(最新)特集:投資信託ってなんだ?

ゆるキャラが解説!「投資信託」基本のき

あんず×みらいの投信講座〜第1回「投資信託の仕組みを学ぼう」

☆登場人物紹介
あんずちゃん……DAILY ANDSのゆるキャラ。株とお酒が好物。
>あんずちゃんとは?
みらい……あんずちゃんの友人。ファイナンシャル・プランナー(FP)の資格を持ち、投資信託に詳しい。

***

あんず「ああ、今日も株で損をしちゃった……。株は楽しいし大好きなんだけど、ずっとチャートを見ているのも正直疲れるな……。このままだと本当にお金を貯められるか不安……そうだ!みらいちゃんに久しぶりに連絡してみよう」

〜LINE〜

あんず「みらいちゃん久しぶり! 元気?」

みらい「久しぶり! 元気だよ。あんずちゃん、突然どうしたの?」

あんず「それがね、最近、株に疲れてきちゃって、なんかもうちょっと安心できる投資がないかな〜と思って、みらいちゃんに連絡してみたんだ」

みらい「あれ? あんずちゃんって株好きじゃなかった?」

あんず「株は趣味としては楽しいんだけど、ちゃんと将来のためにコツコツ資産が築けるような投資も始めなきゃいけないんじゃないかって」

みらい「お! とうとうあんずちゃんもコツコツ投資に興味を持ったのね。じゃあ、あんずちゃんのステキな未来のために、コツコツ投資の代表格、『投資信託』について教えるよ!」

投資信託のポイントその1:「ざっくりテーマ」で買えるから購入商品を決めやすい!

みらい「『資産運用』っていうと、何にどれぐらい投資をすればいいか、まずそれが分からないということがハードルになるかと思うんだけど、投資信託であれば、

『日本の経済に投資したい!』
『世界の不動産に投資したい!』

といったざっくりしたテーマを決めるだけで大丈夫だよ」

<と、みらいちゃんは「ざっくりしたテーマを決めた投資」について次のように解説しました>

あなたが「日本の経済に投資したい!」と思ったなら、「日経平均株価」や「TOPIX(東証株価指数)」といった経済の動きを表す「指数」への連動を目指す商品を買えばOK。

仮に「日経平均インデックスファンド」を買ったとします。これで日本企業の業績が上がり日本経済が全体的に活性化したら、この投資信託も値上がりし、恩恵を受けることができるというわけです。

きょう「[つみたてNISA](https://daily-ands.jp/posts/599a66a573f321274191dca2/)」受付スタート!2 (写真=wrangler/Shutterstock.com)

このように、経済全体の動きを表す「指数」に連動する商品のことを、投資信託の世界では「インデックスファンド」と呼び、指数に連動するような投資手法のことを「インデックス投資」とも呼びます。

また、「アメリカ経済に投資をしたい」なら、「NYダウ平均株価」への連動を目指す投資信託を選ぶとよいですし、「これからはAI(人工知能)の時代だから、AI関連企業に投資したい!」と思えば、「グローバルAIファンド」や「AI日本株式オープン」といったAIをテーマにした投資信託を購入するというのも手です。

投資信託のポイントその2:「分散投資」で安全策!

あんず「『だいたいこの辺りの経済に投資したい』ぐらいの気持ちで選んでもいいっていうのが、株とは違うんだね!要するに、まとまったお金がなくても、運用に詳しくなくても、気軽にトライできる。そんな感じかな?」

みらい「そうそう! 株と違って複数の会社や債券に投資するから、1社が潰れたとしてもゼロになるわけではないんだよね。そういうのを『分散投資』って言うよ」

あんず「ドキドキすることはなさそうだね。安心感があるというか……ちょっとつまらなさそうではあるけど」

みらい「投資にドキドキ、ワクワクを求めてるなら、つまらなさそうに思えるかもしれないね(笑)」

投資信託とは? まずは仕組みから

<こうして、あんずちゃんはみらいちゃんから投資信託を教わることになりました。みらいちゃんがまず教えてくれたのは、基本中の基本「投資信託とは何か?」。みらいちゃんは、次のように解説してくれました>

投資信託とは、「投資家が少しずつお金を出し合い、それを運用のプロがひとまとめにして、複数の株や債券に投資する金融商品」のことです。

きょう「[つみたてNISA](https://daily-ands.jp/posts/599a66a573f321274191dca2/)」受付スタート! (写真=Kokulina/Shutterstock.com)

例えば、「日経平均インデックスファンド」という投資信託は、なんと200以上の株式(会社)に投資をしています! たった一つの金融商品を買うだけで、200以上の会社に投資したことになるなんて、面白いと思いませんか?

それぞれ出し合うお金が1000円でも1万円でも、何人、何百人、何千人となると、その金額は何百万円、何千万円、何億円にもなります。

大きな金額になるほど、たくさんの投資先にお金を分けて運用することができ、その分チャンスは増え、リスクを分散させる効果にもつながります。

みらい「たくさんの会社に投資ができるって言うと、かなり多くのお金が必要なんじゃない? と思われるかもしれないけど、投資信託はワンコイン(100円)からチャレンジできるタイプもあるくらいで、少額からスタートできるんだよね」

投資信託を運営する3つの会社

投資信託は、「運用会社」「販売会社」「信託銀行」が連携をとって成り立っています。3つの機関の役割は、

  • 運用会社…お金を運用するプロ
  • 販売会社…お金を集めたり、払い戻したりする窓口。銀行や証券会社など投資信託の購入先
  • 信託銀行…お金を安全に保管・管理する場所

と考えれば分かりやすいですね。

一見ややこしく感じるかもしれませんが、それぞれの役割が明確なので、専門性に特化でき、透明性も高くなることがメリットでもあるわけです。

ちなみに一部、「運用会社」が直接、投資信託を販売しているケースもあり、こういったスタイルを投資信託の「直販」といいます。

投資信託に預けたお金はどこに行くの?

株式などの投資をしていると、
「投資したお金はどこに行っちゃうんだろう?」
「預け先が倒産したら、そのお金はどうなるの」
という心配がよぎりますよね。けれども、万全のセーフティネットがあって比較的安心といえるのが、投資信託なのです。

みんなが投資したお金は証券会社や銀行を通じて、お金を管理する「信託銀行」に預けられます。信託銀行には、分別保管(ぶんべつほかん)といって、銀行自体の資産と顧客から預かった資産は分けて管理する義務があるため、預けたお金は法の下にきっちり守られます。

もちろん、守られるのはその時その時の時価になります。預けた時点より額面が減ることもあれば増えることもありますが、ゼロになることは原則ありません。

投資信託を理解する2つのポイント

みらい「投資信託ってどんなものかだいたいわかったかな?」

あんず「うーん、仕組みはなんとなくわかるんだけど、『で、どれくらいリターンがあるの?』っていう気が……」

みらい「OK。じゃあ、次回は一番気になるポイント。『どれくらいリターンがあるか』について解説していくね!」

あんず「うん。なんだかんだ言っても、結局はそこが一番気になる!よろしく!」

投資信託のリターン(利回り)ってどのくらい?に続く)

執筆=鈴木さや子/みらい女性倶楽部

***

2018年から初心者向けの投資の制度「つみたてNISA」がスタートします。「つみたてNISA」は投資信託やETF(上場投資信託)をつかって安定的に資産形成するための仕組みですが、そもそも「投資信託」について、十分に理解できていますか? この特集では、投資の知識がゼロでも分かるように、「投資信託」についてイチからじっくり解説していきます。次回以降もお楽しみに!

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