(写真=Mila Supinskaya Glashchenko/Shutterstock.com)

【調査】ゆるキャリが過半数 住宅購入した単身女性の年収は…

パートタイマーや派遣社員など幅広い層が家を買っています!

住宅ローンの貸し出しや取次などを行う「アルヒ」は、2016年に住宅ローン「フラット35」を利用した独身女性を対象に調査を行いました。

すると、対象者の半数以上が年収400万円未満で住宅を購入しており、当時の最も多い年収帯は300万円台である、ということがわかりました。

⼥性の住宅購⼊は、ごく一部のキャリアウーマンを対象とした話ではなく、働く⼥性にとって身近な選択肢となっているのです。

調査結果の詳細を見てみましょう。

調査概要はこちら

調査の概要はこちらです。

  • 調査期間:2016年1月1日〜2016年12月31日
  • 調査対象:2016年に融資を実行した女性495人
  • 調査データ:ARUHIのフラット35を利用した独身女性の成約データ
  • 調査地域:全国

独身女性は何歳のときに住宅を購入しているのか?

まず、調査対象の方々が住宅を購入した年齢がこちら。

Q, 住宅購入時の年齢は?

  • 20代…7.9%
  • 30代…32.6%
  • 40代…41.5%
  • 50代…13.4%
  • 60代…4.5%
  • 70代…0.2%

40代での購入がもっとも多く、ついで30代、50代、20代、という順になりました。30〜40代での購入が7割以上を占めています。

いくらの物件を購入しているのか?

続いて、購入した物件の平均額がこちら。

Q, 年収別の平均購入金額は?(かっこ内は借入金額)

  • 年収200万円台…1572万円(1248万円)
  • 300万円台…2350万円(1965万円)
  • 400万円台…2848万円(2475万円)
  • 500万円台…3340万円(2766万円)
  • 600万円台…3603万円(3009万円)
  • 700万円台…3644万円(2962万円)
  • 800万円台…4199万円(3495万円)
  • 900万円台…4841万円(3798万円)
  • 1000万円台以上…5776万円(4619万円)

皆さん、だいたい年収の5〜7倍ほどの物件を購入されているようです。

ちなみに全体の平均は2596万円、中央値は約2500万円。借り入れ金額の平均は2186万円、中央値は約2000万円。

アルヒによると、男性の平均は購入金額が約2750万円、借入金額は約2460万円。男性に比べると女性の方が控えめな金額の物件を購入・借り入れしているとも言えます。

住宅購入時の年収は300万円台が最多

調査のハイライト、住宅を購入したときの皆さんの年収はこちら!

Q, 住宅購入時の年収は?

  • 100万円台…6%
  • 200万円台…22%
  • 300万円台…24%
  • 400万円台…22%
  • 500万円台…10%
  • 600万円台…6%
  • 700万円台…4%
  • 800万円台…2%
  • 900万円台…1%
  • 1000万円以上…3%

300万円台が最も多く24%、続いて200万円台と400万円台がそれぞれ22%という結果に。年収400万円未満の人が過半数を占めていることになります。

ちなみに、皆さんの職業は下記のようになっています。

Q, 住宅購入時の職業は?

  • 会社員…68.83%
  • 自営業…9.72%
  • 派遣社員…6.48%
  • パート等…6.07%
  • 公務員…4.05%
  • 短期社員…1.82%
  • その他…3.03%

女性向けの住宅購入サービスも充実!

アルヒによると、住宅ローンを利用する独身女性は増えているそうで、女性債務者に占める割合も2014年の11%から16年は17%になっています。その背景には、独身女性の増加や、年金に対する不安感の高まり、低金利による資産運用への意識の高まり、などがあるといいます。

独身者の住宅購入に関しては先日、「独身で家を買うと結婚できなくなる」は迷信だったという調査結果も出たばかり。

もはや家を買うことに対するハードルは「オトコだから/オンナだから」といった部分にはないのではないでしょうか。

DAILY ANDSでは『女性が住まいに「投資」をするということ』という、住宅購入を投資目線で考えてみる記事も連載中です。自分の資産計画の選択肢に、不動産も考えてみてはいかがでしょう。

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