(写真=筆者撮影)

株式投資がよくわかった!働く女性の「きんゆう女子。学院」卒業式リポート

「きんゆう女子。学院」入学体験リポート③最終回

DAILY ANDS編集部からの指令で、働く女性がお金についてスクール形式で学ぶ「きんゆう女子。学院」に入学した筆者。

「経済とは?」「金融とは?」からはじまり、「投資信託とは?」「投資でだまされないポイントとは?」を学び、気が付いたらあっという間に最終回。卒業式の日を迎えました。

今回は、2017年7月に東京証券取引所で行われた最終回の講義と、卒業式の様子をお届けします!

※記事の情報はいずれも講義が行われた2017年7月22日現在のものです
※この記事で紹介する上場企業名には、株式投資トレーニングツール「ANDS NOTE」へのリンクが貼られています。気になる企業はリンクをタップして「買い注文」し、株価の動きを体感してみましょう♪

東京証券取引所を貸し切り!

今回は、「JPXマネースクール」との併催となっており、会場内はとても賑やかです。

東京証券取引所を貸し切り(!)で、投資論やロボアド、資産形成などをテーマとしたさまざまな講義が実施されたり、株式投資の体験コーナーがあったり、証券会社などの企業ブース出展などのイベントが行われたり……。

そんな雰囲気もあってか、生徒さんもいつもより和やかムード。土曜日の開催にも関わらず、20人近い生徒さんが参加していました。4回の講義を共に過ごした「クラスメイト」として、すっかり仲良くなっています!

imageTitle (写真=筆者撮影)

今回のテーマは「株式投資」

第4回の講義は、青沼見和先生(日本取引所グループ広報・IR部)による「株式投資について」。

授業前、生徒さんに株についての話を聞いてみたところ、

「興味はある」
「いずれはやってみたい」

と考えている人は多いものの、

「銘柄の選び方が分からない……」
「関心はあるけれど知識がない!」

など、実際にトライしたことがある人はまだ少ないようでした。

昨年、DAILY ANDSの企画で全くの初心者から株にチャレンジした私も、株についてはまだ知らないことがいっぱい。最後の授業でしっかり勉強するぞ!と、気が引き締まりました。

株式とは何か?

投資の仕方の前に、そもそも「株式とは何か」について解説してくださいました。

青沼先生によると、株式会社の資金調達方法は下記の2種類。

  • 借入金、社債の発行(企業側は返済の必要がある。いわば借金のようなもの)
  • 株式の発行(企業側は返済の必要はない。対価として株主に配当金を支払うことがある)

ただし、株式の発行による資金調達は全ての会社で可能なわけではなく、「上場会社」のみ。

現在、全国にはおよそ株式会社が約180万社あるそうですが、このうち上場しているのはわずか0.2%、約3600社なのだそうです。

上場会社は全体の1%にも満たないと考えると、上場している会社って、かなり「少数派」なんだなぁ。

株式会社が上場するメリット・デメリット

青沼先生いわく、「株式の上場には、メリットとデメリットの両方がある」のだとか。

上場するメリットは、資金調達力や知名度が上がること。さらには社内の整備などがきちんと行われるため、結果として企業の組織力がアップすること。「上場企業に就職したい」という学生が多いのは、このような背景もあるのですね。

その反面、デメリットは、上場を維持するためにコストがかかることや、証券取引所が定めた一定の基準を保つ必要があること。さらには自社の株式を他の会社に買い占められるという「乗っ取り」の可能性もあります。また、例えば不正会計などの不祥事が明るみになってしまうと、株価が暴落するという可能性も……。

上場企業が上場企業であり続けるために、陰でさまざまな努力をしているのですね。

アノ有名企業、実は非上場だった!

「みなさんが知っているような有名企業でも、意外と上場していない所も多いんですよ」と、青沼先生。

例えば不動産関係では、

・上場:野村不動産ホールディングス三井不動産 など
・非上場:森ビル

旅行関係では

・上場:エイチ・アイ・エス近畿日本ツーリスト(KNT−CTホールディングス) など
・非上場:JTB

など。「有名で規模が大きい会社」が、必ずしも全て上場しているわけではないんですね。

これには生徒さんも、「へぇ~!」「そうなんだ…!」と、驚いていました。

確かに私も、株を買う時に「あの会社の株が欲しい!」と思って探したものの、上場していなくて買えなかった…という経験が何回かありました。

株価はなぜ動くのか?

