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あなたも当てはまる?「株で失敗する人」5つの特徴から学ぼう

どんな人が失敗しやすい?

相場や銘柄についての質問や投資に関する悩みを受けることがよくあります。そこで気がついたのですが、失敗する人には明らかに一定の法則があります。

失敗する人の典型トップ5を紹介しましょう。

株で失敗するのはこんな人①:人の話を鵜呑みにする

(写真= Vasin Lee/ShutterStock)

SNSでカリスマトレーダーがつぶやいたような銘柄を、何も考えずに買ってしまうタイプの人です。カリスマがつぶやく銘柄は上がるときは激しく上がります。これは通称「イナゴ投資」といいます。イナゴは大群で飛び、まるで大きな存在のように動くことからそう言われるようになりました。上がる時は急ですが、下げるときも急です。

失敗する人はだいたい、イナゴ銘柄で簡単に2-3回儲けます。次に大きく勝負した銘柄で大ロスを抱えることが多いのです。株価が上がっているときは四六時中スマホでチェックしていますが、下がり始めるとそのタイプの人は放置してしまいます。気がついたら買った株は買値の半分や、ひどいときは逆テンバガーで10分の1になることさえあります。通称この世界では「コツコツドカン」といいます。コツコツと小さく儲けて、ドカーンとやられるのです。

株で失敗するのはこんな人②:いつも悩んでいる

(写真=El Nariz/ShutterStock)

メディア報道に振り回されていつも悩んでいる人がいます。このタイプの人は中途半端に金融知識が高いことが特徴で、だからこそ出遅れて失敗しやすいと言えます。

株が上がれば明日は下がるかもと悩み、下がればいつか上がるかもと悩み、いつも心配していてまともに投資ができません。しかもこのタイプの人は大げさな記事に反応しやすいのです。「米国株のバブルがはじける」、「日本株は北朝鮮動向次第では暴落する」、「オリンピックが終われば土地は暴落する」、「ドル円は80円になる」といった半ば釣り記事に近いような記事で心配になってしまいます。

金融リテラシーがあるだけに、日本株が高値更新、日本株が連騰、仮想通貨が急騰といった話には基本的には敏感です。常に悩んで慎重なために、だいたいアクションが遅すぎるのです。重い腰を上げてやっと日本株を買った頃には高値掴みになるか、一番いい時期を逃していることが多いのです。

株で失敗するのはこんな人③:ロスカットができない

(写真=Blue Planet Studio/ShutterStock)

株式投資に一番向かないのはロスカット(☆)が出来ない人だと断言してもいいでしょう。日本株はバブル期の1990年くらいまではいつか必ず上がるといってもいいような投資商品でした。それは日本経済が成長していたからです。したがって、株は持っていればいつか戻るという発想が染みついてしまっている人がいます。今は日本が低成長になりデフレ期でもあったので、持っていればいつか株価が戻るというのは幻想です。

損を出すのがどうしても嫌と言う人がいます。でも考えてみてください、バブル期の日経平均は1989年に3万8957円高値をつけました。2008年のリーマンショック後には6994円まで下げました。もしロスカットをしなければ、なんと指数で82%の下落です。バブル期に持っている株をそのままにしておいたら20年後には大変なことになっていたのです。

株式投資を本格的にやりたかったら、ロスカットだけは出来るようにならなくてはいけません。これはどんなマネー本、どんな著名投資家の本にも必ず書かれていることです。ロスカットができないと、信用取引や先物をやっている場合は特に株式市場から退場になってしまう残念な人があまりに多いのです。

☆ロスカットとは
「損失」を確定させるための決済取引を行うことで、これ以上損益がでないようにするための損切り注文を指す。

株で失敗するのはこんな人④:上がったら売らないと我慢できない

(写真=Creative Lab/ShutterStock)

失敗する人はだいたい利益確定が早すぎます。上がった後に下げた経験が多く、株が上がったら我慢できなくてすぐ売ってしまうのでしょう。そのタイプの人は、5%とか10%上がると間違いなく売ってしまいます。しかし下がった銘柄は10%越えても保有し続けます。すぐ売る人は、だいたいはロスカットが出来ない人と被ります。

どんな神投資家でも投資した全部の銘柄が上がることはあり得ません。利益が5%で損失が10%の投資を繰り返していると、トータルではロスになってしまいませんか? ずばり逆をやればいいだけです。損は5-10%でロスカットして確定する。利益はひっぱり20%まで売らないといったストラテジーにすればいいだけです。

株で失敗するのはこんな人⑤:デイトレーダーを目指す

(写真=chombosan/ShutterStock)

株式相場に慣れないうちにデイトレーダーをしてはいけません。デイトレのまねごとをして資産を失った人をたくさんみてきました。優秀なデイトレーダーは、経験も知識も勉強量でもはるかに上なのです。その人達やアルゴリズムといったコンピュータ・トレーディングと短期勝負で闘ってもなかなか勝てるわけがありません。そもそもデイトレはある程度素質だと思います。スーパートレーダーがイチローだとしましょう。イチローは素質があるうえに努力もしています。僕たち一般人がどれだけ練習したってイチローにはなれなくありませんか?

それならイチローになるなどと恐れ多い計画をもたずに、株式市場で着実に利益を積み重ねることの方が、はるかに成功率が高くなります。株式市場には静かに中長期で上がる株がいくらでもあります。草野球で実績を積み重ねましょう。いきなり大リーガーがトレードする銘柄をタッチすると火傷することが多いです。

「株で失敗する人」を反面教師に、今後の株式投資を是非頑張ってみてくださいね!

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