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【資産運用成功談】仕事運もUP!アラフォー女性が成功した資産運用とは

数ある商品から選ぶべきものとは…?

「投資は怖い」という先入観から、「貯蓄は全額預貯金です」という人が多いはず。この記事を読んでいる大半の人も同じ考えを持っているのではないでしょうか。

今回は、皆さんと同じように「投資=損をする」と思い込んでいたアラフォー女性が、あるきっかけから投資を始めて資産が増えたケースをご紹介します。

【相談開始当初の事例プロフィール】

  • 35歳
  • 独身
  • 年収450万円
  • 貯蓄200万円
  • 資産運用経験なし

資産運用のきっかけは会社の制度改革

大手企業に勤務する年収450万円のA子さんは、貯蓄はすべて銀行の定期預金にしています。親がバブルのころに投資で大きな痛手を負ったことから、資産運用はするべきでないと言われて育ったそうです。

そんな彼女ですから今後も一切投資をすることはないと思っていたところ、勤めている会社が退職金制度として「確定拠出年金」(☆)という制度を導入することに。会社の説明によると、元本が確保される預金などの商品と、元本が変動する投資信託から自分で商品を選択することで、老後資金の準備をしていくという話でした。

現在、貯金は普通預金に200万円。親と同居のため、それでもなんとかなると思っていたけれど、定年後に自分の力だけで生活することになることを考えると、かなり心細い金額です。老後を安心して過ごすためには、確定拠出年金に限らず資産運用を多少なりとも考えたほうがよいのでは、と思いを巡らせるようになったのです。

☆確定拠出年金とは?
公的年金や企業年金にプラスするかたちで自分で積み立てる「年金」のこと。拠出したお金を、投資信託などで運用する。個人でも節税ができることや、2017年1月から加入対象者が拡大したことから、いま、老後資金づくりの方法として注目を集めている。(参考:これなら分かる!「確定拠出年金」がお得と言われる理由

自分にあった商品を選ぶには自分を知ること!

A子さんの仕事は事務職ながら、繁忙期には毎日残業になる状態。忙しい日々の中、できるだけ手間をかけずに投資をしたいと考えました。

金融機関に相談に行くと、まず勧められたのが「個人年金保険」。個人年金保険は毎月保険料を一定期間支払う、もしくは一括で保険料を支払うことで、老後に一括または年金のようにして分割して受け取ることができる商品です。

A子さんが提案を受けたのは、一括で保険料を支払うパターンでした。確定拠出年金は税制面で非課税のメリットが大きい反面、将来の受取額が確定しませんが、個人年金保険は最初に将来の受取額が確定するし、年末調整することで節税になるということでした。

日本円での受取金額が確定する個人年金保険に興味を持ちましたが、マイナス金利の影響もあり金利が低く設定され、資産を増やすことは難しいとのこと。購入後は満期になるまで何もしなくていい点は魅力的ですが、せっかく投資をするなら少しは増やしたい。それであればと今回は購入を断念したそうです。

次に勧められたのは「投資信託」(☆)。購入や売却のタイミングは自分で考えますが、何にどれだけ投資するかは専門家が決める商品。いろいろな商品の話を聞けば聞くほど何を選べばいいのかわからなくなり、悩みが尽きないようでした。

そこで私は、投資に何を期待しているのか、A子さんに聞いてみることにしました。すると、「自分のお金で投資するのだから、しっかり調べて納得いく商品を購入したい。人任せにせず、自分で責任が取れるような投資をしてみたい」ということが本音だとわかったのです。

☆投資信託(ファンド)とは?
資産運用の専門家が株や債券などを取りまとめて運用してくれる金融商品。ひとたび資金を預ければ、その道のプロが経済動向や個別の企業についての情報収集をし、タイミングをはかって売買してくれる。(参考:5分でわかる! 積立投資信託のアウトライン

投資, 資産運用, 成功例 (写真=lOvE lOvE/Shutterstock.com)

好きな会社の銘柄で少額から株式にチャレンジ

自分の望む投資スタイルをふまえて、A子さんは自分で投資する銘柄を選ぶ「株式投資」を始めました。

一般的に投資をする場合、全く知らない会社の株より身近に感じる会社を選ぶほうが間違いは少ないと言われています。そこで、まずA子さんがよく買い物に出かける三越伊勢丹の株価を調べてみました。

相談日であった2016年11月4日の株価は、終値で1046円。三越伊勢丹の株を購入する単位は100株なので、手数料等を除けば約10万円あれば購入できる計算になります。A子さんはボーナスの一部、20万円以内で株を購入したいという意向があったのでぴったりです。

次に、購入や売却のタイミングを知るため、三越伊勢丹の直近5年間のチャートを見てみることにしました。チャートは、株の過去の価格の動きを分析して将来の値動きを予測するツールで、ある一定の値幅で長期的に上がったり下がったりを繰り返している株もあります。

三越伊勢丹の場合は、下は1000円辺りから、上は2000円を超える辺りまで動いています。ただ、今後の動きの予測なので、今後いくらが安値でどこが高値かを判断する場合はこの値段だけを信じるのは危険。会社の業績も考えながら、欲張らずに良い加減でタイミングを考えてみましょう。

3カ月後に約3万円の含み益が!仕事やプライベートにも好影響

A子さんから連絡があったのは、それから約3カ月後の2017年2月3日。

三越伊勢丹の株価終値は1318円になっていました。100株単位で計算すると約13万円。手数料や税金など考慮しなければ、3カ月で約3万円の利益になります。

ちなみに、三越伊勢丹の場合、3月の権利確定日まで株式を保有すると、株主優待を受けることができ、利用限度額の範囲内でお買物(消費税を除く金額)を10%割引する優待カードがもらえます。A子さんは100株保有しているので、利用限度額は15万円までですが、利用額までは何度でも使えるのでお得です。そのため、A子さんは「株価は上がったけれど、株主優待も魅力なのでもう少し売却せずに持っておく」そうです。

三越伊勢丹の株を購入したことを機に、株取引に興味を持ったA子さん。情報収集のため、積極的にいろんな会合に顔を出すようになり、知識も友人も大幅に増えたそうです。

会社の取引先の情報も会社四季報などで勉強しているのだとか。そして、来客時に、お茶を出すついでに取引先の方に話しかけたことがきっかけで営業部に部署替えとなり、お給料も大幅に増えたとのこと。以前お会いした時と比べて、イキイキとされていました。

ここに挙げたのはほんの一例ですが、自分の性格や生活スタイルを知ることで迷いがなくなることがあります。無理せず、できる範囲内で資産運用を楽しんでくださいね。

ANDS NOTEで三越伊勢丹の現在の株価をチェックしてみよう!

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