特集:つみたてNISAってなんだ?

あなたはNISA・つみたてNISAどっち?自分に合うNISAを見つけよう

2つのNISAを徹底比較します!

知識はないけど、若いうちから投資をして将来に備えたい。そんなあなたにぴったりの新制度「つみたてNISA」が、2018年1月から始まります。

この特集では、つみたてNISAの全貌を、投資をまったくしたことのない人でも理解できるくらい丁寧にお届けします。

【こちらの記事もチェック!】
知識ゼロでもわかる「つみたてNISA」3つの特徴。そもそもなんで登場したの?
つみたてNISAが働く女性にとってうれしい3つの理由

ーーーーーーーーーー

☆登場人物紹介
ほなみ……大学生。老後が不安になって将来に備えて投資をしたいが、投資に関する知識がなくて困っている。
あんずちゃん……DAILY ANDSのゆるキャラ。株とお酒が好物。
あんずちゃんとは?

ーーーーーーーーーー

ほなみ「つみたてNISAができる前、もともとのNISA(一般NISA)は2014年から始まったって言っていましたよね」

あんず「よく覚えているね。つみたてNISAは2018年1月運用開始だよ」

ほなみ「4年後に新しい制度ができる……と。で、『一般NISA』と『つみたてNISA』の違いって何なんですか!」

あんず「そこ気になるよね。説明するよ」

NISA・つみたてNISAの比較

★比較ポイント①投資できる上限金額

  • 一般NISA…120万円
  • つみたてNISA…40万円

ほなみ「現行NISAと比べて、つみたてNISA方が投資上限額が少ないんですね」

あんず「そうだね。一度にドーンと投資をするのではなく、コツコツ、安定的に資産を形成する人が増えてほしいという思いが込められているんだよ」

★比較ポイント②運用できる期間

  • 一般NISA…5年間(※)
  • つみたてNISA…20年間

※編集注:一般NISAで5年間の運用期間が終わったら、①翌年の非課税枠に移す②課税口座に移す③売却する、のいずれかを選択できます。①のことを「ロールオーバー」と言いますが、ロールオーバーを選択すると、最長10年間(ただし2023年まで)一般NISA口座で運用をすることができます

ほなみ「つみたてNISAは『長期・積立・分散』を意識した投資を推奨するわけだから、利用できる期間が長くなってるんですね」

あんず「20年後に私が何歳なのか考えるとヘコむけど、つみたてNISAの資産形成の行方にはドキドキするね。20年もあったら、あんなことやこんなことが……ふふ」

★比較ポイント③トータルで投資できる金額

  • 一般NISA…最大600万円(120万円✕5年間)
  • つみたてNISA…最大800万円(40万円✕20年間)

あんず「少額から、なるべく長期間つみたてて投資をすることを推奨しているんだね」

ほなみ「800万って聞くとギョッとするけど、月々3.3万円って聞くといけそう!って気分になります」

★比較ポイント④投資できる商品

  • 一般NISA…上場株式(個別株)と投資信託
  • つみたてNISA…金融庁が設けた基準をクリアする投資信託とETF(上場投資信託)のみ

日本取引所グループの上場会社数データによると、2017年8月15日時点の上場会社の数は3559社。投資信託の数は6000本を超えます。

一方、つみたてNISA口座で購入できる、金融庁の基準をクリアするとみられる金融商品は2017年8月末時点で120本と報じられています。

あんず「選択肢がグッと少なくなって、選ぶのがラクチンだね!」

つみたてNISAと普通のNISAどちらを選んだらよい?

ほなみ「2つの違いはだいたい理解できました」

あんず「あと、ポイントとしては原則として、一般NISAとつみたてNISAを両方利用することはできないってことかな。2023年に現行NISAが終了するまでの間は、どちらかを選択する必要があるんだよ」

ほなみ「えっ、どっちを選べばいいかわかりません!」

あんず「考え方もいろいろあるから一概には言えないんだけど、確かほなみちゃんは、投資初心者だよね。それならつみたてNISAが向いているんじゃないかな」

あんずちゃんが思う、つみたてNISAに向いている人

・何かしら資産運用したいけれど、何から始めたらいいのかわからない
この世には、数えきれないほどの金融商品があります。預金、債券、外貨、株式、投資信託、不動産、年金……。この中から自分に合った金融商品がなにか皆目見当がつかない!そんな方は、金融庁の基準をクリアした一部の金融商品(投資信託、ETF)が、あらかじめ厳選されているつみたてNISAからスタートしてみてはいかがでしょう。

・長期的に、どちらかというと安定的に資産運用したい
つみたてNISAは運用できる期間が長いのが大きな特徴。全てにおいて『長期・積立・分散』を意識した設計になっているのです。今あなたが35歳ならば、つみたてNISA口座の利用が終了する20年後には55歳。この長い期間に、安定的に資産形成をしたいと思うなら、運用期間の長いつみたてNISAがいいでしょう。

・投資に使えるお金があまり多くない(年間40万円未満)
投資に使える金額が年間40万円未満になりそうであれば、運用可能期間が長く、トータルの投資上限金額の多いつみたてNISAに軍配が上がりそうです。

あんずちゃんが思う、一般NISAに向いている人

・株式投資で資産形成したい
つみたてNISA口座では、株式を購入することはできません。どうしても応援したい企業があって、投資信託よりも個別株メインで資産形成していきたいのであれば、NISA口座を選んでみるのも一つの手です。

・年間40万円以上、投資をする予定がある
つみたてNISA口座の年間の投資上限額は40万円です。もっと投資に使う余裕資金があり、なおかつ短期間(5年未満)で運用成果を出す自信がある、という方は年間の投資上限額が120万円の現行NISAを利用した方が非課税の恩恵を受けやすいでしょう。

***

ほなみ「たしかに私には『つみたてNISA』の方が魅力的に感じます!」

あんず「自分にピッタリのNISAが見つかってよかったね!一般NISAもつみたてNISAも、運用益や分配金に税金がかからないっていう共通点はあるけれど、投資できる商品や上限額、運用期間に違いがあるってことだね。次の記事では、『税金の免除』について詳しくお話していくよ」(続く)

【特集「つみたてNISAってなんだ?」はこちら】
画像縮小

▲TOPページへ

この記事をシェアする

個性的な連載で「投資」を身近に

一つのテーマを深掘り、おすすめ特集