(写真= ViChizh/Shutterstock.com)

私たち、年金いくらもらえるの?支給額の試算方法と考え方まとめ

明るい老後を迎えるために知っておきたいこと

私たちの将来を左右する「年金」。一体、どのくらいもらえるのでしょうか?まとめてみました。

年金はいくらもらえる?平均支給額はコレ!

年金受給額を試算。老後の年金、一体いくらもらえるの?によると、国民年金に関しては保険料をすべて納めた人で、2016年4月の支給額は月額6万5008円。実際の平均支給額は約5万4000円(2014年度)だといいます。

ただし、これはフリーランスや専業主婦など、「国民年金」のみに加入している人の話しです。

サラリーマンの場合は「国民年金」だけでなく「厚生年金」にも加入しますので、受け取れる年金額は老齢厚生年金(厚生年金)と老齢基礎年金(国民年金)の合算になります。

同記事によると、2014年度の平均受給額は月約14万8000円だったそうです。

「国民年金」だけの人は約5万円、「厚生年金」も払っている人は約15万円の年金を月々、受け取っているということ。

豊かな老後を送るために、あなたはこの金額で足りるでしょうか?もし、足りないと思われた方は、若いうちから準備しておいた方が良いかもしれませんね。

より正確な年金額を試算する方法

先程ご紹介した数字はあくまで平均です。大切なのは「自分がほんとうにもらえる金額」ですよね。

年金受給額を試算。老後の年金、一体いくらもらえるの?によると、

【国民年金】

  • 年間の基礎年金受給額×加入月数÷480(40年)

【厚生年金】

  • 平均月給(2003年3月まで、賞与含まず)×900×加入年数(2003年3月まで)+平均月収(年収÷12)×660×加入年数(2003年4月以降)※出典:All About|厚生年金の受給額を計算する方法

でそれぞれ、求めることもできます。

ただ、これを計算するのも大変です。正確な支給額は、日本年金機構の「ねんきんネット」に登録すると、将来もらえる金額を試算することも可能ですので、ぜひ利用してみてください。

年金に税金はかかるの?

年金に税金はかかる?確定申告は必要?控除は?知りたいことをまとめてみたによると、受け取った年金は、所得の区分で「雑所得」という扱いになり、税金はかかります

ただし、年金受給額が65歳未満で70万円以下、65歳以上で120万円以下であれば、税金は0円となります。

例えば、先ほどご紹介した通り、「国民年金」の平均支給額は約5万4000円(2014年度)ですから、年間の支給額は64万8000円で、税金はかかりません。

一方、厚生年金の平均受給額は月約14万8000円ですから、年間の支給額は177万6000円ということになり、課税の対象になりそうです。

実際には、税金分が源泉徴収された上で年金が支給されるそうです。

年金に対するファイナンシャル・プランナーの考え方

ここまで、私たちが将来、どれくらい年金をもらえるのかを見てきました。

でもここで気になるのが、将来の老後の資産についてどう考えるか?ということです。

アラサーだけど、老後のために年金型保険に入った方がいいですか?では、DAILY ANDS編集部が「保険マニア」のファイナンシャル・プランナーさんに、年金型保険の是非について相談をしています。

ここで、ファイナンシャル・プランナーの長尾義弘さんから下記のような言葉があります。

長尾:編集部さんの場合、これから子育てや住宅購入など、お金がかかるライフイベントで何があるかわかりません。あんまり無理して固定的に貯めるのもどうかなと思いますよ。(中略)その分、違うところで頑張りましょう。つまり自己投資です。(中略)収入が増えるのが一番投資に向くというか、貯蓄に向きますよね。収入が変わらないとき貯蓄を増やそうとすると、どこで削るかという問題になりますが、そうじゃなくてそもそも収入を大きくすればいくらでもお金は回せるのではないかと思います(中略)不安な気持ちはすごくわかります。ただ、20代、30代のうちは自分に投資した方が将来の年収増えるのではないでしょうか。30年後、何があるかなんて分かりませんからね。

「自己投資」にたくさんのお金を回しましょう、という言葉は、別の記事でファイナンシャル・プランナーの高山一恵さんもおっしゃっています。

もっとお金を使いましょう。年収300万-500万円の落とし穴【アラサーと投資③】では、次のようなやりとりがあります。

高山:いま、わりと将来を不安に思っている女性が多いんですが、そういう人に限ってお金を使っていないケースが多い印象があります。

くすい:「お金を使いなさい」というのは自己投資ってことですか?

高山:そうです。これからは「長生き時代」、つまり老後も働かなきゃいけない時代が到来します。なので、スキルの再投資とかした方がいいよって言っています。あとは、資格だったり、人脈だったり。お金を貯め込んでいる女性って、あんまり人と交流しない子が多いから、もっと交流を広げて知識を吸収したり交友を深めたりした方がいいんじゃないかと思います。

一番の「じぶん年金」は資産を増やしていくこと

私たちがもらえる年金が将来減っていく、もしくはもらえる年齢が遅くなると言われており、これは少子高齢化社会を考えると明白でしょう。

そのためにすべきことは、何十年たっても色あせない自分の「資産」を築いていくことなのではないでしょうか。

お金だけではなくスキルやキャリア、人脈……。たくさんの「資産」を築きながら、明るい未来を手にしたいですね。

DAILY ANDS編集部
「人生は投資の連続」をキーワードに、豊かな毎日を送るために役立つ情報を配信します。

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