(画像=ANYTIMES提供)

週末にコインランドリーで副業はいかが?広がるスキルシェアの場

マンマチャオ✕エニタイムズの新サービスがスタート

コインランドリーのmammaciao(マンマチャオ)と、ご近所助け合いアプリANYTIMES(エニタイムズ)は、コインランドリーの空きスペースを利用した新サービスの提供を開始しました。

エニタイムズの利用者は、マンマチャオの空いたスペースを無料で使って、レッスンなどを開催できるというものです。

女性の副業にもぴったりのこのサービス、なぜ始まったのでしょう?取材してみました。

コインランドリーでヨガ教室

2017年7月末にコインランドリーでヨガ教室を開いたのは、もとヨガインストラクターで、結婚後主婦業をしながらフリーのヨガ講師をしている夏海さんです。

夏海さんはエニタイムズでこんなふうに呼びかけ、チケットを販売しました。

「心も体も元気に!手ぶらでかんたんヨガレッスン 1000円(1時間)
夏が近づいてきたこの時期、疲れがたまっていませんか?
ヨガの深呼吸やポーズは、肩こりや腰痛、心身の疲労回復に効果的です。
コインランドリーマンマチャオ足立区中央店の空きスペースをお借りしてヨガのレッスンを行います。
ヨガマットも不要で、立ったままできるヨガを行います」

参加したい人は事前にチケット購入し、現地へ。内容は、きちんと指導もしてもらえる本格的なものでした。ご近所なので、自宅からヨガウェアで行っても大丈夫そうですね。

たまたまコインランドリーに行ったときにレッスンが開催されていて「参加したい」となったら、スマホがあれば、その場で登録、参加も可能です。

imageTitle (画像=エニタイムズ提供)

教室を開く「場所」が、意外とネックだった

このサービスがなぜ登場したのでしょう。エニタイムズ広報の松沢実穂さんは「得意なことを活かして人にスキルを提供したい、となったとき、みなさん、場所の確保が大変だったようです」と話します。

マンツーマンの語学レッスンなどであれば、カフェなどででも可能ですが、人数が読めない、キャンセルがあったときは?などを考えると、有料で場所をおさえてレッスンを開くことは、ハードルが高いものでした。

マンマチャオの利用にあたっても、なんでもOKというわけではなく、コインランドリーの営業や、お客さんに迷惑をかけてはいけないので「電源を使うものは不可」「においの出るものは不可」など内容には制約もあります。

でも広いスペースが無料で使えるのはチャンス。夏海さんをはじめ、スキルシェアをはじめているエニタイムズのユーザーは増えています。

imageTitle エニタイムズ社長の角田(つのだ)千佳さん(左)、広報の松沢実穂さん(右)(写真=筆者撮影)

「ちょっと得意」なスキルを提供しあう場に

一見、プロの講師のような方ばかりが利用するものなのでは?と思ってしまいそうですが、「『人よりちょっと得意』くらいのスキルを持つ人に気軽に利用してほしいと考えています」と松沢さん。

実際に、エニタイムズを覗いてみると、

「入園前にバッグやスモックの作り方を知りたい(2時間4000円)」
「お弁当のレシピを教えてほしい(1時間2000 円)」

などのチケットが発売されています。

化粧品会社に勤めていて、フリーランスのメイクアップアーティストとして独立する予定の女性による「メイクアップレッスン(1時間5000円)」もありました。

お金になると思っていなかった得意をアプリで気軽にチケット化して、ご近所さんに提供する、そして働く場所を自分自身で作っていく。実はこのサービスは、政府がすすめている「働き方改革」にもつながっていくものです。

副業は、お金以上の資産にもなる

エニタイムズは、生活に関するサービスを受けたい人と提供したい人をつなげるアプリです。やりとりした後、実際に会うところが特徴で「ちょっとお願いしたい」という、今はなくなりつつある「ご近所のつながり」をサポートするものです。料理などの家事、力仕事など、いろいろなスキルが提供されています。

今回のサービスは「コインランドリーを、もっと地域に」がテーマ。いまどきのコインランドリーはスペースが広く、明るいのが特徴です。大型のものを洗いたい場合など、家に洗濯機があっても利用する人も増えています。

ご近所さんが集う場所でもありますから、「せっかくの場所を、もっと活用できないだろうか」というアイデアから両社が話し合い、2017年4月より、サービスがはじまりました。

今(2017年8月末現在)実施されているのは、マンマチャオの直営コインランドリー6店舗(北山田店、瀬谷店、横浜町田店、神大寺店、足立区中央店、初台店)です。

自分の「ちょっと得意なこと」をきっかけにして踏み出せば、お金以上のリターンがついてくるかもしれません。「人生100年」時代、地域を含めた「つながり」はより大切な私たちの資産になっていくでしょうから。

imageTitle (画像=エニタイムズ提供)

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