(写真=Mocha)

株を始めるならどこ?ネット証券にも違いがある

手数料についてがっちり比較してみましょう。

株式投資を始めるには、証券口座を開設する必要があります。その際、取引手数料が低い証券会社を選ぶのは鉄則です。なぜなら、投資を始めた瞬間に、手数料の分だけ確実に損失であるため、手数料が高ければその分運用益で取り戻さなければならないからです。

今回は、その手数料についてがっちり比較してみましょう。

ネット証券は一般の証券会社よりも手数料がグンと低い

ネット証券は、実店舗をほとんど持たずインターネットを介した取引がメインです。よって、店舗維持費がほぼなく人件費が抑えられる分、取引手数料をかなり抑えられます。一般の証券会社の手数料は、少額の投資であっても1回の注文につき2000円程かかりますが、インターネット証券であれば100円ほどで注文することが可能です。

ネット証券の中でも手数料に差がある

ネット証券会社の中でも、手数料に幅があります。各社オリジナルの料金プランが設定されています。自分にぴったりな料金プランであるかどうかは、自分の「取引スタイル」による手数料の違いで見極める必要があります。

例えば、毎日1日に複数回取引する人は「1日の約定金額の合計により手数料が課される料金プラン」をもとに比較すると良いと思います。 それ以外の人は、「1約定ごとに手数料が課される料金プラン」をもとに比較すると良いでしょう。

例えば、株価1000円の銘柄を500株、50万円分購入する場合、「1約定ごとに手数料が課される料金プラン」だと、50万円の価格帯なので80円の日産証券が一番安く、175円のむさし証券が二番目に安いということになります。手数料だけを見た場合、日産証券が割安です。

ただし、10万円以下の取引の場合は、手数料が無料である、SBI証券、楽天証券、松井証券がオトクです。

1注文毎の約定代金に応じた手数料(現物取引)(2017年9月1日現在、税抜き)

株式投資,証券口座開設,取引手数料,ネット証券 (図=Mocha)

1日の約定代金合計額に応じた手数料(現物取引)(2017年9月1日現在、税抜き)

株式投資,証券口座開設,取引手数料,ネット証券 (図=Mocha)

手数料の他に「使いやすさ」と「見やすさ」も大事

お客様から「手数料だけを見て選んでみたは良いものの、使いづらい」という声を聞くことがあります。

口座開設はしても、次のアクションに移せない要因の一つが「使いづらさ」なんです。

そこで、手数料が低いネット証券を3社ほど選び、スマホで株取引ができる「株アプリ」をダウンロードして使ってみることをオススメします。証券会社の口座は同時に複数開くことができ、費用もかかりません。

株アプリの使いやすさはかなり重要です。なぜなら、株式売買、株価やニュースをチェックする場合、場所・時間を選ばないスマホを使うことが多いからです。

頼藤 太希
(株)Money&You代表取締役社長/マネーコンサルタント
日本証券アナリスト協会検定会員、ファイナンシャルプランナー(AFP)
慶應義塾大学経済学部卒業後、外資系生保にて資産運用リスク管理業務に従事。2015年に(株)Money&Youを創業し、現職へ。執筆、書籍の出版・監修、講演などを通じて日本人のマネーリテラシー向上に努めている。著書は「マンガでわかる! iDeCoのはじめ方 ライバルはイデ子! ?」(きんざい)、「税金を減らしてお金持ちになるすごい!方法」(河出書房新社)など多数。FP Cafe運営者

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