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ケリー・マクゴニガル氏「ストレスを活用すれば、仕事で成長できる」その方法は?

ストレスってこんなに素敵なものだったんだ、と教わりました

健康的に過ごすには、ストレス解消が大切!

こう思って、日々を過ごしている人も多いかもしれませんが、スタンフォード 大学講師で、『スタンフォードの自分を変える教室』など世界的ベストセラー作家で知られるケリー・マクゴニガルさんによると、ストレスをうまく受け止めて過ごした人の方が、そうではない人に比べると死亡率が低いという研究結果が出ているのだとか。

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「ストレスをなくすことはできません。解消するのではなく、受け止めることが大切。そのための2つのポイントを紹介します」(以下、カギカッコ内は全てマクゴニガルさん談)

2017年2月2日、「Sansan Innovation Project 2017」(Sansan主催)の中で行われたマクゴニガルさんの講演から、エッセンスを紹介します!

ストレスがかかると「強化」される

マクゴニガルさんにはお気に入りの図があるそうです。それが、この空手の板割りの図。

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手と板の両方にストレスがかかっていますが、手は板を打撃することで、骨密度が一時的に高くなり強化されているといいます。

「あなたは、自らを板だと思いますか?それとも手だと思いますか?後者だと思った方が、ストレスによってあなたの能力を解放し、力に変えることができます。一方、ストレスをマイナスにとらえている人は、『燃え尽き症候群』になりやすく、腰痛、頭痛などを引き起こしやすくなります」

ストレスを味方に付ける、1つ目の考え方

ストレスを味方に付けるために大切なのは、発想の転換。つまり、ストレスをどう受け止めるか?なのだそうです。

では、私たちはストレスをどう捉えたらいいのでしょうか。マクゴニガルさんがおすすめする考え方の1つ目は「挑戦」です。

「挑戦の反対は逃避です。もしも、あなたが目の前のことから逃避しそうになったら、少し立ち止まってみてください。これは『大事な信号かもしれない』と」

ストレスは、今、自分が注力すべきところを教えてくれていると思うこと。そして、実行する力を与えてくれている、と言い聞かせるだけで成果が出やすくなるのだそうです。

「ストレスは皆さんを助けるためにきていると言い聞かせることができれば、プレッシャーがかかっても、パフォーマンスを出せる人間になっていきます」

ストレスを味方に付ける、2つ目の考え方

「ストレスに対するもう一つの良い受け止め方は『希望』です」

マクゴニガルさんによると、ストレスがかかっているのは自分の能力では対処しきれない問題に直面したときのこと。そういうときは、人に助けを求めるチャンスだと思うこと、あるいは周囲の人の役に立つためのチャンスだと思うことが良いのだそうです。

「自分自身を乗り越えることが大切です。自分だけの能力ではできないということを認め、周囲に助けを求めたり、逆にあなたが周囲に支援の手を差し伸べるのです。そうすることで、周囲とのつながりができ、困難に直面したときも団結して乗り越えられる、強いチームを作ることにもつながります」

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ストレスを活用すると、燃え尽き症候群にならない!

マクゴニガルさんのこの日の講演のエッセンスをまとめると、次の3つとなりました。

ストレスのエネルギーを利用すると、困難に挑戦できるようになる。「挑戦」の気持ちでいる人は燃え尽きにくくなる

ストレスは人とつながるキッカケになる。人のアドバイスを求めるきっかけになるし、信頼感で結ばれたチームを作ることにもつながる。あなたを助けたいと思っている人はたくさんいるし、自分もそういう存在になってみてほしい。

ストレスは変化、学習、成長のチャンスです。その考え方は同じチームの人にも伝播し、チーム全体がストレスによりよく対応できるようになります。

「ストレスをプラスに受け止められると、心や身体が健康になるだけではなく、問題に対応する力も強くなります。ポイントは自分に言い聞かせるだけ。小さいけれど、とてもパワフルなことなので、ぜひ見直してほしい」

DAILY ANDS読者層の働く女性たちは、仕事にプライベートにと何かとストレスがかかることも多いかもしれません。

ストレスをプラスの力に変えて、豊かな毎日を送っていきたいですね!

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