(写真=ParrySuwanitch/ShutterStock)

食べて見つける!三越銀座「デパ地下」投資向け企業4選

美味しくて投資も出来る!デパート銘柄

美味しいだけでも、いいお値段というだけでもダメ。センスが試されるものの一つに手土産があります。特に、女友達の集まるホームパーティでは、できるだけ失敗はしたくないもの……。

そんなときに心強い味方となるのが、三越銀座のデパ地下です。美食家が集まる銀座ならでは、極上の一品がそろっていて、株の投資先としても有望な企業がたくさんあります。

今回は、三越銀座のデパ地下でホームパーティに持参する手土産を探しながら、株の投資先もチェックしてみましょう。

まずは「ドミニクアンセル」のクロナッツ

地下鉄の連絡口から入り、化粧品コーナーを脇目に、エスカレータで地下2階の食品フロアに降ります。

迎えてくれたのは「ドミニク・アンセル・ベーカリー」。クロワッサンとドーナツを融合させたオリジナルの新ペイストリー「クロナッツ」で世界中の注目を集めた、NY発のペイストリーショップです。

他にもショットグラスの形をしたチョコチップクッキーにミルクを注いで食べるという新感覚スイーツ、クッキーショットも気になるところ。パーティで主役になること間違いなし!

ドミニク・アンセル・ベーカリーを展開している TSIホールディングス <3608> は、アパレルメーカーの「東京スタイル」と「サンエー・インターナショナル」が2011年に持ち株会社を新設し、経営統合した会社。「ナノ・ユニバース」や「ナチュラルビューティーベーシック」など、20代〜50代向けまで多くのブランドを展開しています。

ファッションを「衣食住遊」として捉えているという同社が2015年に上陸させたのが、このドミニク・アンセル・ベーカリー。表参道店に続く2号店として三越銀座に2017年春にオープンしました。

アパレル業界は、節約志向の高まりや百貨店の不振から苦戦を強いられています。同社も不採算ブランドの整理など構造改革中。店舗の減収を、成長分野であるネット販売で補うとしています。一段の株価の成長は、構造改革の進捗とネット販売の伸長がカギとなるでしょう

「キーコーヒー」でスペシャリティな珈琲豆を

美味しいお菓子とともに、ティータイムの主役も持参するのが、手土産上級者のたしなみ。パン・コーヒーコーナーにあるキーコーヒーのカウンターでは、世界各地から取り寄せられたこだわりのコーヒー豆がずらりと並びます。

せっかくですから、ここでは幻のコーヒー「トアルコトラジャー」をチョイス。豆をその場で挽いてもらうと、華やかで上品な香りが漂います。

レギュラーコーヒー製造販売国内大手のキーコーヒー <2594> は1952年設立。今では、全国の百貨店や大型ショッピングセンター内に直営店を出店しています。

グループ傘下には「イタリアントマト(子会社)」、「 銀座ルノアール <9853> (持分法適用会社)」があり、今期の会社計画は2ケタの営業増益予想。足元は、積極的な販促活動により主力のコーヒーが好調です。

ただし、同社の業績はコーヒーの生豆相場に大きく左右されますので、今のところ安定した動きで推移しているとはいえ、今後も注視が必要です。

小腹対策には「まい泉」のポケットサンド

銘柄, 株, 投資, デパ地下, 女子会 (写真= yasuhiro amano/ShutterStock)

軽くお腹を満たせるお食事系も一品用意しておくと、喜ばれます。

とんかつ まい泉といえばヒレかつサンドが定番。ですが、パーティなら、パンの縁がプレスされていて片手でも食べやすいポケットサンドがオススメです。なかでも、たまとろ黒豚メンチカツは三越銀座店限定品。三越のシンボルのライオンをモチーフにしたかわいい焼き印が目印です。

とんかつ まい泉を展開する井筒まい泉は、サントリーホールディングスの子会社です。そのサントリーホールディングスは非上場ですが、中核会社である「サントリー食品インターナショナル<2587> 」は東証一部に上場しています。

「BOSS」「サントリー天然水」「伊右衛門」など、誰もが知る大型ドリンクブランドを多数展開する国内飲料2位の大手で、海外M&Aにも積極的です。

今期の会社計画は、営業利益で5%の増益予想ですが、8月7日に発表された第2四半期決算では、刷新した「伊右衛門」が牽引して8%の増益と好調。季節要因が業績に与えるインパクトが強い同社のような企業では、特に日本の8月、9月の業績動向は注目です。

手土産にダロワイヨの「マカロン」

ここまで揃えても、やっぱりスイーツがなくては始まらない……という女心はいくつになっても変わらないはず。ということで、最後はマカロンで有名な、パリの老舗パティスリー「DALLOYAU(ダロワイヨ)」のスイーツバイキングへ。洋惣菜コーナーに向かいます。

カラフルでコロンとしたキュートなフォルムのマカロンは、女子の心をとらえて離しません。パーティに集まる女友達の顔を浮かべながら、カフェ、シトロン、ペッシュ(白桃)……と選んで詰めてもらうのも楽しいひと時ですね。

実は、ダロワイヨを日本で展開しているのがペコちゃんの不二家 <2211> です。

1938年創業の不二家がフランスのダロワイヨとライセンス契約を結んだのが1980年。フランス国外初の第1号店が自由が丘店で、1989年には不二家の100%出資でダロワイヨジャポンが設立され、今に至ります。その不二家は、2008年から山崎製パン <2212> の連結子会社となりました。

不二家の収益の柱は、「ミルキー」や「カントリーマーム」など製菓事業と洋菓子の販売事業ですが、これまで好調だった中国事業が失速。7月31日に発表された第2四半期決算の連結最終損益は赤字に転落しました。会社側は、通期の計画を据え置きとしていますが、計画達成には、依然として厳しい中国事業の動向を見極める必要があります。

自慢の手土産も手に入れたし、銘柄もしっかりリサーチ。これで、自信を持ってホームパーティに参加できますね。

集まった女友達と、ドミニク・アンセル・ベーカリーのクッキーショットをかぶりつきながら、

「へえ、これってナノ・ユニバースの会社が展開してるんだ!」
「ナノってZOZOTOWNにもあるでしょ」
「ZOZOのスタートトゥデイ <3092> って、株価すごいよねー」

なんて、話題が尽きないかも!?

※本記事で紹介する個別の銘柄・企業名は、あくまでも参考として申し述べたもので、銘柄または企業株式等の売買を推奨するものではありません。購入は自己責任でお願いいたします。

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