(写真=Mocha)

簡単解説「投資信託」は3つの会社でできている!

投資信託も“顔の見える”時代到来?!

老後のお金の不安を解消したい、プチリッチになりたい、会社員のさくら(42)、FPの佳子(45)、フリーライターの美香(40)のアラフォー独身三人組が、資産形成に最適なツール「投資信託」を使って、投資にチャレンジ!する物語です。 三人は都内のオシャレなオーガニック食品専門店に来ています。

投資信託は3つの会社が関わっている

さくら「実りの秋ね。ステキな野菜がいっぱい!見てよ、この立派なかぼちゃ!」

美香「見るからに美味しそう!農家さんはいい仕事してますねー!」

佳子「ここで二人に質問。投資信託って、誰が作っているのか知ってる?」

さくら「高橋君ね!」

佳子「は?高橋君って?」

さくら「高校の同級生なの。先日の同窓会で、運用会社のファンドマネジャーで、投資信託を運用しているんだって言っていたから」

美香「運用会社って?」

佳子「投資信託は3つの会社が関わっているの。運用会社、販売会社、受託会社ね。 投資信託を作って運用するのが『運用会社』 、その投資信託を販売するのが『販売会社』 で、私たちが投資信託を買う窓口になる銀行や証券会社になるわね。そして、投資信託の財産を管理するのが『受託会社(信託銀行)』 なの」

さくら「えっと。じゃあ、このかぼちゃが投資信託だとしたら、かぼちゃを作る農家が『運用会社』 、それを販売するこのオーガニックの店が『販売会社』 、かぼちゃを保管する倉庫が『受託会社』 なのね」

佳子「その通り!」

imageTitle (図=Mocha)

“顔の見える投資信託”も続々出てきている

佳子「投資信託を買うときは、どこで買う、より、誰が作っているのか、に注目することが大切なの。野菜も、生産者の“顔が見える野菜”の方が安心じゃない。投資信託も、銀行や証券会社が販売しているからではなくて、どこの誰が作っているのか、まで考えて投資することが重要なのね」

美香「投資信託を作っているのは『運用会社』 でしょ。例えば、どういうところがあるの?」

さくら「高橋君は、〇〇アセットマネジメントだったような」

佳子「運用会社は、大きく分けると、日系と外資系、があって、日本では、野村ホールディングス系列の野村アセットマネジメントなど、銀行や証券、保険会社などの大手の資本系列が多いわね。外資系なら、ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメントなど、また資本系に属さない独立系のレオス・キャピタルワークスなどもあるわね」

美香「農家によって野菜の味に“個性”があるように、運用会社によっても、“個性”や“哲学”が違うってわけね」

佳子「最近では、ファンドマネジャーを前面に出した“顔の見える投資信託”も続々出てきているし、しっかりチェックして、投資哲学に共感したものを選択するといいわね」

さくら「(かぼちゃのパッケージを見て)あ、このかぼちゃ作ったのも“高橋さん”だわ!」

美香「本当だ。結構いい男じゃない」

佳子「じゃあ、このかぼちゃをツマミにバターで炒めて、家飲みしましょうか」

さくら・美香「賛成!」

*本記事で紹介する個別の銘柄・企業名については、あくまでも参考として申し述べたものであり、その銘柄又は企業の株式等の売買を推奨するものではありません。購入する場合は自己責任でお願い致します。

岡田 禎子
「投資は面白い」がモットーなFP
日本証券アナリスト協会検定会員(CMA)、ファイナンシャル・プランナー(CFP®)。 証券会社、資産運用会社を経て、ファイナンシャル・プランナーとして独立。資産運用の観点から「投資は面白い」をモットーに、投資の素晴らしさ、楽しさを一人でも多くの方に伝えていけるよう、執筆とセミナーなどで活動中。

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