(写真=Mocha)

初心者必読!投資信託の4つのリスクとは?

投資信託でプチリッチ! 『投信ウーマン』

老後のお金の不安を解消したい、プチリッチになりたい、会社員のさくら(42)、FPの佳子(45)、フリーライターの美香(40)のアラフォー独身三人組が、資産形成に最適なツール「投資信託」を使って、投資にチャレンジ!する物語です。

三人は、六本木にあるワイン専門店で、サンクスギビングデーに飲むワインを選んでいます。

投資信託の4つのリスクとは

さくら「これなんて良さそう!ラベルが超オシャレだし」

美香「さ、3千円もする…。ワインって、開けてみないと美味しいか、美味しくないか分からないリスクがあるよねー」

佳子「投資信託のリスクと似てますね」

さくら「佳子さん、どういうこと?」

佳子「ワインは飲んでみないと美味しさが分からないように、投資信託を買うと、基準価額が上がったり、下がったりする可能性があるでしょ。あ、ここでいう『リスク』というのは、どういう要因で基準価額が上がったり下がったりするのか、ってことね」

さくら「なるほど」

美香「例えば、どんなリスクがあるの?」

佳子「基準価額に影響を及ぼす主な要因には4つあるの。1つ目は、『価格変動リスク』。投資信託は、株式や債券などを組み入れているけど、それらの価格が上がったり下がったりする可能性があります。株価は最終的には、買いたい人、売りたい人のパワーバランスで決まるのだけど、景気や経済情勢、企業の業績などの影響も受けるの」

美香「2つ目は?」

佳子「『為替変動リスク』ね。為替レートが変動する可能性があるわね。外国通貨建ての資産に投資した場合、一般的に基準価額は、円高になればマイナス、円安ならプラスの影響を受けます。この為替リスクを抑えるために、為替ヘッジあり(為替の変動を回避する取引、コストがかかる)の投信もあります」

さくら「ふむふむ」

佳子「3つ目は、『金利変動リスク』ね。金利が変動する可能性のことです。一般的に金利が上がると債券価格は下がるし、金利が下がると債券の価格は上がるの。債券に投資している投信は金利の影響を受けるから」

美香「なるほどね」

佳子「4つ目は、『信用リスク』。債券を発行する国や企業が財政難や経営不振などによって、利息や償還金が条件通り支払い出来なくなる可能性があるわね」

交付目論見書をチェックしよう

画像縮小 出所:ひふみプラス交付目論見書より

美香「なんだか、投資信託を買うのが怖くなって来たわ」

佳子「投資信託が持つリスクは、交付目論見書に載っているから、買う前にしっかりチェックしましょう。リスクを知った上で投資することが大切です。例えば、ワインの場合は、ラベルを見て、料理に合うか考えて買えば美味しく頂けるでしょ。(ワインを手に取りラベルを見て)ターキーなら白。サンクスギビングデーはアメリカの祝日だし、NY州のリースリングなら間違いなし!みたいに」

さくら「なるほど。さすが佳子さん!頼もし〜い」

佳子「さて、投信の仕組みやリスクも勉強したし、次回は、いよいよプチリッチに向けて投資戦略を練りますよ」

(続く)

*本記事で紹介する個別の銘柄・企業名については、あくまでも参考として申し述べたものであり、その銘柄又は企業の株式等の売買を推奨するものではありません。購入する場合は自己責任でお願い致します。

岡田 禎子
「投資は面白い」がモットーなFP
日本証券アナリスト協会検定会員(CMA)、ファイナンシャル・プランナー(CFP®)。 証券会社、資産運用会社を経て、ファイナンシャル・プランナーとして独立。資産運用の観点から「投資は面白い」をモットーに、投資の素晴らしさ、楽しさを一人でも多くの方に伝えていけるよう、執筆とセミナーなどで活動中。

この記事をシェアする

個性的な連載で「投資」を身近に

一つのテーマを深掘り、おすすめ特集