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仲人・主賓に1万円以上を。結婚式の「お車代」はいくらがいいのか

ご足労のお礼の気持ちも含まれます

結婚式・披露宴に招待客を招くとき、場合によっては交通費=「お車代」の準備が必要になります。遠方の結婚式・披露宴に参加したときにお車代を受け取った経験がある人もいるのではないでしょうか。

今回は、結婚式のお車代について見ていきましょう。

結婚式のお車代は誰に渡す?

結婚式・披露宴に招待するゲストは、近くに住んでいる人ばかりではありません。新幹線や飛行機などを使う必要があるゲストもいるでしょう。遠方の場合は宿泊を伴うこともあります。

お車代は主に、ご足労いただいたことに対するお礼の意味も込めて、両家の親から手渡しをするのが基本です。ただし、新郎新婦の親しい友人などの場合には、披露宴会場の受付で渡したり、後日手渡したりすることもあります。

ゲストに支払うお車代は、「交通費・宿泊費の一部または全額」というケースが一般的です。相場はあるものの、必ずしもかかった費用の全額を支払うわけではなく、ゲストとの関係性や、結婚式・披露宴会場までの距離などによっても変わってきます。

お車代には新札を用意し、表に「御車代」「御車料」などと両家の名字を並べて書いたご祝儀袋に入れて渡すのがマナーです。ご祝儀袋は結びきり・のし付きで、金額に見合ったものを用意しましょう。

結婚式のお車代を渡す相手3パターン

主賓・准主賓

披露宴を行う場合、一般的に、祝辞を読み上げて乾杯の音頭を取る主賓・准主賓となる方を招待します。新郎側・新婦側から1名ずつお願いし、それぞれにお車代を渡す必要があります。主賓・准主賓には、新郎新婦の職場の上司、学生時代の恩師、特にお世話になった親戚などにお願いするケースが多いようです。

仲人・媒酌人

仲人は、両家の間を取り持つ人のことで、婚約から結婚までを取り仕切る役割を持ちます。一方、媒酌人は結婚式・披露宴当日のまとめ役です。

しかし、式場やブライダル会社主導で行われることが多くなった現代の結婚式・披露宴では、式や宴のまとめ役としての役割は薄れ、媒酌人=「披露宴当日、列席者に結婚の報告をして祝杯を挙げる役目を持つ人」と解釈されていることが多いでしょう。

仲人を立てた場合は仲人が媒酌人も務めるのが慣例ですが、今では仲人を立てず、媒酌人だけお願いするパターンが一般的になっています。さらに最近では、仲人や媒酌人を立てて結婚式をするケース自体が減少傾向にあるといいます。

仲人や媒酌人をお願いしている場合は、基本的にお車代を用意します。このとき、「お礼」とは分けて、別の祝儀袋に包んでお渡ししましょう

遠方からのゲスト

新郎新婦の住まいが実家・地元から離れている場合は特に、遠方に住む親戚や友人など、飛行機や新幹線を使って参加してくれるゲストもいるでしょう。また、新郎新婦にゆかりのある土地で結婚式・披露宴を挙げるというケースもありますよね。

そのようなゲストに対しては、基本的に交通費を「お車代」として渡します。目安としては、
 ・往復交通費が5000円以上かかる
 ・往復交通費+宿泊代が2万円以上かかる

このような場合に、お車代を用意することが多いようです。

結婚, 式, 交通費, 車代, 仲人, 媒酌人 (写真=Lia_t/Shutterstock.com)

主賓・准主賓へのお車代はいくら?

リクルートの両親向け結婚準備情報サイト「親ごころゼクシィ」によれば、主賓・准主賓へのお車代は1万円以上が基本とされており、お車代は受付後、主賓・准主賓を依頼した側の親から本人へ渡します。

結婚式・披露宴会場までの往復のハイヤーなどを手配した場合、お車代は必要ないとされていますが、地方の慣習や、主賓の年代によっても考え方は異なります。両親や世話約の親族などがいれば、相談してみるのもいいでしょう。

主賓・准主賓は、新郎新婦に対する祝辞の読み上げや乾杯を行うなど、披露宴の中でも大きな役割を担う存在です。失礼のないよう、きちんとお車代を渡しましょう。

仲人・媒酌人へのお車代はいくら?

同じく「親ごころゼクシィ」によると、仲人・媒酌人へのお車代も主賓と同じく1万円以上が一般的とされています。披露宴が終了した後に、両家の親がそろって手渡します。

また、お車代とは別に「お礼」も渡しますが、これは婚約から結婚までサポートしていただいたことへの感謝の気持ちです。金額の目安はご祝儀の倍額相当とされており、大抵は高額になりますので、金額に見合った祝儀袋を用意しましょう。

遠方の人へはお車代いくら渡す?

新郎新婦の両親の兄弟・姉妹や、祖父・祖母など、親族に渡すお車代は、式当日に招待した側の親から渡します。金額の目安は、かかった交通費・宿泊費の半額~全額程度とされています。

新郎新婦の友人など、親族以外のゲストには、交通費か宿泊費のいずれかに相当する額を、受付で渡すケースが多いとされています。宿泊代と交通費の一部を、お車代として手渡すというケースもありますので、結婚式・披露宴会場までの距離やゲストとの関係性に応じて、事前に相談しておくとよいでしょう。

遠方からのゲストは、忙しい中、時間をかけて新郎新婦を祝福するために来てくれています。主賓・准主賓、仲人・媒酌人と比べると金額は柔軟に考えていいものの、ゲストの負担ができるだけ少なくなるように考えるとよいでしょう。

お車代は失敗のないようにしっかり準備を

結婚式・披露宴のお車代は、基本的には限られたゲストにお渡するものです。「渡し忘れてしまった」「相場よりも少ない金額を包んでしまった」などの失礼がないよう、お車代を準備する必要のあるゲストの確認と、それぞれ適切な金額、ご祝儀袋、手渡し方などの準備を怠らないようにしましょう。

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