(写真=Poprotskiy Alexey/Shutterstock.com)

旅行好きなら一石二鳥!優待で旅できる企業5選

株主優待でパラオ、ニューヨーク、ミラノへ行ける!?

ホリデーシーズンが近づくと旅行の計画を立てる楽しみが増えます。けれど、航空券や宿泊など、出費がかさむのも気になりますよね。

そこで注目したいのが「株主優待」。株主優待とは、株主でいると自社商品や金券などがもらえる制度です。その中でも、旅行券や高級ホテルに安く泊まれるような特典が受けられる“旅優待”銘柄をピックアップして紹介します。

ANAホールディングス <9202>

決算日:3月末日、9月末日

まずは航空会社のANAをご紹介。ANAでは、1000株以上の保有で半年に一度、「航空券が50%引きになる優待券」をもらうことができます。帰省や旅行で飛行機をよく利用する人に人気の株ですが、積極的に資産運用はしていなくても、この会社の株だけは持っているという人も多いようです。

また、航空割引券以外にも、パッケージツアーや系列ホテル、レストランなどで使えるクーポン券の冊子もあり、国内旅行では重宝します。

航空会社では、日本航空 <9201> やスターフライヤー <9206> といった銘柄でも、航空券などの割引券がもらえます。ためているマイルやよく利用する路線があれば、自分の使い勝手のいい銘柄の優待をもらうのが一番でしょう。

ただ、航空会社にこだわりがないなら、ANAに注目です。

まず、優待取得に必要な費用が

  • 318.9円×最低単位1000株+取引手数料=32万円弱(2016年12月15日終値)

と一番安く、上に挙げた2銘柄と違って、配当も2017年3月期で1株あたり6円(予定)を受け取ることができるのです。

東急不動産ホールディングス <3289>

決算日:3月末日、9月末日

次にご紹介するのは、鉄道系の不動産会社です。100株以上の保有で、箱根や有馬などの温泉地、日本の高原地やパラオにあるリゾートホテル、都内のビジネスホテル「東急ステイ」などを利用できます。ゴルフ場やスキー場のといったスポーツリゾートの優待券もあるので、年末年始ならスキー場のリフト優待券なんかも有効活用できそうですね。

その他、1000株以上の保有で「東急ハンズ」の店舗およびネットショップでのお買い物が、いつでも5%引きになる優待カードがもらえます。旅行の準備もはかどりそうですね。

3年以上と長期保有になると、カタログギフトももらえます。こちらは500株以上の保有で2000円相当、1000株以上保有で5000円相当、5000株以上ならば1万円相当と特典が盛りだくさん! さすが、東急ハンズならではの便利な商品がそろっています。

エイチ・アイ・エス <9603>

決算日:4月末日、10月末日

旅行代理店のHISも優待が魅力的な企業ですね。100株以上の保有で、航空券を含めた旅行商品に使える優待券とハウステンボス、ラグーナテンボスで使える入場割引券がもらえます。

HISといえば、2015年7月にハウステンボス内でオープンした「変なホテル」が気になるところ。次世代型スマートホテルを目指したというだけあって、受付から部屋まで、なんとロボットが案内してくれます。実際にロボットが接客してくれるホテルは、世界でもまだここだけでしょう。

現在はハウステンボス内のみの営業ですが、2017年3月には、千葉の舞浜に第2号がオープンする予定。一度利用すれば、しばらく話のネタになりそうです。

株主優待, 旅行, ホリデー, 権利確定日 (写真=tsuneomp/Shutterstock.com)写真はイメージです

オリックス <8591>

決算日:2月末日、8月末日

オリックスも優待の人気が高い銘柄です。知名度はバツグンですが、実際何をしている企業かというと、メインは総合リース事業。グループには不動産や証券会社などがあり、ローン事業も手掛けています。そして、プロ野球チームの親会社であることは誰もがご存じですね。

オリックスでは、100株以上の保有で株主カードがもらえます。これは提示するだけで、北海道から沖縄まで、さまざまなホテルや温泉を割引価格で利用できるようになるもの。また、車での旅行がお好きな方なら、全国のオリックスレンタカーを30~50%オフで利用できるサービスもありがたいですね。その他、新江ノ島水族館や京都水族館などの入場料金が10%引きになる特典などもあります。

また、1年に1度もらえる5000円相当のカタログギフトも逸品ぞろいと大人気。各地からえりすぐった名産品がもらえるのがうれしくて、筆者は家族と一緒に楽しんでいます。

タキヒヨー <9982>

決算日:2月末日、8月末日

名古屋を地盤に江戸中期から続く繊維商社で、しまむらなどに商品を卸しているタキヒヨー。2月の権利確定日に1000株以上の株を持っていれば、50万円相当の旅行券が10名に当たるという面白い抽選優待制度を実施しています。この旅行の目的は、タキヒヨーの海外拠点があるニューヨークやミラノ、香港などを視察することだとか。夢がありますね!

その他、2月末、8月末に株主でいると贈られてくる「社長こだわりのオリジナルギフト」もうれしいもの。2016年の2月は刃物で名高い岐阜・関の携帯用つめきり、8月は日本最大の織物産地である「尾州(びしゅう)」のカシミアマフラーでした。どちらもクールでおしゃれ。2017年度のオリジナルギフトも楽しみです。

株主優待をもらうときに気を付けたいポイント3つ

①「権利確定日」に規定の株数を保有していること

株主の権利は、決算日を含めて4営業日前の日の「権利確定日」に、規定の株数を保有していないと取得できません。決算日当日に慌てて株を買っても株主優待を受け取ることはできませんので、注意しましょう。

②優待ゲットには「現物取引」で

そして、信用取引を利用している方は、信用取引で株を買っても株主になれるわけではないことにも注意が必要です。優待が目的であるなら、必ず現物取引を利用しましょう。

③必ず買い付け前に優待内容をチェックする

また、優待の内容は随時変更されることもあります。実際に、特定の優待を狙って買い付けを検討するならば、必ず最新の実施内容を確認してくださいね。

これらのポイントをしっかり押さえ、魅惑の“旅優待”ですてきな旅行を楽しんじゃいましょう!

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