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男子禁制!働く女性のための「きんゆう女子。学院」入学式に行ってきました

「私立きんゆう女子。学院」潜入リポート①

ここは東京・茅場町のカフェ。ぽかぽか陽気のよく晴れた2016年12月のある日曜日、おしゃれに着飾った女性たちが、真剣な眼差しでスクリーンに向かってうなずいたり、メモを取ったり、時々笑顔でおしゃべりしたりしています。

視線の先にあるのは、「金融」「証券会社」という文字。実はここ、働く女性が資産運用について学ぶ「私立きんゆう女子。学院」の入学式なんです。

一体、どういうことが学べるんだろう?気になって、DAILY ANDS編集部が潜入してきました。

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「金融」って本当は、かっこいい言葉だった!

「僕らが幸せに生きるためには、どんなことが必要でしょうか」

私立きんゆう女子。学院の校長を務めるのは、セゾン投信の中野晴啓社長です。「金融ってそもそも何なのか」。入学式は、こんな講義からスタートしました。

「今の日本という社会は、すごく素敵で、未来が明るくて、乗っかっているだけでワクワクするようなものでしょうか?僕はあまりそうは思えない。めちゃめちゃ悪い社会ではないけれど、本当に良くなっていくんだろうか。まず、国が良くなる、社会が良くなるって、一体誰がどうすればいいかを考えてみてください」

わかるような、わからないような……。

「国が悪いとか、政治が悪いとか、いろんなこと口にする人がいるかもしれませんが、実は僕らにも責任があると思います。社会って誰が担っていますか?実は僕ら住んでいる人たち全員で担っているのが社会。世の中って自分たち以外に良くしてくれる人はいない。『きんゆう女子。』の皆さんにはぜひ、社会や経済ってテレビの向こうの話じゃなくて自分自身の生活なんだって考えてほしいんです」

こう説明した上で、中野校長はホワイトボードに「金融」という文字を書きました。

「金融ってお金を融通する、という意味です。あるところにお金がほしいと思っている人がいて、また別のところにお金が余っている人たちがいる。その間を繋いで融通するのが『金融』であり、銀行や証券会社の役割なんですね」

金融って「お金が融ける」(?)なんてイメージがあったのですが、全くそうではないのですね……。

「世の中がもっと笑顔が増える、幸せが増える、みんなが豊かになる。そういうことのために一生懸命ビジネスをやっている人たちのために資金を融通する。こう言うお金のことをとってもかっこいい言い方で『産業資本』とも言います。そして、世の中が豊かになって、幸せが増えるためのお金をもともと出しているのは皆さんです。『きんゆう女子。』をプライドを持って胸を張って言うっていうことは、世の中の産業資本の担い手の一部なんですってみんなに話をするってことだから、素晴らしいことなんですよ」

中野校長はこう話した上で、銀行と証券会社の違い、個別株投資と投資信託の違いについて説明し、初回の講義を締めくくりました。「お金をふやしたいから資産運用したい!」とばかり思ってしまいがちですが、世の中に幸せをいっぱい増やすため、というのを忘れてはいけないんだな、とあらためて思いました。

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みんなと一緒に、一歩を踏み出そう!

「私立きんゆう女子。学院」は、働く女性が金融について学ぶコミュニティ「きんゆう女子。」の主宰を務める、鈴木万梨子さんの発案で設立されました。

「きんゆう女子。」は定期的に集まって、金融の専門家からお金について学んでいますが、そもそも金融とは何か?をもっと詳しく知りたい!と、学院の設立を企画したそうです。

鈴木さんが学院の「理事長」を務め、「校長先生」に中野さん、「教頭先生」に後藤順一郎さん(アライアンス・バーンスタイン)、講師の先生に今見奈緒子さん(アライアンス・バーンスタイン)、真田紀子さん(インフキュリオン・グループ、一般社団法人FinTech協会)、「保健の先生」に水野綾香さん(ブロードマインド)を迎えています。

「投資を正しくするためには、自分で自分に合ったサービスを選ぶ意識と知識が必要。私立きんゆう女子。学院を通じて、同じ思いを持った人同士が感性を共有し、さらに一歩踏み出す勇気になればと思っています」

鈴木さんは、学院に込めた思いを、こんなふうに話していました。

imageTitle 講師の皆さんと鈴木さん。後列左から時計回りに水野さん、中野校長、後藤教頭、今見さん、鈴木さん(写真=DAILY ANDS編集部)

入学テストでは、「女子」の本音も!

「入学テスト」として、参加者に取ったアンケートの結果も紹介されました。ここでは、一部を紹介します。

・夢や目標があって実現に向けて行動している…55%
・日経平均株価の意味がわかる…55%
・東証や日銀の見学に行きたい…90%
・金融機関の対面窓口とネットを使いこなせている…「NO」が67%
・経済紙に目を通している…55%
・お金に関するアプリ使っている…22%
・金融の歴史が知りたい…67%
・金融セミナーに行ったことがある…67%
・自分年金という言葉を知っている…44%
・人生でかかるお金の合計額知っている…34%
・年収やお金じゃない基準で男性を選びたい…100%(!!)
・投資をするための余裕資金がある…78%
・投資をするためにお金を稼ぎたい…100%
・起業したりフリーで活動たりしたい…56%
・株や投資信託をやったことがある…56%
・仮想通貨や外貨を投資と思ってやったことがある…11%

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金融を学ぶキッカケは、バックパッカー!?

参加者の自己紹介タイムでは、私立きんゆう女子。学院に参加したキッカケとしてさまざまな声がありました。

「ゆるいところがいいと思った」
「きっかけは上司が仮想通貨って言ったことでした」
「ワクワクする、答えのないことやるのが得意。恋愛はもういいかなと思って、もっと『わからない世界』の勉強がしたいというのがキッカケでした(笑)」
「もともと勉強が好きで、Webで金融について読んでいても分からなかったので、もっと実践的に楽しく勉強したくて」

中には、「バックパッカーをやったのがきっかけ。このまま働いていても、自由に生きられないんじゃないか、と思って、まずはお金のことを知らなきゃいけないと思いました」という人も。

見たところ、参加者は20〜30代が多そうですが、皆さん本当に投資のこと、興味があるのだなぁと感じました。

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入学式ではこの後、後藤教頭の講義や、その他の講師の方々を交えたセッション形式の講義などもあり、盛りだくさんな内容でした。

私立きんゆう女子。学院のカリキュラムは全4回で、3月まで続きます。DAILY ANDS編集部はこの先も、内容をリポートして、「金融一年生」を立派に卒業したいと思います!(「私立きんゆう女子。学院」潜入リポート②に続く)

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