講義の後半は、「株価はなぜ動くのか」について。

「上場会社の株価は、実際に業績が良くなったり悪くなったりした後ではなく、投資家が好業績や業績悪化を『予測した時点』で上がったり、下がったりします」(青沼先生)。

また、世の中の景気が良くなれば消費が増えるため、景気が良くなる=株価がアップする、という要因もあるそうです。

株を買う時は、その会社だけではなく世の中の動きを見て判断すべきなんだな、と再認識しました。

ただし、株の中にも

  • 景気敏感株…素材(化学・鉄鋼)、機械、繊維 など
  • ディフェンシブ株…食品、薬品、鉄道 など

と、業界によって景気の影響を受けやすい・受けにくい傾向があるそうです。

「例えば景気が悪くても食事は必ず取りますし、具合が悪くなれば薬を買ったりしますよね。景気が悪い時でもみんながお金を使う業種の株価は、世の中の動きに左右されにくいんです」(青沼先生)

私も、「製薬会社などの株は『優良株』と呼ばれるものが多いけど、どうしてなんだろう?」などと疑問に思っていたのですが、その謎が少し解けました。

角帽とマントを身に付け、いよいよ卒業式!

授業の後は、休憩を挟んでいよいよ卒業式。準備された角帽とマントを着用する生徒さん。

「着るの初めて!」「似合ってるよ!」と、和気あいあいです。

卒業式の会場は、マーケット・センターを見下ろせる中2階のオープンプラットフォーム。円形の電光掲示板も、特別に「きんゆう女子。学院」仕様になっています。

imageTitle (写真=筆者撮影)

「授業が楽しみだった」「仲間ができた」

卒業式では、優秀者である「MVS(Most Valuable Student)」の表彰式が行われました。

全生徒さんの中で、レポート提出率や内容などの評価から、10名が代表として選出。前に出て、一人ひとりコメントを発表しました。

「普段は来られない場所や会えない人たちに触れて、いろいろ話ができて楽しかった」
「授業でわからないことを、講師の先生にすぐ質問できる環境だったのが良かった」
「お金について、一緒に学ぶ『仲間』ができたことが嬉しい」
「授業の中で皆とセッションをしたり話し合う機会が多く、お金について幅広い考え方があることを知った」
「以前から気になっていた金融商品についてしっかりと学ぶことができた」
「毎回、講義の日を楽しみにしていた」

など、それぞれに講義の中で学んだこと、得たものは大きかったようです。

この中からさらに最優秀者が3人選出され、代表として賞状の授与と、きんゆう女子。学院の〝教頭先生〟でもある、あろーずくんのマスコットがプレゼントされました。

卒業式の最後は、全員で記念撮影。笑顔で、無事に卒業を迎えることができました!

終了後も、生徒さん同士や、運営者の鈴木さん、校長先生の青沼先生と一緒に写真を撮ったりと、最後まで、楽しい雰囲気の卒業式でした。

imageTitle 青沼さん(左)ときんゆう女子。主宰の鈴木万梨子さん(写真=きんゆう女子。提供)

「お金」に対するさまざまな価値観を知れた

今回、きんゆう女子。学院の授業を通じて私が得たことは、

  • 同年代の女性とお金について話し合うことで、いろいろな価値観を知ることができた
  • 投資信託や株式投資についてなど、プロの方から講義を受けることで、疑問点がクリアになった
  • 「お金に関する自分の考え方」を再確認することができた

です。

特に、「お金についてどう考えているか?」を語り合う機会は、普段の生活でも意外とないもの。同じ働く女性のお金や金融商品に対する価値観・考えを知れたことは、とても大きなものでした!(「きんゆう女子。学院」入学体験リポート全3回、おわり)

【「きんゆう女子。学院」入学体験リポートはこちら】
 

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