(写真=Sodan)

フリーランスだからこそ必要な備えとは?

先々の不安がつきもの……どんな備えをしておけばいい?

好きなことや得意なことを仕事に……そんな思いからフリーランスとして働く方もいらっしゃるでしょう。安定したお給料や退職金制度のある会社員と比較して、フリーランスには先々の不安がつきもの。今回は、そんなフリーランスの備えに関するコラムです。

先に知っておきたい2つの注意点

フリーランス,備え (写真=Sodan)

フリーランスという働き方。現在会社員の方の中には、「会社を辞めて独立する!」と考えたことがある方もいらっしゃるでしょう。フリーランスになれば、仕事の裁量も自分で決められますし、やった分だけ収入にも跳ね返ってくるので、非常に魅力的な働き方ですよね。

一方、フリーランスには注意が必要な点もあります。それは、「公的な保障が頼りない」ということです。たとえば、会社員が体調を崩して仕事を休む場合、上司の許可を得て、会社の有給を使って休むことができますよね。しかし、フリーランスの場合、体調不良かどうかに関わらず、仕事を休んだらその分収入が減ることになります。うっかり病気や怪我をした場合、医療費がかかるだけでなく収入も減ってしまうことになるので、ダブルパンチですよね。こうしたことから、フリーランスは体調管理が特に重要です。

また、自分の頑張り次第で、会社員時代よりも収入を増やせるかもしれません。しかしながら、退職金は当然ありませんし、年金も厚生年金ではなく、国民年金となります。フリーランスは定年という概念がないため、老後も働くことで収入を得ることは可能ですが、会社員の倍以上、老後資金を準備しないと老後の生活は厳しくなることが予想されます。

次に、「信用面」です。フリーランスとして独立後、仕事の受注もあって安定した生活が送れていたとしても、一般的に経済的な信用度は下がる可能性があります。たとえば、会社員時代と比較して給料が上がったとしても、住宅ローンの審査が通りづらくなるといわれています。住宅購入などを検討している方は、こうしたことも考慮しておきましょう。

フリーランスだからこそ必要な備えとは?

フリーランス,備え (写真=Sodan)

さて、公的な保障に頼れないフリーランスにとって、より民間の保険が重要になります。たとえば、医療保険で考えてみましょう。医療保険は、通常入院や手術にかかる治療費を保障するために加入するものです。しかし、フリーランスの場合、前述のとおり「医療費」+「収入の減少」というダブルパンチになります。そのため、当然ですが会社員よりももらえる給付金が多くないと困ってしまいますよね。

生命保険も同様です。大企業であれば、共済会から死亡給付金が出たり、労働組合から高額な弔慰金がもらえたりすることも珍しくありません。一方、フリーランスは原則こうしたお金はもらえないため、より生命保険が重要となるのです。

そして、もっとも対策が必要なのが「老後費用」です。前述のとおり、フリーランスには退職金がありません。そのため、老後費用はご自身で準備する以外に方法がないのです。会社員は労使折半で、毎月10万円近く厚生年金として保険料を積立てしていますが、フリーランスは厚生年金の存在がありません。そういう意味では、会社員以上に「個人年金保険」は重要といえます。

その他、現在は「個人型確定拠出年金(iDeCo)」や2018年から始まる「つみたてNISA」など、さまざまな資金準備方法があります。年金保険なども含めて、どのような方法があるのかをまずはチェックし、自分に最適と思う備えを選択すると良いでしょう。

とはいえ、さまざまな商品の特徴を調べるのは大変ですよね。忙しくてそんな時間はない!という方や、老後資金や病気の備えなどでお悩みの方は、一度ファイナンシャルプランナー(FP)にご相談されることをおすすめします。Sodanでも、無料でFPへの個別相談を承っています。あなたのお悩みを一緒に考え、最適なプランをご提案させていただきますので、ぜひお気軽にご相談くださいね。

ブロードマインド株式会社
執筆者:お金の専門家 平原 直樹
第一種証券外務員を保有するお金のプロ!難しいお金の話を分かりやすく解説します。

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