(写真=筆者撮影)

【連載】「確定拠出年金、始めました。」

#03 私にぴったりの金融機関はどこ?個人型確定拠出年金の口座を比較してみた

FPさんオススメの3つから選んだのは!?

こんにちは。ライターの大井あゆみです。

フリーランスで老後資金に不安をおぼえたのを機に、前回 前々回 と、FPの風呂内さんにお話を伺い「個人型確定拠出年金(☆)」を始めることを決意した私。

個人型確定拠出年金を始めるためには、まずは金融機関での口座開設が必要。金融機関は途中で変更することもできますが、乗り換えには手数料(4320円+各金融機関が設定する運営管理機関変更時手数料)がかかるだけに、最初は慎重に選びたいところ。

そこで、風呂内さんに前回教えていただいた「SBI証券」「三井住友銀行」「スルガ銀行」の資料を取り寄せてみました。

"☆個人型確定拠出年金(かくていきょしゅつねんきん)とは?
公的年金や企業年金にプラスするかたちで自分で積み立てる「年金」のこと。拠出したお金を、投資信託などで運用する。個人でも節税できることや、2017年1月から加入対象者が拡大したことから、いま、老後資金づくりの方法として注目を集めている。(参考:これなら分かる!「確定拠出年金」がお得と言われる理由)"

金融機関別の資料と内容は?

SBI証券

imageTitle (写真=筆者撮影)

資料請求はインターネットから。同封資料は少なめでした。資料を見ると難しい用語ばかりなので、金融オンチな私は読み進めるのが億劫になってしまいそうに……。おそらく、金融の知識があって投資経験もある人にとっては、シンプルで分かりやすい資料なのだろうと思います。

【運用商品ラインナップ】
元本確保型として定期預金、年金積立保険、元本変動型(投資信託)の国内・国際株式、国内・国際債券、国内・国際REIT☆、バランス(分散投資ファンドなど)、コモディティ☆、があり、合わせて65商品(2017年4月27日現在)。

資料には商品名や委託会社、各商品の簡単な選定理由と信託報酬率が書かれていました。聞いたことがないような金融用語もチラホラ出てきて、調べながら読んでいく必要がありました。

【手数料】<加入者(掛金拠出者)の場合>
・加入時手数料:2777円
 2777円=支払先は国民年金基金連合会

・毎月の手数料:167円
  103円=支払先は国民年金基金連合会
  64円=支払先は事務委託先金融機関

実は、かつては加入時手数料はプラス1080円、毎月の手数料はプラス324円(資産50万円未満の場合)だったのですが、2017年5月19日から無料になることが発表されました。ここは大きなポイントですね。

"☆REIT(不動産投資信託)とは?
読み方は「リート」。多くの投資家から集めた資金で、オフィスや商業施設、マンションなど複数の不動産に分散させて投資を行い、家賃収入や売買益を投資家に分配する商品のこと。(REITについて詳しく知りたい人は、こちらの記事もチェック!→はじめての不動産投資信託(REIT) どんな商品?)"

"☆コモディティとは?
コモディティ投資とは、商品先物市場で取引されている原油やガソリンなどのエネルギー、金やプラチナなどの貴金属、トウモロコシや大豆などの穀物といった「コモディティ(commodity=商品)」に投資することを。商品市況と金融資産の市況はあまり連動性がないとの見方からリスク分散効果があるとの考え方もあります。(引用元:SMBC日興証券『初めてでもわかりやすい用語集』)"

三井住友銀行

imageTitle (写真=筆者撮影)

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資料は銀行の窓口で入手。その場で、ある程度の説明を受けられました。

資料の数が多く、投資初心者でも理解しやすい内容でした。

【運用商品ラインナップ】
元本保証型として定期預金が2本、元本変動型がバランス、国内・国際株式、国内・国際債券、インデックス☆と外国REITの14本で、合わせて16商品。

商品名や委託会社、信託報酬率だけでなく、投資方針や投資対象、基準価格の変動要因などが分かりやすく丁寧に書かれていました。投資信託の知識がある程度あれば、理解できる内容です。

【手数料】<加入者(掛金拠出者)の場合>
・加入時手数料:2777円(支払先は国民年金基金連合会)
・毎月の手数料:422円
  103円=支払先は国民年金基金連合会
  64円=支払先は事務委託先金融機関
  255円=支払先は運営管理機関(三井住友銀行など)

何か分からないことがあったときに最寄りの窓口で直接相談できるのは、初心者にとって大きなメリットです。

ただ、手数料はSBI証券に比べるとちょっと高め。“いつでも気軽に相談に行ける安心料”だと考えるのもアリですが、60歳まで手数料を払い続けたときのトータル金額を計算すると、相当な額に。ちょっともったいない気もします。

"☆インデックス型とは?
投資信託の種類の一つで、東証株価指数や日経平均株価といった指数の動きに連動するように運用すること。反対は「アクティブ型」で、指数を上回ることを目標に運用する。一般的に、インデックス型の方が手数料が安いとされる。(参考:あなたの性格で選ぶ金融商品が分かります)"

スルガ銀行

imageTitle (写真=筆者撮影)

資料請求はインターネットから。同封資料は少なめで、シンプルにまとまっていました。

また、資料の中に金融用語の解説集がついていました。投資初心者にも親切な印象ですね。

imageTitle (写真=筆者撮影)

【運用商品ラインナップ】
元本保証型として定期預金が3本、元本変動型には、国内・外国・新興国株式型、国内・外国債券型、国内・外国REIT型、バランス型の30本が用意されており、合計で33商品。各商品の前日までのチャートも見ることができます。

【手数料】<加入者(掛金拠出者)の場合>
・加入時手数料:2777円(支払先は国民年金基金連合会)
・毎月の手数料:167円
  103円=支払先は国民年金基金連合会
  64円=支払先は事務委託先金融機関
 ※残高不足などで掛金を拠出できなかった場合、国民年金基金連合会の手数料は徴収されないが、運営管理機関手数料として270円かかる。

なんといっても手数料が安い! ただし、ネット上の口コミなどでは、信託報酬が高い商品が多く、大きな金融機関と比較するとラインナップがイマイチだという声も見られます。定期預金などをメインに、できるだけリスクをとらずに運用したい人にはぴったりかもしれませんね。

比較した結果、私が選んだのは……「SBI証券」!

結果、私が選んだのは「SBI証券」。一番の決め手は圧倒的に手数料が安いこと。やっぱり手数料無料になったことはとても大きいですね。

ただ、正直言って投資初心者にはやや難しい資料だったので……少しずつ勉強していきたいと思います。

さっそく申し込みを済ませて、いよいよ確定拠出年金をスタートします! 次回もお楽しみに。

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