(写真=Sodan)

保育料が高い!サポートしてくれる補助金ってあるの?

認可外保育園に通う際に使える助成制度についてご紹介します。

産休・育休期間を終えたら、わが子を保育園に預けて再び働こうと思っている女性のみなさん。待機児童問題が深刻な日本において、認可保育園に入園させるのは簡単ではありません。となると、認可外保育園も視野に入れて保活をすることになるわけですが、保育料が高いというのが現実です。そこで今回は、認可外保育園に通う際に使える助成制度についてご紹介いたします。

今さら聞けない……「待機児童問題」ってどんな問題?

保育料,助成制度,補助金 (写真=Sodan)

待望のわが子が誕生したものの、「生活のためにも、なるべく早く職場復帰しなければ!」というご家庭も多くいらっしゃるでしょう。そんなご家庭にとって欠かせないのが「保育園」ですよね。特に、両親との同居が少ない都市部の共働き家庭において、保育園なしで仕事を続けることは不可能といえます。しかし、待機児童問題によって、多くの共働き家庭がジレンマを抱えているという現実があります。

では、待機児童問題とはいったいどのようなものなのでしょうか?

保育園と一口に言っても、認可や認証、認可外といったように、施設の広さや運営元、保育料などの異なるいくつかの種類があります。そして、待機児童問題とは、認可保育園に入園を希望しているにも関わらず、定員超過などの理由により入園できない子どもの数が増えているといった社会現象のことをいいます。やはり認可保育園は、国が定めた認可基準を満たしているという安心感や保育料の安さなどから、人気があるということですね。

認可保育園に入園できないとなると、それ以外の保育園も検討する必要がでてきますよね。では、認可外保育園を選択した場合、保育料は高くなってしまうのでしょうか……?

“認可外”や“認証”の保育園に通う場合、保育料は高くなるもの?

保育料,助成制度,補助金 (写真=Sodan)

答えは、Yes。認可保育園に比べ、保育料は高くなってしまいます。特に、3歳未満のお子さまを認可外に預けた場合は、かなりの出費を覚悟する必要があります。都内の認可外保育園では、保育料が10万円近くかかることも……。家賃並みの支出であると考えると、ゾッとしますよね。

そうなると、高い保育料を払うためにより収入を増やしたいところですが、時短勤務で職場復帰する場合、勤務時間に応じて給料も減少することが一般的です。そのため、「せっかく職場復帰しても、保育料を払ったらあんまり残らない……」というご家庭もあるようです。

保育料の補助金や助成金って何かあるの?

保育料,助成制度,補助金 (写真=Sodan)

では、高い保育料を支払わなければならないご家庭のために、何か補助金はあるのでしょうか?

残念ながら、国として実施している補助金はないようです。「保育園落ちた日本死ね」で社会問題にもなった保育園問題ですが、まだまだフォローは行き届いていないようですね……。でも、諦めるのはまだ早いかもしれません!お住まいの自治体によっては、助成金がもらえる可能性があるのです。

たとえば、東京都文京区では、平成31年度までの期間限定で月額上限40,000円の助成金を実施しています。もちろん、助成金を受けるには以下すべての条件に該当しなければいけません。なお、(1)に関しては、「認可外保育施設指導監督基準を満たす旨の証明書」が交付されている認可外保育施設が助成対象となります。詳しくは、文京区のホームページをご覧ください。

(1)助成対象となる認可外保育施設に通所していること。
(2)平成29年度の認可保育所の入所申込みを行っており、入所承諾を辞退していないこと。
(3)認可外保育施設と月160時間以上の契約をし、月初日に在籍していること。
(4)保護者、利用児童がともに月の初日に文京区に住民登録していること。
(5)認可外保育施設に保育料を納入している(滞納がない)こと。
(出典:認可外保育施設保護者負担金助成/文京区)

見たところ特に厳しい条件ではなく、やむを得ず認可外保育所に入れることになってしまった場合は、助成金を受けることができそうですね。ただし、認証保育園は対象外となるようです。

また、東京都中野区では、認証保育所も対象となっているようです。もちろん、中野区に住民登録をしているなど、一定の要件が必要です。なお、認可外保育園と認証保育所とでは、助成金を受けるための条件が異なります。とはいえ、認可外保育園だけでなく、認証保育園でも助成を受けられるのは助かりますね。気になる助成金額は、月額上限62,000円となっています。詳しくは、中野区のホームページをご覧ください。

このように、自治体ごとに助成を受けるための条件や金額などが異なりますので、ぜひ一度お住まいの自治体に確認してみてくださいね。

ブロードマインド株式会社
執筆者:お金の専門家 平原 直樹
第一種証券外務員を保有するお金のプロ!難しいお金の話を分かりやすく解説します。

この記事をシェアする

個性的な連載で「投資」を身近に

一つのテーマを深掘り、おすすめ特集