(写真=Sodan)

マンション購入費「だけ」じゃない!?知らないと怖いお金の話

管理費や修繕積立金を正しく理解しておこう

これからマンションを購入する予定のみなさん。“毎月かかる費用は住宅ローンだけ”なんて思ってはいませんか?じつはマンションを購入した場合、一戸建てとは異なり、住宅ローン以外にも毎月発生する費用があります。それらの費用が後々になって家計を圧迫してしまわぬよう、本コラムで正しく理解しておきましょう!

マンションを購入するとかかる月額費用とは?

マンション購入費,月額費用,管理費,修繕積立金 (写真=Sodan)

「今の家賃と同じ金額でローンが組めますよ!」マンション購入を検討している方ならば一度は耳にしたことがあるであろう、セールストークですよね。なかには、この謳い文句がきっかけでマンション購入を決断したという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

しかし、いざマンションを購入すると、住宅ローン以外にも毎月かかる費用があることをご存知ですか?

それは、「管理費」と「修繕積立金」です。以下で、それぞれについてくわしくみていきましょう。

まず、管理費に関してです。マンションは、ご自身の部屋である専有部分と、エントランスやエレベーターなどの共有部分とで構成されています。そして、専有部分の管理は当然ご自身で行うことになりますが、共有部分に関しては管理人が管理をしてくれています。すると、管理人を雇うための人件費や、共有部分にかかる光熱費などが発生しますよね。そこで、これらを管理費として、マンションの住人で出し合う必要があるというわけです。

一方、基本的に共有部分のない一戸建ての場合、管理費はありません。

次に、修繕積立金に関してです。たとえ新築でマンションを購入しても、10年~15年程度で外壁の塗り替えなどの大規模修繕が発生します。その際は、足場を組んでの大がかりな作業になるので、当然まとまった費用が必要になります。この先々訪れる修繕に備えて、毎月修繕費の積み立てをするというわけですね。

一方、一戸建ての場合、毎月のように修繕費を積み立てる必要はありませんが、住居に対して修繕が必要になるという点はマンションと変わりありません。よって、ご自身できちんと用意しておく必要があります。

その他、マンション固有で毎月かかる費用として、「駐車場代」も忘れてはいけません。車を所有している方は、駐車場代がいくらなのか?を必ずチェックするようにしましょうね。なお、1階の部屋や角部屋の方は、テラス代や専用庭代が別途必要になることもあります。

一般的に、管理費や修繕積立金はどれくらいかかるもの?

マンション購入費,月額費用,管理費,修繕積立金 (写真=Sodan)

それでは、管理費や修繕積立金はどれくらいかかるのでしょうか?

共有部分の充実した大規模マンションなのか?など、物件によって当然金額は異なります。また、同じマンションでも、専有面積に応じて月額が異なります。一般的には、専有面積が広いほど費用が高くなります。

とはいえ、管理費も修繕費も、10,000円~15,000円程度が一つの目安金額となるようです。ただし、新築マンションを購入した場合、最初の頃は修繕費が10,000円未満ということもあります。なぜかというと、新築マンションに関しては、少しずつ修繕費を値上げする「段階増額積立方式」が採用されていることが珍しくないためです。しかし、マンションの修繕を10,000円未満の修繕費で賄っていくことは難しいので、将来的な増額は避けられないと理解しておきましょう。

これらを踏まえて、マンション購入を考えている方にファイナンシャルプランナーとして以下アドバイスをさせていただきます。 マンション購入の際は、世帯収入と住居費(住宅ローンや管理費、修繕積立金など)のバランスを考えるようにしましょう。先々のことを考え、現時点で収入と支出のバランスがギリギリになってしまう物件を買うのは考えものです。特に、住宅ローンが変動金利の場合は要注意です。金利上昇によって返済額が上がり、なおかつ修繕積立金の金額も上がってしまったら、家計にとってはダブルパンチとなってしまいますよね。

住宅購入は何千万円単位でお金が動く大きなライフイベントです。そのため、ご自身にとって無理のない金額感で購入することがとても大事です。ご家庭にとっての購入目安額が知りたい方は、ぜひともファイナンシャルプランナーに相談してみてくださいね。

ブロードマインド株式会社
執筆者:お金の専門家 平原 直樹
第一種証券外務員を保有するお金のプロ!難しいお金の話を分かりやすく解説します。

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