(写真=Thinkstock/Getty Images)

これは食べたい!超高級「おせち」5選

最高級輪島塗りのお重入りおせちから、あの吉兆、なだ万のおせちまで

色とりどりに重箱に詰められたおせち。現在でも、元旦を家族で迎える日本人の大半は、おせちが一年の最初にいただくお料理なのではないでしょうか。お正月の食卓にあるだけで安心できる気分になると感じる方も多いのでは?

このおせち、ひらがなの印象も響きもかわいらしいのに、御節と漢字で書くとずいぶんイメージが違います。さらに、御節供(おせちく)になると、全く違ったもののような雰囲気が漂うのも興味深いですね。

それではデパートやホテルの贅(ぜい)を尽くした高級おせちをご紹介しましょう。

1.三越 日本料理店「青柳」の和風おせち三段「古今」 54万円(税込み)

まずは徳島から、鳴門の鯛を使ったお料理で有名な料亭「青柳」の粋を集めたおせち「古今」です。徳島に本店があるほか、伊勢丹新宿店7階に入っている「茶屋 青柳」では、青柳の懐石やスイーツがいただけます。そして、毎年早々に完売してしまうのがおせちです。

鯛の名店らしく、塩焼き・生鮨(きずし)・昆布じめの鯛尽くしに加えて、自家製カラスミと黒豆蜜煮もたっぷりいただける別添えで付いています。黒豆は瓶詰で、甘い煮汁を存分に味わえるのも魅力ですね。実際に見てみたい豪華なおせちの一番手です。

2.高島屋 特製輪島塗り重箱入り「金城棲」のおせち「和 三段重」 49万6800円(税込み)

加賀料理の伝統を代々受け継いできた老舗料亭「金城棲」のおせちを、輪島屋善仁が作る輪島塗の重箱に詰めました。中も外も高級すぎるおせち、食べるのがもったいなくなってしまいそうです。

美しく強じんかつ格調高い特注重箱は、生地の成形から完成まで、職人13名の手がかかっている逸品。2種類から好きなほうを選ぶことができます。最高級品のお味を堪能できるとともに、今後、折々の行事にぜひ使いたい重箱を手に入れるというのも、生涯に一度のお楽しみとしていいのではないでしょうか。

3.大丸松坂屋、近鉄百貨店 「高麗橋吉兆」 和風三段(6人用) 24万8400円(税込み)

誰もが知る名店、吉兆のおせちは古来、茶人が好んだ「やんぽ」という丸い器に詰められます。丸形の三段重は雰囲気もやさしく、場を和やかにしてくれそう。お料理に対して妥協を許さなかった吉兆創業者・湯木貞一(ゆき・ていいち)氏の姿勢が受け継がれた豪華な日本料理を堪能できます。

ただし、販売されるおせちには、やんぽやお飾りは含まれません。ぜひ、丸い器を用意して、おせちを彩りよく詰めてみましょう。

超高級,おせち (写真=Thinkstock/GettyImages)

4.伊勢丹、東急百貨店、東武百貨店、京王百貨店、丸広百貨店 なだ万本店 山茶花荘のおせち(4~5人前) 21万6000円(税込み)

なだ万といえば、森鴎外の「小倉日記」、夏目漱石の「行人」にも登場する老舗中の老舗。1830年に大阪で創業してから、数えきれないほど多くの政治家や財界人、文豪に愛されてきました。日本代表する料亭のお味を堪能できます。

現在は「なだ万本店 山茶花荘」として、ホテルニューオータニ庭園内で老舗の味を披露しています。なだ万のおせちは、有田焼の三段重に彩りよく美しく詰められています。お届け地域は限られていますが、文豪作品にも登場するお味、一度味わってみたいものですね。

5.東急百貨店、高島屋 岡崎 つる家「和」三段重(7~8人前) 16万2000円(税込み)

京都の「岡崎 つる家」、創業は1908(明治41)年、大阪の北浜でした。昭和天皇即位の礼では、つる家が京都で貴族院議員、衆議院議員をもてなし、京都店の開店となりました。

歴史ある岡崎つる家の三段重おせちの盛り付けは、どの方向から見ても正面になるように初代が考案したもので、最高の“おもてなし”の心を表しているとか。多くの国賓を満足させてきた美しく絶品のおせち。まずはいろいろな角度から眺め、目でも舌でも味わってみたいですね。

贅を尽くした最高級のおせち5選をご紹介しました。地域限定であったり、工芸品並みの特注お重に丁寧に詰められていたりと趣向はさまざまです。新年、人生の大きな節目や大切な相手と過ごすひとときを思いながら、豪華なおせちを囲むのもまた趣があるのではないでしょうか。

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