同上

テーマパークつながりでレジャー関連銘柄も

オリエンタルランド, 株, 株価, 株主, 優待, ディズニー (写真=antb/Shutterstock.com)

その他、遊園地の入場料などが株主優待でもらえる人気のレジャー関連銘柄をいくつかご紹介します。オリエンタルランドと比べてみてください。

よみうりランド <9671> 】東証一部

前述の「全国の主要レジャー・集客施設入場者ランキング2017」で、遊園地カテゴリー2位の「よみうりランド」。入園者数は前年比11.4%増となる193万人で、なんと9年連続の増加。200万人に届く勢いです。

この快進撃は、従来の遊園地に差をつけた新エリア「グッジョバ!!」の開業効果が大きいようです。オリジナル日清焼そばU.F.O.が作れるワークショップや、自分でカスタムした車で実際に試験走行できる「カスタムガレージ」など、モノづくりをエンターテインメントとして楽しめるアトラクションとして大きな話題を呼び、2016年日経優秀製品・サービス賞、優秀賞・日経MJ賞も受賞しました。

その他、よみうりランドは遊園地だけでなく、川崎、船橋両競馬場などへの賃貸事業を中心に、ゴルフ場や温浴施設の経営なども行っています。

株主優待は、よみうりランドの遊園地とプール両方の入場券やのりもの券、競馬場の入場パスなどが年2回もらえるというボリュームある内容です。家族みんなで楽しめる優待はありがたいですね。

  • よみうりランド <9671>
  • 株価:4995円(2017年11月27日)
  • 単元株数:100株
  • 配当利回り:1.00%
  • 1株配当:50円
  • 優待利回り:およそ11.55%~
  • 権利確定日:3月末日・9月末日
  • 株主優待:①遊園地・プールWAI招待券綴 ②株主入場パス(川崎競馬場・舟橋競馬場)

①招待券綴/②競馬場入場パス
・100株以上=1冊/2枚
・500株以上=2枚/3枚
・1000株以上=3枚/5枚
・5000枚以上=4冊/5枚

※①の招待券綴1冊には、「よみうりランド」入園券5枚 1800、のりものクーポン券引換券1枚(20回分)3200、ゴンドラ乗車券2枚(10回分)3000、「プールWAI」入場券5枚(3月期のみ)3200が含まれます。

東京ドーム <9681> 】東証一部

東京ドームはプロ野球公式戦を中心に、スポーツ、コンベンション、コンサートなどを開催する全天候型多目的スタジアムです。テーマパークとは言えませんが、今回は株主優待では人気のあるレジャー関連銘柄の一つとしてピックアップしました。

株主優待では、東京ドームシティの施設やイベントで利用できるポイント制の株主優待チケットや500円優待券などがもらえます。

  • 東京ドーム <9681>
  • 株価:1071円(2017年11月27日)
  • 単元株数:100株
  • 配当利回り:1.68%
  • 1株配当:18円
  • 優待利回り:1.28%~
  • 権利確定日:1月末日
  • 株主優待:①自社株主優待得10チケット(施設・イベントに利用できるポイントチケット) ②東京ドーム500円優待券 ③野球株主証(2000株以上、3年以上継続保有に限り、巨人および日本ハム主宰試合の観戦指定席)

・500株以上 =①10ポイント/②6枚
・2000株以上=①20ポイント/②6枚
・5000株以上=①20ポイント/②12枚
・1万株以上 =①30ポイント/②24枚
・3万株以上 =①30ポイント/②30枚

③野球株主証
2000株以上=3年以上:8試合(または通販利用3000円分)、5年以上(3000円分):12試合、7年以上:16試合(6000円分)
※観戦指定席の内容は、保有年数と所有株数に応じて変わります。未使用の野球株主証に限り、株主限定通信販売で所定の金額分として使用可能(引き換え期間:対象年度の5月31日まで必着)。

株を持つことは企業を応援していることにもなる

オリエンタルランド, 株, 株価, 株主, 優待, ディズニー (写真=Halfpoint/Shutterstock.com)

オリエンタルランド株は、2015年の株式分割によりNISAの範囲内で購入できるようにもなりました。投資しやすく、身近な株になったといえます。

一方、東京ディズニーリゾートはパスポートの価格をたびたび値上げしています。一説によると、この値上げは園内があまりにも混んできたために、入園者を減らしてゲスト(お客)の満足度を上げるためだとか。

それでも、しばらくは入園者数が減ったとしても、じきにまた増えていきます。これだけ入園料を上げても人気が衰えないのはさすがといったところでしょう。そう考えると、株主優待で1デーパスポートを頂けるのはおトクですね。

また、オリエンタルランドの株主になるということは、同社を応援していることにもなります。運営会社の応援もでき、ディズニーリゾートへ足を運ぶ機会も増える。ディズニーファンとしてはとてもありがたい優待制度といえそうです。

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