(写真=DAILY ANDS編集部)

浪費家ライターが貯金に成功!無理せずライフスタイルを変えられたワケ

プロに聞く!貯金ゼロから始める資産運用③

「お金、全然貯まらない!」と焦り、26歳の筆者がDAILY ANDSの企画でファイナンシャル・プランナー(FP)の岩城みずほさんに家計の見直しをお願いしてから1カ月が経ちました。

岩城さんから教わった「1日たった5分でできる家計簿術」を実践したところ、なんとひと月を予算マイナス1万円で生活することに成功

本当に予算内で生活できるようになるなんて……自分が一番驚いています。なぜ、使うお金が減ったんだろう?自問自答しつつ、さらなるアドバイス(貯めたお金をもっと増やせるような……)を求め、再び岩城さんの元を訪ねました。

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1カ月の家計簿を公開します!

岩城「たった1か月で予算内の生活ができるようになるのはすごいことですよ!」

開口一番、岩城さんにお褒めの言葉をいただきました。そうなんです、筆者も驚いています……!

参考までに、実際に筆者がつけ続けた家計簿がこちら。

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筆者の場合、月々31.17万円以内で生活できれば、理想の老後を送るための目標の貯金額を達成できるということが、前々回で分かっています。家計簿を見てみると、1カ月間で使ったお金は30.29万円で、8800円の余剰があります。

なぜ予算内で生活できたの?

なぜ、予算内で生活できたのか。自分なりに考えてみると、

・家計簿をつけることでムダ遣いがガクッと減った
・予算と実際の出費額を照らし合わせることで、自分の出費が多いのか少ないのかが、短いスパンでわかるようになった。その結果、ライフスタイルを変えようという気になった

の2点が大きいように思います。つまり、必要貯蓄額や月々の予算を計算したことで「お金を使うこと」に対する意識がガラッと変わったのです。岩城さんも、「家計簿をつける上で一番大切なのは、そういった意識の変化が起こることです。今回は、必要貯蓄額の計算や家計簿の記録で近藤さん自身の意識が変わったことが一番の収穫だと思いますよ」と話していました。

imageTitle (写真=DAILY ANDS編集部)

ムダ遣いが減った理由

では、筆者の意識はどのように変わっていったのでしょうか。この1カ月を振り返ってみます。

まず、ムダ遣いが減ったのは、出費をするときに「このお金はどういう支出か」を考えるクセが付いたからだと思います。

前回、岩城さんが提案してくれた「1日たった5分でできる家計簿術」では、支出を「生活に必要な支出」「自己投資のための支出」「心を豊かにするための支出」の3つに分けます。

すると、

・出かけるのが面倒で頼んでしまうデリバリー
・ただ口さみしいからと買い込んでしまうお菓子
・セールだからという理由だけで買ってしまう服や靴
・時間を潰すためだけに入るカフェ代

こんな出費のときは、どの項目にも入らない、つまりムダ遣いだ、という思いが芽生え、気付いたらお金を浪費しているという事態がなくなりました。

しかも、「これはムダ遣いだ」と自分で判断しているので、窮屈な感じもありません。むしろ、これまで何気なくお金を使ってきたことが怖くなったくらいです……!

予算内の生活を目指して自炊に切り替えた

さらに、筆者のライフスタイルが一番変わったのは、12月末に出費の合計金額を確認したときでした。

10日間で約17万円の出費があり、家賃を払ったせいもありますが、たった10日でこんなに多額の出費をしていたのかと、とても驚きました。と同時に、このままでは予算内の生活なんて無理だと気付き、自分の生活を見つめ直すことにしたのです。

具体的には、コンビニ通いを止めて、自炊生活に切り替えました。取材に出たときや仕事関係の方との食事などの外食は仕方ないとして、家で食べるものは必ず自分で作るというルールを作りました。

すると、これまで食費にかかっていた支出は大幅に減り、支出が0円という日まで出てきました。12月末の10日間で使った食費が約2万円だったのに対し、1月に入ってから20日間で使った食費も約2万円。一気に半分の支出になり、コンビニ弁当やデリバリーに頼っていたことがもったいなかったと思うようになりました。

予算内で生活できた!今後はどうする?

こうして目標は達成しましたが、家計簿はこのまま続行することにしました。岩城さんも、「予算内の生活を達成しても、自分がどれくらいのお金を使っているか、体感的にわかるようになるまでは家計簿をつけ続けた方がいい」と言います。

岩城「予算内で生活できればそれでOKですが、さらに支出を減らすために振り返りは重要です。項目ごとの合計金額を見比べて、まだ減らせそうな出費はなにか考えるといいでしょう。予算にまだ余裕があれば、支出を増やすという選択をするのもアリです」

筆者の場合は「心を豊かにするための支出」の割合が少し多いような気がしました。一方「自己投資のための支出」はもう少し増やしてもいいかもしれません。

岩城「大切なのは確実に貯蓄を増やすこと。そのためには予算内で生活することが必要不可欠ですが、無理に我慢したり極端な節約をしたりすると、途中で嫌になってしまうかもしれませんよね。今回のように、自分の現実を直視したことで意識がガラッと変わり、自発的に生活を変えられるようになるのが一番です」

岩城さんと1カ月を振り返ったことで、ほんの少しですが「お金」に対する自信が付いた気がしました!次回はいよいよ、初心者がはじめに取り組むべき資産運用の方法をアドバイスしてもらいます。(プロに聞く!貯金ゼロから始める資産運用④に続く)

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