(写真=Pressmaster/Shutterstock.com)

株主優待で銀座の街をエンジョイしよう!【投資女子への道#08】

個人投資家と企業はWin-Winの関係

OLの神崎美穂(37)と山口玲奈(33)は、株式投資のスクールに通っています。本日は課外授業ということで、銀座の街をガイドと歩いています。

株主優待は企業から株主への「御礼のプレゼント」

美穂「『シン・ゴジラ』と『君の名は。』、どっちにしよう?」

玲奈「悩みますか、普通? 迷わず『シン・ゴジラ』ですよ、先輩」

美穂「玲奈ちゃんの思考回路が分からない…」

ガイド「(笑う) 相変わらず仲良しですね、お二人は」

美穂「私もガイドさんと再会できるなんて嬉しいです!ガイドさん、スクールからの派遣だったんですね」

玲奈「ほんと、あの株式投資ツアーに参加したおかげで、私と先輩はすっかり株式投資の魅力にハマっちゃって」

ガイド「そう言って頂けると嬉しいです。今日の授業テーマは株主優待についてなので、みなさんを銀座にお連れしました」

美穂「もうすっかり楽しんでまーす。東宝の優待で映画、ファンケルタワーでお買い物、ランチはダイナックの『響』でヘルシーに。全部株主優待で楽しめるんですよね」

ガイド「そうなんです。株主優待は企業からの株主へのいわば『御礼のプレゼント』です。ただ配当金を受け取るよりも、株主優待でその企業の商品を貰ったり、サービスを受けたりすることで企業のオーナー気分を味わえます」

ポーラのお洒落なビルの前を通る三人。

玲奈「ポーラも対象商品の中から好きなのを選べるんですよね、贅沢な気分!」

ガイド「企業側としても自社の宣伝になりますし、中長期保有が多い個人投資家が増えれば株価の安定も期待できますから」

美穂「個人投資家と企業はWin-Winの関係って訳ですね!」

株主優待の権利確定日と優待利回りについて

投資女子,銀座,株主優待 出所:みんなの株式HPより

東京會館の銀座スカイラウンジで優雅にお茶をする三人。

玲奈「(紅茶をすすり) 株主優待最高!」

ガイド「(笑う) 優待を貰うには、権利確定日に株を保有していることが条件です。 株を買って、3営業日後が受渡日となりますので、権利確定日の3営業日前に買付けておく必要があります。権利確定日は銘柄によって異なりますので、事前にチェックをしておきましょう」

美穂「その他にチェックすることはありますか」

ガイド「優待利回りですね。例えばシーボンは人気の優待株ですが、100株購入したとして、現在の値段が2220円(11月2日終値)で購入金額が22万2000円、一年未満の株主でも株主優待が5000円相当分貰えますので、5000円÷22万2000円で優待利回りは2.25%になります。 配当利回りの1.8%とプラスすると、優待利回り+配当利回り=4%近くになります。長期保有ならさらに利回りUPです。銀行の預金が0.001%程度ですので、お得なのが分かりますね」

美穂「まさかの4%越え?!凄いです」

ガイド「利回りもですが、『この優待が欲しい!』だけで選ぶと、業績の良くない企業の株を掴んでしまい、株価がさらに下がって思わぬ損をすることもありますので、業績や成長性も同時にチェックすることが大切です」

玲奈「危なかったです。思わず優待だけで選ぶところでした!」

ガイド「シーボンは株主になると無料エステの招待もあります」

美穂「エステか…、もう私には関係のない世界だわ」

ガイド「次回の講義は、株王子の川本さんの講義ですよ」

美穂「・・・シーボンについて、もっと詳しく教えてください!!」

(続く)

*本記事で紹介する個別の銘柄・企業名については、あくまでも参考として申し述べたものであり、その銘柄又は企業の株式等の売買を推奨するものではありません。購入する場合は自己責任でお願い致します。

岡田 禎子
「投資は面白い」がモットーなFP
日本証券アナリスト協会検定会員(CMA)、ファイナンシャル・プランナー(CFP)。 証券会社、資産運用会社を経て、ファイナンシャル・プランナーとして独立。資産運用の観点から「投資は面白い」をモットーに、投資の素晴らしさ、楽しさを一人でも多くの方に伝えていけるよう、執筆とセミナーなどで活動中。

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