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「女のプロ」川崎貴子さん語る、女の人生とお金の深い関係【結婚と投資の必勝法②】

投資で成功&失敗したエピソードを教えてもらいました !

女性のための金融コミュニティ「きんゆう女子。」が2017年2月9日、東京都内で開いたスペシャル企画「結婚と婚活と投資の必勝法」のリポート第2弾です。

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挙式に必要な貯金はこれだけ!最新の結婚費用事情
「女のプロ」川崎貴子さん語る、女の人生とお金の深い関係
川崎貴子さん、東証が「きんゆう女子。」に指南

今回は、起業、結婚、出産、子育て、離婚、再婚、元夫との死別、乳がんの手術……さまざまなライフイベントを経験し、さまざまなライフイベントに悩む女性を支えてきた「女のプロ」こと川崎貴子さん(ジョヤンテ社長)が、「お金」について語りました。

  • 川崎さん自身、起業のキッカケが株だった!?
  • 離婚できたのも、再婚できたのも、お金があったから

といった内容をお届けします!

お金は血液のようなもの

川崎「女性は全般的に、お金に対してアグレッシブになれないというか、泥臭いイメージがあって敬遠しがちですよね。でも、(女性にとってお金は)非常に大事なものであって、この知識を習得しなくて何がキャリアだ、結婚だ、と。(笑)お金は、体中の血液のようなもので、そこを大切にしないで運動したり、ハードに展開させても無理が効かないわけですよ」

そう切り出し、川崎さんは「お金」が自らの人生をドライブするキッカケになった4つのエピソードを紹介してくれました。

起業のキッカケは株式投資だった!

川崎「私、25歳のときに起業したキッカケの一つが株だったんです。私は小さい頃から貯めていたお小遣いがあったのですが、それで株をやらないかと父に言われ、株式投資をスタートしました。

投資といっても、父の口座を借りて、父の言われた銘柄をそこで買っていただけなんですけど、25歳のとき、忘れた頃に口座を見てみたら50万円が300万円になっていたんです。『これは、誰かが私に会社をやれと言っているのでは』くらいに思いました。あのとき株が300万円になったのも大きなきっかけとして起業したわけですから、(株式投資には)自分の人生変えてもらったなと思っています」

このとき、四季報を使って投資先について調べた経験は、起業した後も、新しいビジネスを立ち上げるときや、アライアンスを締結するときなどに役立っているのだそうです。

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お金があったから、離婚を選ぶことができた

「お金」が自らの人生を左右した出来事として、2番目に川崎さんが挙げたのは離婚でした。

川崎「私は離婚歴がありまして、かなり早くに『この結婚はお互いにマイナスである』と(婚姻関係を)解消しました。離婚を勧めるわけではありませんが、離婚以外でも、『間違えたからやり直す』とすぐに軌道修正できたのは、やはり収入があったから。当時、1歳の娘がいたのですが、ある程度まとまった資産がなかったら、本当に新しい人生を前を向いて歩むことができたか……。自分の稼ぐ力だったり、仲間がいる、資産がある、そういうバックグラウンドがあったから、大きな一歩を踏み出せたと思います。

また、離婚してから4年後、元夫が突然死してしまいます。当時、元夫はまだ39歳。前日に電話で、娘の誕生日プレゼントの打ち合わせしていたのに、その夜に亡くなってしまいました。ただ、死は誰にでも訪れることで、正確な寿命は誰にも分りません。もしも私が離婚せず、結婚を機に仕事を辞めていて、自分に資産がなかったら、小さな娘を育てていけたかと思うと本当に恐ろしい。その部分、元夫は安心して天国に行ってくれたのではないかと思っています」

川崎さんによると、結婚を機に仕事をセーブしたところ、夫が病気やリストラなどで突然働けなくなり、再就職をしようと思ってもブランクのために苦労する女性も少なくないのだとか。

川崎「女性へのメッセージとしてキャリアを手放さない、ということを伝えるのは私にとって重要な使命だと思い、さまざまな媒体で伝えるようにしています」

再婚できたのも、お金があったから

起業のキッカケ、離婚という選択に加えて、川崎さんにとって「お金」が重要だったシーンは「再婚」だそうです。

川崎「私は離婚した後、再婚しました。初めて今の夫に会った時、『この人、本当にいい!私のタイプ!』と思ったんですね。

でも相手は8歳年下で職業はコンテンポラリーダンサー。何をやってるかもよく分からない。企業に勤めたことがない。敬語もなんか変、年収は100万円くらい(?)で、健康保険証も持っていない。一日ほとんどストレッチをしている。……となったときに、経済的に自立をしていれば、自分の選択肢の自由度というか、ツタヤのカードしか持っていなくても自分がいいなって思った男と結婚する自由がある。

自由度が上がると、幸せ度が増します。また、人生が新たに開けます。今は、夫がボディトレーナーをしながら家事と子育てを分担しています。もう結婚10年目になりますね」

低年収な男性と結婚できる自由、という単語はとても新鮮。

パートナーの年収が気になるのは、もしかしたら自分が自立していない証拠なのかもしれない。そして、相手に高い年収を求めるのは、自分のエゴからかもしれない……そんな考えが浮かびました。

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「おっぱいの形」も、お金で変わる

「最後にもう一つ」、と川崎さんが語ったのは乳がんにかかったエピソードでした。

川崎「昨年の9月に乳がんが発覚しました。私は一応、一家の大黒柱。次女は4歳、子育てにまだまだお金もかかるし、母親の責務も残っている。日々のランニングコストとしてお金がいるんですね。

がんになって一番怖いのは抗がん剤治療することで働けなくなることです。でも、そのときに保険に入っている、不動産を持っている、株を持っている、となると治療の選択肢を広げられます。

『おっぱいの形成』(乳房再建)もありますが、今は技術が発達しているので、色んなコースがあります。かけられるお金によって、おっぱいの形が変わりますよ(笑)」

キャリアチェンジも、離婚も、再婚も、病気も、全て誰にでも予期せず訪れる可能性のあるライフイベントです。そして、どんなときも、自分らしい決断をするために欠かせないのがお金であり、お金の知識なのだと、川崎さんは力説します。

川崎「お金の勉強を頑張れば、未来を変えられます。お金の重要性を見ないことにしないようにしましょう。

女性は男性に比べると8倍、不安を感じる生き物だそうですが、知識があれば不安じゃなくなりますよね。一つずつ勉強すればいいんです。意味もない不安なんて、持っているだけムダです。

私たちの一番の投資は『時間』。すでに私達は投資している、投資家なんです。そのほかにもリソースとしてお金とか、キャリアとか、いっぱい武器を持っていてほしい。不安になっていないで、縮こまっていないで、自分がいいと思うことに『バーン』と投資をして、手応えのある人生を送っていただきたいなと思います」

次回は参加者からのQ&Aをお届けします!

次回は、川崎さんと東京証券取引所の広報担当者の方が、来場者からの質問に答えます!(に続く)

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川崎貴子さん、東証が「きんゆう女子。」に指南

この日、講師を務めたのは…

川崎貴子さん (写真=DAILY ANDS編集部)

川崎 貴子(かわさき・たかこ)さん
1997年に人材コンサルティング会社ジョヤンテを設立。女性に特化した人材紹介業、教育事業、女性活用コンサルティング事業を展開。女性誌での執筆活動や講演多数。ninoya取締役を兼任し、2016年11月より、共働き推奨の婚活サイト「キャリ婚」を立ち上げる。婚活結社「魔女のサバト」主宰。11歳と4歳の娘を持つワーキングマザーでもある。著書に『結婚したい女子の為のハンティング・レッスン』など。

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