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結婚したら共働き?専業主婦?それぞれのメリット・デメリットを知ろう

仕事を続けるか、どうしようか……

結婚しても、今の仕事を続けるか、それとも辞めて専業主婦になるか。女性にとって、人生に大きな影響を与える選択ですよね。仕事を続けるかどうかで、全く違った環境に身を置くことになるため、経済的な問題を除いても簡単には決められないことでしょう。

まずは、専業主婦と共働きのメリット・デメリットをよく知って、結婚後どのような選択をするのが自分には合っているのか考えてみましょう。

結婚したら専業主婦――メリットは?

専業主婦になることのメリットとデメリットは何でしょうか。まずはメリットからみていきましょう。

家事や育児に余裕を持てる

メリットは、妻が家にいることで、比較的余裕を持って家事や育児に取り組めるという点でしょう。子どもが小さいうちはできる限り一緒にいて、成長を見守りたいという女性も少なくありません。専業主婦であればそれが可能になりますし、何かあったときに仕事との両立に悩むことなく、家庭のことに専念できます。

夫の保険料負担が増えることなく、妻は老齢基礎年金をもらえる

共働き家庭のように、将来、妻の厚生年金を受け取ることはできませんが、専業主婦は、夫の保険料負担が増えることなく、老齢基礎年金をもらえるというメリットもあります。

結婚したら専業主婦――デメリットは?

専業主婦のデメリットは何でしょうか。

収入源が1つしかなく、リスクが高い

まずは、収入源が一つであるという点。夫が病気やリストラなどで働けなくなったとき、「それでは私が働こう」と思っても、正社員に復帰するハードルは予想以上に高いものです。

将来への備えが充分できない可能性がある

専業主婦のいる世帯は収入が1つしかありませんので、収入によっては共働き世帯に比べて今の生活費をまかなうことで精いっぱいで、老後や教育など将来への備えが充分にできないこともあります。

結婚, 共働き, 専業主婦, 家計管理 (写真=Stock-Asso/Shutterstock.com)

結婚後は共働き――メリットは?

現代の日本では、結婚しても女性は仕事を辞めず、夫婦共働きで生活している家庭が非常に多くなりました。内閣府発表の「男女共同参画白書 平成26年版」によると、1997年を境に共働き世帯が専業主婦世帯を上回り、それ以降増え続けています。

いまや一般的なスタイルといっていい夫婦共働き。どんなメリットがあるのか挙げてみましょう。

経済的な余裕ができる

共働きのメリットは、何といっても経済的な余裕ができること。例えば、希望のエリアに家を購入したくても、夫だけの収入だと金銭的に諦めざるを得ないこともありますが、収入の柱が2本あることで選択肢に入れられるようになります。また、お互いに収入があることで、それぞれが自由できるお金も確保でき、お小遣いの金額などでもめる心配は少なくなるかもしれません。

共感ポイントを持てる

お互いに仕事を持っていると、働く社会人として仕事の話がしやすく、やりがいや大変さなど共感ポイントが持てることもメリットでしょう。また、家庭とは別の世界があることで、夫婦でともに過ごす時間をより貴重に感じられるという面もあるのではないでしょうか。

老後の安心が増える

経済的なメリットとしては、現役時の収入が増えるだけでなく、老後収入にも影響があります。会社員である夫の扶養に妻が入った場合、第3号被保険者となり、保険料を払わなくても将来は老齢基礎年金を受け取ることができます。

けれども、年金額で見ると、妻が働き続けていれば、二階建て部分である厚生年金がもらえるため、当然年金額は多くなります。夫婦共働きのほうが、老後の安心は増すことでしょう。

結婚後は共働き――デメリットは?

金銭的なメリットが大きい共働き家庭ですが、一方で、主に時間がないことで生まれるデメリットもいくつか挙げられます。

家事の分担でもめやすい

共働き家庭のケンカ理由として多いのが、家事の分担について。妻自体も仕事で忙しく疲れているのに、夫が全く家事をやってくれない。またはその逆の状況が長く続くと、それが火種になることは多いようです。お互いに家事の分担を決める、相手の状況を思いやり、余裕のあるほうが積極的に家事を行うなどの心遣いが必要ですね。

お金を使い過ぎやすい

意外と多いのが、お金があるからこそ使い過ぎてしまうというデメリット。家具や家電、洋服、食材など、何でも普通より少しいい物を……と選んでいるうちに、浪費グセがついてしまう家庭は多いのです。

収入の柱が2本あるのに、貯蓄ができない夫婦は珍しくありません。また、出産などを機に妻が仕事を辞めたり働き方を変えたりして収入が減っても、それまでの生活レベルを変えられず、家計が破たんしてしまうといったことも、一部の家庭で見受けられます。

子育てとの両立が大変

夫婦がともに仕事を持ちながら子育てをするのは一苦労。特に子どもが小さいうちは、熱を出したり感染症にかかったり、突然の早退や、看病のために会社を休まないといけなくなることも頻繁に起こります。また、夫婦共働きであれば、子どもを保育園に預けるための費用も発生します。時短で働いた場合、保育料を差し引くとあまり手元に残らず、仕事との両立に矛盾を感じる人も多いようです。

共働き夫婦の口座管理方法

夫婦それぞれに収入があると、どのように家計を管理すべきか悩みますよね。最後に、共働き夫婦におすすめの口座管理方法をご紹介します。

共働きで家計を管理するには、夫が支出、妻が貯蓄を担当する。または、支出項目ごとに分担するなど、さまざまな方法があります。しかし、不平等感がなく、かつ、無駄使いをしないためには、夫婦それぞれが毎月決められた金額を、同じ生活費用口座に入れることをおすすめします。

また、別途、家族用の貯蓄口座も用意しましょう。財布を別にすると、お互い無駄使いをしていても気付きませんし、相手が貯蓄をしてくれているだろうと思い込みがち。それに、家族として節約や貯蓄をがんばろうという協力の気持ちも薄れてしまいます。それよりも、口座を一元化して、家計全体の支出を見えやすくしてみましょう

パートナーと価値観の共有を

共働き、専業主婦には、これまで挙げてきたようなメリット・デメリットがありますが、最終的には、自分やパートナーのライフスタイルに対する価値観が重要になります。

お互いの意見がすれ違ったままにならないよう、夫婦でどのように働くのがいいのか、ぜひ機会を作って共有してみましょう。

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